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(新・新版) 21世紀は宇宙文明時代
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陸上自衛隊・攻撃ヘリ墜落事故、「メイン・ローター・ヘッド写真」は非常に奇妙、「意図的な事件」の可能性があると思えてなりません2018年02月23日

[カテゴリ: 航空全般>その他]

相変わらず、更新が遅れて申し訳ありません。

すでにお知らせした通り、用事がいろいろあります。

(いくつかは、片付きましたが)。

一方、新たなパソコンのトラブルが発覚しました。

インターネット接続で、ある特定の条件の時だけ、やっかいな不具合が生じます。

サポートに問い合わせて、対処しているところですが、長引くかもしれません。

いずれにしても、当分の間は、いろいろな用事に追われ、更新が遅れてしまうと思います。

どうか、ご了承願います。

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以下、本題です。

陸上自衛隊の 「(対戦車)攻撃ヘリコプタ AH64D型 アパッチ・ロングボウ」 が、今月(2月)5日、佐賀県神埼 《かんざき》 市で墜落しました。

ところが、この墜落機の 「メイン・ローター・ヘッド写真」 を見ると、何とも 「奇妙な印象」 を受けます。

墜落機の「メイン・ローター・ヘッド写真」

(図1) 墜落機の 「メイン・ローター・ヘッド写真」
(出典: 『東京新聞』 平成30年(2018年)2月12日・朝刊を引用)

※※ 図を参照しながら、本文をご覧になる場合、当記事を 「二つのタブ」 で同時に開き、一方のタブを 「図の表示専用」 にすると、非常に便利です。

※※ 当記事の各図は 「拡大図付き」 です。マウスの左クリックで、「拡大図、元の図」 に切り替えられます。


「図1」 を見る限りでは、「メイン・ローター・ヘッド」 全体が、隅々まで完全に腐食しています。

さらには、「赤さび」 と思えるものが、複数存在します。

(ブログの画像は、解像度が低いので、分かりにくいかもしれませんが)。

2月12日付の、この新聞写真を見た時、「長年にわたって屋外に放置し、雨ざらしにしていた物体」 と思いました。

ところが、言うまでもなく、マスコミ報道によれば、墜落したのは今月(2月)の5日です。

そして、東京新聞の記事によれば、この 「メイン・ローター・ヘッド」 を回収したのが、2月8日です。

「図1」(写真)の撮影日は、墜落してから 「たったの3日間」 しか経っていません。

にもかかわらず、「ここまで完全に腐食し、赤さびまで、何カ所も生じる」 のは、あまりにも不自然です。

そのため、「図1」 に写っている 「メイン・ローター・ヘッド」 は、墜落機の物ではなく、まったく別の物ではないかと、思いました。

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「メイン・ローター・ヘッド」 の位置説明図

(図2) 「メイン・ローター・ヘッド」 の位置説明図
(出典: 『東京新聞』 平成30年(2018年)2月8日・朝刊を引用)

「図2」 は、「図1のメイン・ローター・ヘッド」 が、機体の 「どの場所にあるか」 を示す説明図(写真)です。

念のため、「この機種の説明サイト」を、以下に掲げます。

『AH-64D アパッチ・ロングボウ』
最終更新 2018年2月22日 (木) 15:45
<ウィキペディア>
https://ja.wikipedia.org/wiki/AH-64D_%E3%82%A2%E3%83%91%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%9C%E3%82%A6

当ブログ(アサブロ)は、日本語を含むURLに(事実上)対応していないので、お手数ですが、手作業でアクセスして下さい。

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東京新聞の記事に、以下の記述があります。

※ 読みやすくするため、「原文にはない改行」 を加えています。

(引用A)(東京新聞・2月8日・夕刊)
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 佐賀県神埼市の住宅に陸上自衛隊のAH64D型戦闘ヘリコプターが墜落、炎上した事故で、陸自は八日、現場の住宅から四枚の羽をつなぐメインローター(主回転翼)ヘッドを回収した。

(中略)

 陸自は七日から住宅敷地内にある機体の回収作業を本格的に開始。

八日朝にメインローターヘッドを重機でつり上げ、回収した。
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(引用A、以上)

「引用A」 を見ると、「図1」 の写真に写っている 「メイン・ローター・ヘッド」 は、墜落した住宅の敷地内、あるいは建物内にあったと解釈できます。

この住宅が全焼するほどの火災により、「メイン・ローター・ヘッド」 が激しく焼損し、「図1」 の通り、全体が完全に劣化した可能性も、あり得ます。

しかしながら、それでも、釈然としません。

「図1」 を見る限り、「激しい炎で焼かれた」 との印象は、まったく受けません。

前述の通り、「長年にわたって屋外に放置し、雨ざらしになっていたので、激しく劣化した」 と思えてなりません。

または、「それと似たような状況に、長年おかれた」 としか思えません。

「たった3日間」 しか経っていないにしては、「劣化の度合いが、激しすぎる」 としか思えません。

あまりにも不自然です。

とても、納得できません。

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この 「メイン・ローター・ヘッド」 は、新品ではなく、「中古品だ」 と、自衛隊は主張しています。

東京新聞の記事を引用します。

※ 読みやすくするため、「原文にはない改行」 を加えています。

(引用B)(東京新聞・2月15日・朝刊)
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 陸上自衛隊は十四日、佐賀県神埼市の住宅に墜落したAH64D型戦闘ヘリコプターに関し、事故前に交換したメインローター(主回転翼)の主要部品 「メインローターヘッド」 が新品ではなく、中古品だったと訂正した。

山崎幸二陸上幕僚長は八日の定例記者会見で 「新品だと報告を受けている」 と説明していた。

(中略)

 陸自によると、部品の交換には中古品を使用することもある。

事故前に替えたヘッドは二〇〇六年九月から一〇年四月まで陸自の別の機体で使用。

軸受け部分がすり減ってがたつきが生じ、製造元の米ボーイング側が修理した。

陸自は今年一月十八日から二月四日にかけて事故機を定期整備し、このヘッドも期間中に交換していた。


山崎陸幕長が発言した翌日には、担当課が新品ではないと確認したが、陸自は 「完全に正確な情報をということで、メーカーや保管していた部署に問い合わせて時間がかかった」 と釈明した。
-----------------------------------------------------------------------------
(引用B、以上)

「引用B」 を見ると、陸自側は、「中古品」 と言明しています。

しかしながら、「図1」 を見る限り、「中古品」 のため、このような 「激しい劣化が生じた」 とは、とても思えません。

「激しい劣化をごまかすため」、ことさら 「中古品」 を強調していると、思えてなりません。

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「メイン・ローター・ヘッド」 の交換に関して、東京新聞の記事に、以下の記述があります。

(引用C)(東京新聞・2月6日・夕刊)
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 小野寺五典 《いつのり》 防衛相は六日午前の衆院予算委員会で、佐賀県神埼市の住宅に陸上自衛隊AH64D型戦闘ヘリコプターが墜落したのは四枚の羽根を回転軸に固定する 「メインローター(主回転翼)ヘッド」 という部品を交換した後の試験飛行だったことを明らかにした。

(中略)

 羽根を回転軸に固定する部品は、飛行時間が千七百五十時間に達すると交換する規定になっている。
-----------------------------------------------------------------------------
(引用C、以上)

「引用C」 で、最終行に着目して下さい。

「飛行時間が千七百五十時間に達すると交換する規定」 とあります。

「メイン・ローター・ヘッド」 は、この時間使用したら、「新品に交換する」 という規定です。

ただし、記事には、「新品に交換」 とは書いていませんが。

なぜ 「新品に交換」 するのか?

それは、「それ以上の劣化を防ぐため」 です。

「メイン・ローター・ヘッド」 が、どれほど重要な部品であるか、今回の墜落で、誰もが知ったと思います。

「主回転翼」 自体が、非常に重要な部品です。

主回転翼が、機体を空中に浮き上がらせ、さらには、前進するための飛行動作を生み出します。

それを4枚取り付けるための、中心となる部品が、「メイン・ローター・ヘッド」 です。

さらに、エンジンからの駆動軸によって、高速で回転し続けます。

しかも、上昇・降下や、希望する方向への旋回などの操縦操作のために、4枚の主回転翼を、それぞれ角度(ピッチ)を変える複雑な構造にもなっています。

全体が高速で回転しながら、同時に、この角度変更を、それぞれ行っています。

遠心力を初めとする、それらの、強い力や衝撃が、加わり続けます。

いくら、それに見合う強度を与えても、飛行時間の経過とともに劣化します。

やがて、寿命となり、壊れる時が来ます。

それが、飛行中に起きたら、一大事です。

それを防ぐために、「壊れる前に、新品に交換しておく必要」 があります。

そのため、「引用C」 の通り、「飛行時間が、1750時間に達すると交換する規定」 を設けているのです。

もし仮に、一日あたり2.4時間、毎日(365日)飛行すると、単純計算上は2年間で、飛行時間が1,752時間となります。
(2.4時間✕365日✕2年=1,752時間)

(ただし、実際には、365日間、毎日飛行し続けることはあり得ません)。
(整備点検のための時間が必要です。また、通常の場合、土・日曜は休日と思います)。
(運用スケジュール上、平日でも飛行しない日もあります)。

この機種(AH64D型 攻撃ヘリコプタ)の耐用年数が、もし仮に20年とすると、あくまでも、この単純計算上では、2年ごとに合計10回 「メイン・ローター・ヘッド」 を交換することになります。

上記の通り、非常に重要な部品なので、このように 「ひんぱんに交換する必要がある」 と言えます。

それは、くどいようですが、「それ以上の劣化を防ぐ」 ためです。

それ以上の劣化を防いで、安全性を維持するためです。

だからこそ、「中古品に交換」 したのでは、何の意味もありません。

新品に交換するのが、「当然」 です。

したがって、「引用B」 にある 「 『メインローターヘッド』 が新品ではなく、中古品だった」 との陸自発言は、「作為がある」 と言わざるを得ません。

それを隠すために、同じ 「引用B」 で、「部品の交換には中古品を使用することもある」 と、ことさら発言しているのは、明らかです。

「一般論としては、部品の交換に、中古品を使用することもある」(注)からこそ、「この墜落機において、『メイン・ローター・ヘッド』 の交換で、中古品を用いても、ちっとも不自然ではない」 と思わせようと、画策しているのは明らかです。

冒頭で述べた通り、「図1」 の 「メイン・ローター・ヘッド」 は、墜落機が搭載していた物ではなく、まったく別の物ではないかと、思えてなりません。

もし仮に、そうであるならば、この墜落は、単なる事故ではなく、「何らかの意図的な事件」 の可能性があると言えます。

(注)一般論であっても、航空機において、交換部品として 「中古品を使う」 のは、本来あり得ないはずです。
ただし、予算の都合などで、新品を入手できず、「苦し紛れに」 やむなく中古品を流用する場合が、あるのかもしれません。
これについては、素人なので、何とも言えません。

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他者ブログで、この墜落について述べている記事があります。

(他者ブログ)
『やはり福岡に来ましたか』
2018-02-05
<(真)日本の黒い霧 123便事件は世界の闇を照らす>
http://adoi.hatenablog.com/entry/2018/02/05/221715

この記事を見ると、「非常に大きな裏」 があるように見えます。

ただし、この他者ブログは、「肝心なことは、隠したがる、意地の悪い作り」 になっています(笑)。

そのため、どんな裏があるのか、良く分かりません。

一応、念のため、掲示しておきました。

なお、この 「他者ブログ管理人」 が、同種の 「別ブログ」 も開設しています。

『(新) 日本の黒い霧』
http://blog.goo.ne.jp/adoi

※ 非常に紛らわしいタイトルです。

これも、一応、念のため掲示しておきます。

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<図らずも、「続編」 第1回目に続きます>

<この項追加。H30 / 2018-4-7>
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