自衛隊「U-125飛行点検機」墜落は、「熊本・大分人工地震」問題より根が深いかもしれません ― 2016年05月10日
このたび、次の既存記事で、「熊本・大分大地震」は、「人工地震の可能性」があると述べました。
『熊本の「放射線量」が急増したとのこと。「人工地震の可能性」が濃厚です』 2016年05月03日
http://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2016/05/03/8082766
この中で、航空自衛隊の「U-125飛行点検機」墜落にも言及しました。
これに関して、新たなブログ記事を見かけました。
ブログ名:『(新) 日本の黒い霧』
http://blog.goo.ne.jp/adoi
『JAL123便墜落事故-真相を追う-123便事件と川内原発(5)』 2016-04-26 08:23:49
http://blog.goo.ne.jp/adoi/e/a29796892955b17ab0044be62aa19ee1
この記事を引用します。
(読みやすくするため、原文にない改行を多数加えています)。
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■放射性物質を搭載する理由
点検機というと、数ある軍用機の中で何かのんびりしたイメージを与えますが、そこは軍用ですから、有事に備え多目的性を持たせていることは十分考えられます。
本来の電波点検機能に加えて、地上の金属探査や赤外線探査など衛星観測を補完する機能を持たせていると考えるのがむしろ普通だろうと私は思います。
例えば、金属探査ならX線やγ線を使用した観測器の搭載が考えられます。
代表的な線源ならコバルト60や、イリジウム192などの同位体元素を使用するでしょう。
ただし、上空からどれ位の強度の放射線を地上に照射すれば目的が達成できるのか、上記の代表的な線源が果たして目的に適うのかどうかは、今の私の知識では分かりません(*1)。
もう一つの可能性としては、検波機器や機内搭載の測定装置の精度を向上させるための校正用線源として他の核種の同位体元素が使用されていることも考えられます。
(中略)
(*1)国際軍事評論家B氏によると軍事用観測装置の線源にゲルマニウム同位体などの放射性物質が使われているのは当たり前だとか。
その仕様については軍事機密に属するそうです。
このような軍事物資を生産するためにも原発や粒子加速器は必要なのでしょう、彼らにとっては。
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(引用、以上)
冒頭に掲げた、私の既存記事で、「U-125飛行点検機」は、文字どおり、「飛行点検機」としての機能しかないと、事実上言明しました。
ところが、引用した、この記事によれば、逆に「本来の電波点検機能に加えて、地上の金属探査や赤外線探査など衛星観測を補完する機能を持たせていると考えるのがむしろ普通だろう」とのことです。
もしこれが事実ならば、話が大きく異なってきます。
「U-125飛行点検機」は、単なる「飛行点検機ではない」ということになります。
軍用であれ、民間用であれ、「純粋な飛行点検機」ならば、「地上の金属探査や赤外線探査など」の機能は、まったく不要のはずです。
なぜならば、冒頭の既存記事で述べたように、「飛行点検機」本来の目的は、軍民を問わず、「地上に設置してある、さまざまな『航空保安無線施設』を、上空から飛行しながら点検(計測)する」ことです。
「航空保安無線施設」は、しいて一言で言えば、航空機に向けて、必要とする種類の「電波を発射するだけ」の施設です。
地上に存在する「金属」であるとか、「赤外線」であるとか、そのような物は、「航空保安無線施設」とは、何の関係もありません。
したがって、「U-125飛行点検機」が、「地上の金属探査や赤外線探査など」も行う機能があるならば、「ただの飛行点検機」ではありません。
この観点からすれば、機体の名称として、「U-125飛行点検機」ではなく、例えば、「U-125飛行点検・多用途探査機」、あるいは「U-125飛行点検・多目的観測機」などにする必要があります。
にもかかわらず、「U-125飛行点検機」と言い切っているということは、「多用途探査機」としての機能を、日本国民に対して「意識的に隠している」と言えます。
(ただし、軍用の「航空保安無線施設」では、「金属」や「赤外線」なども関係するのかもしれませんが、おそらく、そのようなことはないと思っています)。
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上記の、ブログ『(新) 日本の黒い霧』で、別の記事を引用します。
『JAL123便墜落事故-真相を追う-123便事件と川内原発(3)』 2016-04-13 00:05:26
http://blog.goo.ne.jp/adoi/e/0192f3b6fba92ba46741d0e487fe5e9a
(読みやすくするため、原文にない改行を加えています)。
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■U-125は撃墜されたのだろう
このニュースを初めて聞いた時、正直なところ、私はこの点検機は撃墜されたのだと思いました。
(1) 最後に飛び立った飛行場が海上自衛隊の鹿屋航空隊基地であったこと
(2) U-125が飛んでいたのは鹿屋基地の直近、北方の山地奥部であったこと
(3) 鹿屋基地は戦前の旧海軍航空隊の流れを組む基地であること
このブログの古い記事を読んでお記憶の方ならすぐ分かると思いますが、旧帝国海軍と旧帝国陸軍は全く別の軍事組織と言ってよく、戦後解体され自衛隊となった現在でもその深い溝が埋まった訳ではありません。
旧陸軍系の陸上・航空、旧海軍系の海上・海保とその人脈と資金は継承され続けています。
公式には飛行点検業務は航空自衛隊の管轄とされ、全国の自衛隊飛行場を点検することになっていますが、実際には海上自衛隊も飛行点検機を(多目的機として)所有しており、わざわざ関東の入間基地からよそ様の最新鋭点検機を飛ばしてもらってまで同基地周辺の点検業務を行う必要がないのです。
それでも、U-125が旧軍閥のテリトリーを侵害してまで飛行点検を強行したのは、「海上自衛隊の動きを探る」という明確な目的があったからであり、その観測ターゲットとなったのが(2)の基地北部の山中、高隅山(たかくまやま)、御岳(みたけ)付近だったことが状況から伺えます。
これもまた戦時の常識なのですが、大戦中の陸海主要基地は本土決戦に備えて大規模な地下サイト造営を行っており、上記(2)(3)の事実を見るだけでも、鹿屋の山中に旧海軍による古い軍事壕が建設されていることが想起されるのです。
戦後忘れ去られて陥没・崩落するものもあるようですが、実は現在でも密かにメンテナンス・拡張され、非公認の軍事施設として秘密裏に運用されているものが多いと考えられます。
要するにU-125はその使用状況を調べに来ていたのです。
■国際軍事評論家B氏の見解
以上の記述だけでは私の思い込みでしかありませんので、これについてB氏の見解をお伺いしたところ、
「航空自衛隊の点検機がわざわざ鹿屋に行きますか?明らかに海上自衛隊の動きを探っていますよ」
と冒頭でおっしゃられ、概ね私の推測で正しいだろうと返答を頂きました。
そして、海上自衛隊の事実上の空母導入=航空戦力増大は航空自衛隊には戦力だけでなく予算獲得においても脅威であることなど、政治現実的な部分の示唆も頂きました。
自衛隊の幹部クラスならこの程度の背景についてはとっくに気が付いているとも。
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(引用、以上)
この引用文で、特に大事なのは、言うまでもなく、以下の部分です。
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実際には 海上自衛隊も飛行点検機を(多目的機として)所有しており
わざわざ関東の入間基地から よそ様の最新鋭点検機を飛ばしてもらってまで 同基地周辺の点検業務を行う必要がない
U-125が 旧軍閥のテリトリーを侵害してまで飛行点検を強行したのは、「海上自衛隊の動きを探る」という明確な目的があった
要するに U-125はその使用状況を調べに来ていた
「航空自衛隊の点検機がわざわざ鹿屋に行きますか?
明らかに海上自衛隊の動きを探っていますよ」
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(引用、以上)
もし、これらが事実であるならば、マスコミが報道している、「U-125飛行点検機が、鹿屋基地のタカン(「航空保安無線施設」の一つ)を点検飛行していた」という話は、「まったくのウソ」ということになります。
そうなると、今回の「熊本・大分大地震」で、「人工地震」を引き起こしたのと、「U-125飛行点検機」が、何らかの関係がある可能性が濃厚とも言えます。
あるいは、逆に、「人工地震」ではなく、それ以上の「別の何か」を行っていた可能性も、十分あり得ると言えます。
いずれにせよ、「U-125飛行点検機」墜落は、単なる点検飛行中の「事故」ではなく、「事件の可能性が濃厚」と言えます。
この「事件」は、真相が何であるかにかかわらず、「非常に根が深い」のではないかと、思えてなりません。
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なお、冒頭の既存記事で紹介したように、他者ブログでは、「U-125飛行点検機が、人工地震を起こすための『核爆弾(?)』を輸送していた」という説もありますが、今回紹介したブログ『(新) 日本の黒い霧』を見ると、その説は、結果的に否定されていると、解釈できます。
その理由の一つとして、やはり「U-125飛行点検機」は、軍用機であっても、「輸送目的の飛行機ではない」からだと言えます。
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