現在ご覧のブログは (旧ブログ) です。

(新・新版) 21世紀は宇宙文明時代
(旧ブログ) 21世紀は宇宙文明時代

(旧ブログ) を (新・新版) ブログに統合したいのですが、

(旧ブログ) には、その機能がないので、やむなく 「二本立て」 にしています。

ぜひ、主体の 『 (新・新版) 21世紀は宇宙文明時代』 も、ご高覧下さい。

(注)以前の 『 (新版)21世紀は宇宙文明時代』 は、不本意ながら
やむなく 「終了」 しました。

当(旧ブログ)の 「サイトマップ」 をご活用下さい


岩手県の高齢者施設「楽ん楽ん」9名溺死(台風10号)は非常に奇妙。常務理事・所長ともに「ウソをついている」可能性が濃厚(4)2016年10月12日

[カテゴリ: 社会問題>その他]

第3回目の記事から続きます。
http://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2016/10/11/8220387

※ 引用の出典はすべて「東京新聞の記事」なので、その明示は省略し、以下、掲載された記事の「日付」だけを、出典に明示します。

※ 引用文は、読みやすくするため、原文にはない改行を多数加えています。

----------

(不自然22)
第1回目記事での、「引用C、F、G」
第2回目記事での、「引用J」
第3回目記事での、「引用K」

以上は、東京新聞の「9月3日・朝刊」に掲載された、同一記事を、それぞれ分割して引用しました。

この記事の内容は、水没してただ一人助かった「所長の証言」を、「理事が代理で、報道陣に語った」ものです。

少なくとも、東京新聞の記事を見る限りでは、所長は、助けられた後に、病院に搬送されてはいません。

ということは、所長は「それなりに元気でいる」と解釈できます。
あるいは、「十分に元気でいる」可能性もあります。

つまり、報道陣の取材を受けることが「可能であるはず」と解釈できます。
にもかかわらず、所長はまったく取材に応じず、理事が代理で取材を受けています。

これは、「非常に不自然」と思えてなりません。

取材する側からすれば、理事がどれほど信用できる人物であっても、「所長の代理の立場に過ぎず」、所長本人から、取材したことになりません。

所長本人がいるにもかかわらず、それを「無視するかのように」、代理に過ぎない理事に対して取材しただけで、満足するとは、とても思えません。

記者の側からすれば、本人である所長から直接取材し、いわゆる「生々しい記事」を書きたいと、誰もが思うはずです。
その方が、上司からも、会社からも、「ほめられる」のは目に見えています。
読者に与える印象も、はるかに強くなります。

記者と言えども人間です。
その程度の「打算」があるのは当然です。
ないはずが、ありません。

にもかかわらず、理事の代理発言だけで、「所長本人の発言がまったくない」のは、不自然としか言いようがありません。

所長が、初めから「楽ん楽ん」に不在で、「実際は、水没の体験をしていないため」、それを隠すために、理事が「もっともらしく代理で取材を受けた」と思えてなりません。

「水没体験をしていない所長」が、直接記者の取材を受けると、「どんな発言ミスをするか」分かりません。
「所長が、初めから不在だった」と、マスコミにばれたら、一大事です。

それを恐れて、所長本人が取材を受けないように、理事が仕向けたものと思います。

----------

これらの引用をした、元の新聞記事を見ると、理事ではなく、あたかも所長本人が、記者たちに直接証言をしたかのように、「非常に生々しい文章」になっています。

「非常に出来過ぎ」との印象を受けます。
これも、「作為がある」ことを暗示していると、思えてなりません。

----------

念のために、一連の引用をまとめて、全文をあらためて引用します。
「9月3日・朝刊」です。
第1回目記事での「引用C、F、G」
第2回目記事での「引用J」
第3回目記事での「引用K」

---------------------------------------------------------------------------------
ホームで唯一助かった佐々木千代子所長の証言を二日、運営法人の佐藤弘明常務理事が報道陣に語った。

「玄関まで水が上がってきたみたい」。

八月三十日午後六時十分ごろ、佐々木所長は女性入所者の話で異常に気付いた。

水が入らないよう玄関をふさぎ、隣接する高齢者施設に内線電話をかけたが回線は不通だった。

「これは危険だ」。

入所者九人を少しでも高い所に上げようと、それぞれの個室のベッドに誘導。

携帯電話の電波は圏外で、じわりじわりと床から浸水してくるが、平屋のため逃げ場もない。

しばらくして、男性が不安を訴え部屋から出てきた。

「ここにつかまって」。

床から四十五センチほどの畳敷きの小上がりに一緒に上がり、柱につかまった。

数分後、ドーンと大きな音と同時に玄関ドアが割れ、濁流が一気に流れ込んだ。

水は、あっという間に二人の胸の高さを超えた。

所長は男性の両腕を柱に回し、自分は左手で柱を抱え、右手は男性の口が水に漬からないよう顎を支え続けた。

壁に片足を伸ばして自分も流されないようにこらえた。

「頑張って」。

暗闇の中、水流と闘いながら励まし続けたが、腕の中の男性は徐々に弱っていく。

いつしか呼び掛けにも答えなくなった。

佐々木所長は、朝になるまでに、隣の施設の三階ベランダから何度か懐中電灯でホーム内が照らされるのを見たという。

だが水流が激しく助けは来なかった。

三十一日午前五時ごろ、佐藤常務理事がホームにたどり着くと、中には男性を抱えたままの所長の姿があった。

「入所者につらい思いをさせた。申し訳ない」。

やつれきった表情で謝罪の言葉を繰り返した。
---------------------------------------------------------------------------------
(引用C、F、G、J、K、以上)


-----------------------------------

以下、長文のため、第5回目に続きます。

-----------------------------------

<< 第1回目に戻る
http://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2016/10/06/8215529

<< 第2回目に戻る
http://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2016/10/09/8218611

<< 第3回目に戻る
http://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2016/10/11/8220387


               当記事(第4回目)の先頭に戻る >>
http://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2016/10/12/8222512


                         第5回目に進む >>
http://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2016/10/15/8230158

                         第6回目に進む >>
http://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2016/10/19/8231949

                         第7回目に進む >>
http://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2016/10/25/8235888

                         第8回目に進む >>
http://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2016/10/29/8237896

                         第9回目に進む >>
http://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2016/11/02/8240749

                        第10回目に進む >>
http://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2016/11/06/8242872

                        第11回目に進む >>
http://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2016/11/22/8258430

                        第12回目に進む >>
http://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2016/12/01/8263441


『【続編】 岩手県の高齢者施設「楽ん楽ん」9名溺死(台風10号)は非常に奇妙。常務理事・所長ともに「ウソをついている」可能性が濃厚』
2020年09月12日
http://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2020/09/12/9294767

コメント

トラックバック