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沖縄基地問題の原点は、日本政府の「琉球処分(明治12年)」2015年12月08日

[カテゴリ: 社会問題>沖縄]

<当記事の要点>

・沖縄問題の根本的な原因は、明治12年の「琉球処分」である。
・沖縄は、元々「琉球王国」という独立国だった。
・「日本政府という名前のストーカー男」と「琉球王国という名前の女性」と、例えて考えると、問題の本質が見えてくる。
・沖縄問題は、「日本政府という名前のストーカー男」の「家庭内暴力」と言える。
・日本政府に、沖縄の民意を聞き入れるつもりはない。
・日本が戦争に負け、沖縄が米国に占領されたのが、問題の原点ではない。
・すべての原点が、「琉球処分」だと直視する必要がある。
・「琉球処分」の表現自体が、「意図的な作為」である。


<記事本文>

米軍の普天間基地問題に限らず、沖縄問題の根本的な原因は、日本政府が、明治12年に「琉球処分」と称して、元々独立国だった「琉球王国」を強引に解体し、「日本国沖縄県」として、強引に日本に併合したことです。

ここから、すべての問題が生じています。

例え話として表現するならば、

「日本政府という名前のストーカー男」が、「琉球王国という名前の女性」を強引に誘拐し、「日本国沖縄県という名前の家」に監禁し、強引に夫婦関係を作り上げ、夫婦の名の下に、明治12年から平成27年まで136年間にわたって毎日、「家庭内暴力」を振るい続けていることに相当します。

したがって、本来ならば、琉球王国という名前の女性は、監禁されている日本国沖縄県という名前の家から脱出し、「元の自分の家」に逃げ帰り、さらには、警察に駆け込み「日本政府という名前のストーカー男をすぐ逮捕してほしい」と求めるのが当然です。

にもかかわらず、逃げ出そうとせず、監禁されたまま、「暴力を振るわないでくれ」といくら言っても、日本政府という名前のストーカー男が聞き入れるはずがありません。
ますます暴力を振るうのは目に見えています。
なぜならば、暴力を振るうのが目的で、好きでもない琉球王国という名前の女性を、わざわざ誘拐、監禁しているからです。

琉球王国という名前の女性を好きになったから、思わず我を忘れて、誘拐監禁してしまったのではありません。
計算ずくで、計画的に、冷酷に、「家庭内暴力」を振るっているのです。

例え話ではなく、現実の話に戻すと、

沖縄の人々が、いくら基地反対運動を行おうとも、いくら選挙で民意を示そうとも、日本政府にとって、痛くもかゆくもありません。

民意を聞き入れるつもりはなく、これからも踏みにじり続けるのは目に見えています。

もし、沖縄の民意を聞き入れるつもりがあるならば、明治12年に、「琉球王国国民」の民意を踏みにじって、強引に日本に併合するはずがありません。

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日本が戦争に負けて、結果的に、沖縄が米国に占領されたのが、沖縄問題の出発点ではありません。

もし仮に、沖縄が、「日本国沖縄県」ではなく、今でも「琉球王国」だったらどうなるか、考えてみて下さい。

もしそうであれば、「日本」が太平洋戦争で米国と戦っても、「琉球王国」は日本ではないので、米国と戦う必要はまったくありません。

したがって、「琉球王国」が米国に負けることもありません。

そうなれば、「琉球王国」が米国に「占領」されることもありません。

「琉球王国」に、米軍基地問題は、まったく生じません。

沖縄が、「琉球王国」ではなく、「日本国沖縄県」だからこそ、日本の敗北に伴い、日本に引きづられて、米国に占領されてしまったのです。

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日本が戦争に負けたから、回り回って、沖縄の米軍基地問題が生じたのではありません。

日本政府の「琉球処分」こそが、問題の原点です。

米軍基地に限らず、沖縄問題のすべての原点が、明治12年の「琉球処分」にあります。
これを、きちんと直視する必要があります。

そうでないと、いくら問題解決に奔走(ほんそう)しようとも、不毛の努力となり、結果的に何の成果も得られません。

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そもそも「琉球処分」の表現自体が、不当なものです。

「琉球王国」が、日本に対し戦争をしたわけでも、日本を侵略したわけでもありません。
日本に対して、何も悪いことはしていません。

にもかかわらず、「処分」と、何か悪いことをしたので、罰を与えるかのような表現をしています。

これ自体に、日本政府の「意図的な作為」が潜(ひそ)んでいます。




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