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「東京MXテレビのウソ放送」に対する、マスコミの「批判しているようで」、実は巧妙な「虚構報道」2017年01月26日

[カテゴリ: 社会問題>支配]

予定を変更して、「東京MXテレビのウソ放送」問題に関する、マスコミの「虚構」について述べます。

「東京MXテレビ(東京メトロポリタンテレビジョン)」が、今年1月2日に、沖縄・高江ヘリパッド工事反対運動を「妨害する、ウソ放送」を、意図的に行いました。

それに対して、東京新聞が、強く批判する報道を行いました。
(平成29年(2017年)1月25日・朝刊『こちら特報部』記事)。

※ 引用の出典は、いずれも、「東京新聞1月25日・朝刊『こちら特報部』記事」なので、各引用で、それぞれの出典明示は、省略します。

(引用A)
※ 読みやすくするため、原文にはない改行を、それぞれ加えています。
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 東京メトロポリタンテレビジョン(東京MX)の番組「ニュース女子」が、沖縄県東村 《ひがしそん》 高江周辺の米軍ヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設に反対する人たちを中傷した問題。

MX側から謝罪の言葉はないが、ここに来て番組を制作したCSチャンネル「DHCシアター(東京都港区)が「見解」を公表。

「反対派の言い分を聞く必要なし」と開き直った。

(中略)

名指しされた市民団体「のりこえねっと」は、カンパで捻出した資金から交通費相当の金銭を支給し、現地の様子を発信する「市民特派員」を派遣したにもかかわらず、番組は「反対派は日当をもらっている」などと主張。
-----------------------------------------------------------------------------
(引用A、以上)

「東京新聞」が、この問題を強く批判するのは「立派」です。

ところが、「その後」が、いけません。

批判が、「やがて消滅」しています。

(引用B)
-----------------------------------------------------------------------------
「反対派の言い分を聞く必要なし」と開き直った。

(中略)

高江周辺で取材しなかったことについては「数々の犯罪や不法行為を行っている集団を内包し、容認している基地反対派の言い分を聞く必要はない」と言い切った。

(中略)

 のりこえねっと共同代表の辛淑玉《シン スゴ》氏は「見事に開き直っている。
-----------------------------------------------------------------------------
(引用B、以上)

放送番組を制作した「DHCシアター」側が、開き直っているのは、確かに、その通りです。

しかし、「開き直った」のは、手段であって、「目的」ではありません。

東京新聞側の取材を、それ以上「拒否するため」に、開き直る態度を取っただけです。

したがって、「開き直った」と報じただけで、終りにしてしまったのでは、何の意味もありません。

なぜ、「DHCシアター」側が開き直ったのか、その真意(本音)を見つけ出して、報じなければ、話になりません。

そうでなければ、「子どもの使い」に過ぎません。

(引用C)
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 DHCシアターは二十四日、特報部の取材に「HP上の見解がすべてで、それ以上申し上げることはない」と回答した。
-----------------------------------------------------------------------------
(引用C、以上)

この「引用C」に、「DHCシアター」側の本音が、はっきりと現れています。

◎ これ以上、しつこく取材されたら、「ウソ放送」を認めないわけに行かなくなる。
◎ 「ウソを、つき続ける」ためには、直接の取材を受けるわけに行かない。
◎ それをごまかすために、「ホームページ上の見解がすべて」という、もっともらしい建前発言(言い逃れ発言)を、苦し紛れに行わざるを得ない。
◎ 「何が何でも、ウソをつき続け」、日本国民をだまし、日本政府の望む方向に、日本国民を「引きずって行く」。

これが、「DHCシアター」側の本音なのは、明らかです。

にもかかわらず、東京新聞は、「この本音」を、まったく報じません。

「DHCシアター」側の発言を、「言われた通り、そのまま右から左に流している」だけです。

実質的には、「DHCシアター」側の「広報係」を務めているのと、同じです。

これもまた、「子どもの使い」でしかありません。

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なぜ、東京新聞が、このような「子どもの使い」報道を行うのか?

インターネット上でも、「東京新聞」は、比較的評価の高い新聞とも言えます。

しかしながら、「東京新聞」といえども、しょせんは、「日本のマスコミ」に過ぎません。

日本を含め、世界を裏から支配している「闇の支配者」たちの、「下請け会社」に過ぎません。

そのため、「本当の意味での真実」を報じることが出来ません。

その手前で、「抑えておく」必要があります。

「報じて差し支えない範囲」では、いくらでも報じます。

一方、「報じては、いけないもの」は、決して報じません。

「闇の支配者」側にとって都合の悪いことは、決して報じません。

インターネット上で言う、いわゆる「寸止め」を、何食わぬ顔をして行っているのです。

それが、上記のような「子どもの使い」報道を生み出しています。

それでも、「東京新聞」が、他のマスコミに比べたら、「相対的には、まだ、まし」であるために、上記、1月25日・朝刊『こちら特報部』記事のように、「この程度の範囲内で」批判報道自体は、強く行っているわけです。

「闇の支配者」たちは、当然ながら、日本にも多数存在しています。

「日本政府」も、その一員です。
(正確に言えば、「下請け」に過ぎませんが)。

東京新聞に限らず、日本のマスコミが、日本政府あるいは、それに類するものを「巧妙に、かばい立て」するのも、「闇の支配者」たちの「下請け会社」として、当然の振る舞いです。

(引用D)
※ 読みやすくするため、原文にはない改行を、それぞれ加えています。
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 のりこえねっと共同代表の辛淑玉《シン スゴ》氏は「見事に開き直っている。

彼らは真摯 《しんし》 に耳を傾けるという気は全くない。

差別を扇動しており、許されない」と憤る。
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(引用D、以上)

この「引用D」発言は、確かにその通りです。

しかし、「表面的な、とらえ方」をしているに過ぎません。

◎ なぜ、「真摯 《しんし》 に耳を傾ける気がない」のか?
◎ なぜ、「差別を扇動している」のか?

この、一番問題な点に、まったく触れていません。

「真摯 《しんし》 に耳を傾ける気がない」のは、「意識的にウソ放送を行う」ためです。

相手側である、「のりこえねっと」の言い分を、十分に聞いたら(取材したら)、「ウソ放送をしたくても」、出来なくなるのは、明らかです。

そのため、わざと耳を傾けない態度を、「計算ずくで行った」のは、言うまでもありません。

「差別を扇動している」のは、手段であって、「目的」ではありません。

「のりこえねっと」側を「叩く」のが目的です。

何のために、「叩く」のか?

ヘリパッド建設工事の反対を、少しでも「抑え込む」ためです。

沖縄をはじめ、日本国民を抑え込み、日本政府の「言いなりにさせる」ためです。

辛淑玉 《シン スゴ》 氏は、このような、一番肝心のことを、言明するべきです。

これも、「子どもの使い」です。

(引用E)
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 ヘイトスピーチ問題に詳しいジャーナリストの安田浩一氏は「情報の裏取りをせず、ネットに流通している情報をつまみ食いしただけだった、ということがはっきりした。
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(引用E、以上)

この「引用E」発言も、確かにその通りです。

しかし、「情報の裏取りをせず、ネットに流通している情報をつまみ食いしただけ」が、必ずしも悪いとは、言い切れません。

逆の面から、見て下さい。

もし仮に、放送内容が、「国民の側から見て、好ましく、適切である」ならば、「情報の裏取りをせず、ネットに流通している情報をつまみ食いしただけ」であっても、結果的に、何も問題は生じません。

国民の側から見て、「不当な、ウソ放送をしたから」問題が生じたのです。

そのウソは、すでに述べたように、「意図的」だからこそ、大問題なのです。

もちろん、素人ではなく、プロである放送側が、「情報の裏取りをせず、ネット情報をつまみ食いする」のは、非常に悪質なのは、言うまでもありません。

しかし、それは、彼らにとって、手段であって、「目的」ではありません。

彼らは、意識的にウソ放送を行うために、わざと「情報の裏取りをせず、ネット情報をつまみ食いした」のだという、肝心なことを、安田浩一氏が、明確に伝えるべきです。

これも、「子どもの使い」です。

(引用F)
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 昨年三月までBPO委員だった精神科医の香山リカ氏は、DHCシア夕-の対応を「公共の電波を使うというテレビの性質を全く理解していない」と断じた上で、「番組は放送倫理違反に当たる。MX側の責任は大きい」と指摘する。

 「ネット上なら何をやってもいいということではないが、免許事業で公共性のあるテレビはネットとは明らかに違う。

外部提供番組であっても、責任は放送局にある。大きな取引先であっても、少なくとも編成とは切り離すべきだ。

テレビ局としてそこをはき違えてはならない」
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(引用F、以上)

この「引用F」発言も、確かにその通りです。

同時に、「表面的な、とらえ方」と言えます。

「公共の電波を使う、テレビの性質を全く理解していない」のではなく、「ウソ放送」を行うために、テレビの持つ力を「目一杯、活用した(悪用した)」のです。

「テレビの性質」を誰よりも良く理解しているからこそ、思う存分「悪用した」のです。

◎ DHCシア夕-
◎ 東京MXテレビ

どちらも、意識的に「ウソ放送」を行ったのです。
両者は、「共犯者」です。

だからこそ、東京新聞が、この記事を報じた時点において、「MX側から謝罪の言葉はない」のです。

「東京MXテレビ」自体が、「謝罪する意思がない」のは、明らかです。

「テレビ局として、そこをはき違える、はき違えない」の問題ではありません。

香山リカ氏は、「東京MXテレビも、意図的な共犯者」だということを、きちんと伝えるべきです。

これも、「子どもの使い」です。

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「東京新聞の記者たち」だけではなく、その紙上に登場する、彼ら「識者たち」も、東京新聞の「仲間」と言えます。

「東京新聞」にとって「都合の悪い人物」を、紙上に登場させるはずがありません。

そこには、それ相応の「選択」が働くのは当然です。

その結果、「東京新聞」と同様に、「闇の支配者」たちの「下請け会社」に過ぎない者たちしか、登場しないのは、当然です。

そのため、登場する「識者たち」の誰もが、申し合わせたように、「子どもの使い発言」をするのは、当然の成り行きです。

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以上述べたことは、「東京新聞」に限らず、日本中のマスコミに共通する問題なので、当記事のタイトルに、「東京新聞」と表現せず、「マスコミ」と表現しました。

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参考までに、「記事全文」を、以下に引用しておきます。

平成29年(2017年)1月25日・朝刊『こちら特報部』記事

(全文、引用)
※ 読みやすくするため、改段部分に、原文にはない改行を加えています。
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<記事の見出し(4本)>

DHCシアター居直る
MXの沖縄中傷番組制作
「基地反対派の言い分 聞く必要なし」
辛氏憤り「差別を扇動」

<リード(記事の概要文)> 

 東京メトロポリタンテレビジョン(東京MX)の番組「ニュース女子」が、沖縄県東村《ひがしそん》高江周辺の米軍ヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設に反対する人たちを中傷した問題。MX側から謝罪の言葉はないが、ここに来て番組を制作したCSチャンネル「DHCシアター(東京都港区)が「見解」を公表。「反対派の言い分を聞く必要なし」と開き直った。(佐藤大)

<記事本文>

 問題の番組は二日に放送された。名指しされた市民団体「のりこえねっと」は、カンパで捻出した資金から交通費相当の金銭を支給し、現地の様子を発信する「市民特派員」を派遣したにもかかわらず、番組は「反対派は日当をもらっている」などと主張。「沖縄ヘイトだ」と抗議や批判が相次ぐ。「こちら特報部」は七日と二十日の二回にわたって番組を徹底批判した。

 批判の矢面に立っているのはMXテレビだが、実際に番組を制作しているのは、化粧品大手ディーエイチシー(DHC)傘下のDHCシアターで、同社が枠を買い取る形で放送されている。ホームページ(HP)によると、同社会長はDHCの吉田嘉明会長。かつては「シアター・テレビジョン」という名前だったが、二〇一五年一月からDHCシアターと改名した。

 MXテレビの有価証券報告書によると、主な取引先のトップはDHCで、一六年三月期の販売実績は二十三億五千九百万円(14・3%)。両者の密接なつながりがうかがえる。

 DHCシアターは二十日にHP上で、浜田麻記子社長と番組チーフプロデューサーの連名で「ニュース女子番組見解について」を掲載。これによると、反対派が「日当二万円をもらっていた」との内容について「VTRでは『可能性を指摘する』ものとし『二万円の日当』を断定するものではなく、疑問として投げかけている」と強弁。高江周辺で取材しなかったことについては「数々の犯罪や不法行為を行っている集団を内包し、容認している基地反対派の言い分を聞く必要はない」と言い切った。

 DHCシアターは二十四日、特報部の取材に「HP上の見解がすべてで、それ以上申し上げることはない」と回答した。

 のりこえねっと共同代表の辛淑玉 《シン スゴ》 氏は「見事に開き直っている。彼らは真摯 《しんし》 に耳を傾けるという気は全くない。差別を扇動しており、許されない」と憤る。

 ヘイトスピーチ問題に詳しいジャーナリストの安田浩一氏は「情報の裏取りをせず、ネットに流通している情報をつまみ食いしただけだった、ということがはっきりした。戦場でも何でもない現場に危険だからと言って行かず、『ニュース』を名乗るとは恥すべき行為。確信犯的に沖縄の基地反対運動を中傷し、おとしめるために制作したとしか思えない」と指弾する。

 辛氏らは、放送倫理・番組向上機構(BPO)放送人権委員会に人権侵害を申し立てる方針。これとは別にBPO放送倫理検証委員会もMXテレビに報告を求める予定だ。

 昨年三月までBPO委員だった精神科医の香山リカ氏は、DHCシア夕-の対応を「公共の電波を使うというテレビの性質を全く理解していない」と断じた上で、「番組は放送倫理違反に当たる。MX側の責任は大きい」と指摘する。

 「ネット上なら何をやってもいいということではないが、免許事業で公共性のあるテレビはネットとは明らかに違う。外部提供番組であっても、責任は放送局にある。大きな取引先であっても、少なくとも編成とは切り離すべきだ。テレビ局としてそこをはき違えてはならない」
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(全文、引用、以上)










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