【連絡事項】 15日の記事、『「FS」ならば …… (4)』で、修正が1件あります ― 2016年09月17日
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15日に掲示した、以下の記事で、修正が1件あります。
『「FS」ならば、「飛行機の操縦」が素人でも自由に出来ます(4)』
2016年09月15日
http://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2016/09/15/8190590
図1「ボーイング737-800シミュレータ操縦室正面の写真」に関する、説明文の部分です。
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「操縦桿」について。
「操縦桿」は、基本的には、両手で握ります。
(中略)
通常は、例えば、30度ぐらい回す程度です。
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最後の行で、「30度ぐらい」を、「10度ぐらい」に修正します。
「30度ぐらい」でも、間違いではありませんが、操縦桿を回す角度としては、「通常は、」に続く表現としては、多すぎるとも言えます。
「10度ぐらい」ならば、何も問題のない、順当な表現と言えるはずです。
パイロットではない、素人なので、具体的に述べようとするほど、かえって「あいまいな説明」に、ならざるを得ません。
ご了承願います。
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なぜ「30度」という数字になったかと言うと、機体の左右に傾く角度が30度ぐらい、と思いながら、この文章を書いていたため、無意識にそれに引きずられて、操縦桿を回す角度について、同じ30の数字になってしまいました。
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飛行機が、目標とする方向に向かって旋回する場合、一概には言えませんが、「機体が傾く角度」は、20度~30度程度とも言えます。
逆に、わずかな機首方位の変更(飛行方向の微修正)ならば、それよりはるかに少ない、5度であるとか、1~2度ぐらいであるとか、その程度が「普通」とも言えます。
旋回する目的によって、どの程度、機体を傾けるか、異なります。
旋回半径が大きい(緩やかに旋回する)場合は、必要とする機体の傾きが少なくてすみます。
旋回半径が小さい(旋回の度合いが大きい)場合は、必要とする機体の傾きも大きくなります。
いずれにせよ、旋回する際、機体が左右に傾く角度と、操縦桿を回す角度は、同じではありません。
その両者は、単純な比例関係には、なっていません。
その時の、実際に機体が傾く状況に合わせて、必要な傾きが得られるように、操縦桿の回す角度を調節する必要があります。
まさに、それが「操縦」です。
第5回目の記事で、これに関連して、「操縦」と、「運転」の違いについても、述べる予定です。
飛行機の操縦は、「操縦」であって、「運転」ではありません。
一方、自動車や電車の運転は、「運転」であって、「操縦」ではないはずです。
飛行機の場合、「運転」と言うよりも、「操縦」の方が、「かっこいい」ために、「操縦」と表現しているのではありません。
「それ相応の理由」があります。
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<お知らせ>
もし可能ならば、いずれ、以下の記事を掲示したいと思っています。
(仮称)『東京・豊洲・新市場移転騒動の、隠れている「根源的な問題点」と、関係者たちの「利権争い」』
ただし、実現するかどうか、分かりません。
本来の予定としては、予告通り、以下の記事を掲示します。
『「FS」ならば、「飛行機の操縦」が素人でも自由に出来ます(5)』
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