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従来の蛍光灯を、省エネ目的で「LED蛍光灯」に交換する場合、不適切な方法では「過熱や火災などの危険性」があります2017年04月07日

[カテゴリ: 便利な情報]

数日前に、「TBSラジオの放送」で、以下のような「主旨の話」を聴きました。

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省エネのために、従来の蛍光灯を、「LED蛍光灯」に変える場合、「点灯方式が3種類ある」ので、適合する方式のLED蛍光灯を用いないと、過熱し、火災が起きることがある。
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放送では、素人が勝手に行うのは難しいので、専門業者に任せた方が良いと、言っていました。

さらには、「本体器具」にも寿命があるので、古い器具の場合は、蛍光灯(ランプ)だけではなく、「本体器具も同時に交換した方が良い」とも、述べていました。

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しかし、その場合、結果的に、「高い物」につく可能性もあります。

「省エネ」は、要するに「電気代の節減」が主目的です。
「高い物」についてしまっては、意味がないとも言えます。
(「節電それ自体」が主目的ならば、「高い物」についても、悪くはないと言えますが)。

「過熱や火災の危険性」だけではなく、この面から見ても、「蛍光灯をLED化する」のは、慎重に臨む必要があるとも言えます。

いずれにせよ、「過熱や火災などの危険性」には、十分ご注意下さい。

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放送では、あまり詳しいことは分からないので、インターネットで調べてみました。

『直管形LEDランプの間違った接続にご注意を!』<政府インターネットテレビ>
<動画>
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg7625.html

この動画で、「電気工事士の資格がない者が、配線工事を行うと、感電などの危険がある」と述べています。
それ以前の問題として、素人が、電気工事を行うのは、「法律違反」になります。


『直管形LEDランプ使用上のご注意』(PDFファイル)<一般社団法人 日本照明器具工業会>
http://www.city.itami.lg.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/25/02_LED_siyo_tyui.pdf

これを見ると、LED蛍光ランプには、少なくとも、「6種類の点灯方式」があることになります。

(1)DC電源内蔵、商用電源直結形
  (1-1)両端に接続
  (1-2)片側だけに接続
(2)DC電源内蔵、既設安定器接続形
  (2-1)スタータ形
  (2-2)ラピッドスタート形
  (2-3)電子式(インバータ式)
(3)DC電源非内蔵、DC入力形

※ 「DC」とは直流。「商用電源」とは電灯線の交流(100ボルトなど)のことです(一応、念のため)。

「それぞれの点灯方式」に応じて、場合により、「本体器具側の配線を変更する」必要が生じることになります。

ただし、「本体器具側の配線を変更する」と、ユーザー側が「勝手に行った」ことになり、器具メーカーの保証などが、得られなくなります。
ユーザー側が、「自分で全責任を負う」必要が生じます。

火災などの事故が発生した場合も、「ユーザー側の責任」になります。

「ユーザー側」とは、変更作業を行った工事者なども含みます。


『電球豆知識 (蛍光灯の点灯方式)』<企業が開設しているサイト>
http://www.akaricenter.com/mame/mame_keikoto.htm

以下について、図を描いて、説明しています。

■蛍光灯には3種類の点灯方式があります。
■さらに細かく点灯方式の違いを下記にご説明をいたします。
  1,スタータ式点灯回路
  2,ラピッドスタート式点灯回路
  3,インバータ式(電子式)点灯回路
●スタータ形蛍光灯に使用する点灯管の種類と働き
●ラピッドスタート形蛍光灯の始動補助装置


『蛍光灯型LEDの落とし穴』<企業が開設しているサイト>
http://led-lvd.com/chokkanled.html

以下について、述べています。

◎ 一番最初に覚えておくこと(専門家は絶対に選ばない製品)
◎ 4種類のLED蛍光灯(LED蛍光灯のまとめ)
◎ 発熱・発火・すぐに玉切れ(これが問題になっています)
◎ 理想のLED蛍光灯とは(知っておくとGood!)
◎ 結論(結局こういうことなんです)
◎ 補足(ネット通販の激安製品ってどうなの?)


『直管蛍光灯型LEDの器具工事とは? 工事不要LEDの問題点』<企業が開設しているサイト>
http://www.shinozaki-e.co.jp/LED/kouzi.html

※ この記事の対象者は、「一般家庭ではなく」、企業で「貸事務所」などに入居している場合を、対象にしているようです。

一部を引用します。

(引用)
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[ 工事不要の直管形LEDランプとは ]

(中略)

工事不要のLED蛍光灯で一番懸念される事項は、安定器をそのまま使い続けることにあります。

安定器が接続されたままの場合、以下のような問題点があります。

(中略)

1、安定器が余分な電力を使用している。
   LEDランプには安定器は不要です。不要なのにLED電球1個分くらいの電力を消費しています。
   省エネなLEDを導入しても、安定器の消費電力がランニングコストに大きな影響を与えます。 

(中略)

工事不要型の言う長寿命は、”安定器が壊れなければ”という条件付きのLEDとなります。

(中略)

5、様々なタイプがあり、取り付ける器具に適応したランプを選択することが困難。間違えると火災事故につながるケースも。
  
  ・グロー型のみ対応
  ・銅鉄式安定器グロー・ラピッドのみ対応
  ・インバーターのみ対応
  ・スイッチでFL,FLR切り替えを行う必要があるもの
  ・安定器のメーカー指定があるもの

  どのタイプの直管LEDを使用したらいいか、分かりますでしょうか?
  専門家でないお客様では判断が難しいのではないでしょうか?

(中略)

  誤った使用法により、発火などの事故が発生する可能性があります。
  あかりがついたからOKではありません。十分に注意が必要です。
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(引用、以上)