危険な「スマートメーター(電力量計)への交換」を拒否できます。ただし、その後どうなるかは分りません(1) ― 2019年03月22日
更新がだいぶ遅くなり、申し訳ありません。
今回は、臨時・別件として、「スマートメーター (電力量計) 交換」 について述べます。
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このたび、東京電力から、『スマートメーターへの取替工事のお知らせ』 が、郵送で届きました。
従来の、アナログ式電力量計を、新しいデジタル式の 「スマートメーター」 に交換するという通知です。
この、新しい 「スマートメーター」 は、いろいろと危険性があります。
絶対に使いたくありません。
しかし、東京電力に限らず、日本中の電力会社が、「スマートメーター」 に交換しつつあるようです。
当然、先方が、一方的に交換します。
電気の利用者、各人が、自由に選択できるわけではありません。
恐れていたものが、ついに来たと思いました。
徴兵制度で、「召集令状」 が来たような心境です。
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以前、当ブログで、以下の記事を掲げました。
(既存の記事)
『電力自由化の「スマートメーター(電力量計)」は危険です』
2016年03月28日
http://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2016/03/28/8058980
この 「既存の記事」 で、以下のように述べました。
・危険性2:健康被害を受ける可能性がある (データ送信用の電波を発射している)。
・危険性3:電気使用に関する 「個人情報」 を悪用される可能性がある。
これに加えて、東京新聞が、今年になってから3回、「スマートメーターの発火事故」 を契機に問題点を報じています。
(図1) スマートメーター火災事故を報じる新聞記事
(出典: 『東京新聞』 平成31年(2019年)1月10日・朝刊 「こちら報道部」)
この通知状に、工事会社の連絡先が書いてあります。
先方の担当者に、以下の理由を述べて、スマートメーターへの取替工事を行わないように、伝えました。
(1)東京新聞記事によると、火災事故が少なくない。
(2)常時電波を発射しているので、電波障害の恐れがある (人体に危険という意味)。
(3)電気の使用状況が、毎日明らかになるので、この面から個人情報が筒抜けとなる。
これに対して、先方は、あっけなく 「交換の拒否」 を受け入れました。
なお、(2)に関しては、「携帯電話と同じ程度の電波しか出ていない」 と、先方が反論しましたが、それ以上の反論は、何も行いませんでした。
電話するまでは、交換をするよう、先方がしつこく要求してくるのではないかと、思っていました。
長い時間、先方と押し問答をするだろうと、覚悟していました。
ところが、先方が、あっさり受け入れたので、悪い意味ではなく良い意味で、拍子抜けしました。
まずは、一安心しました。
しかし、実際に工事の時に、「交換しない」 と認めるのか不安がありました。
そのため、工事の際に、立ち会わせてほしいと、申し入れました。
「なぜ立ち会いが必要なのか?」 先方は疑問を持ったようです。
しかし、それも、なんとか応じてもらえました。
工事の当日、作業者が一人来ました。
希望どおり、立ち会いをしました。
今住んでいるのは、個人の家ではなく、アパートです。
そのため、他の部屋の電力計を、スマートメーターに取替る工事を行いました。
私の居住している部屋の電力計は、スマートメーターに交換せず、今までと同じアナログ式の電力計のままにしておいてほしいと、あらためて伝えました。
工事担当者も、それは承知していたようです。
他の部屋の電力計を半分ほど交換しただけで、工事が終わりました。
残りは、後日行うようです。
この日、私の部屋を除いて、すべての交換を行うと思っていたので、意外でした。
いずれにせよ、取りあえず、これにて一件落着しました。
ただし、今後どうなるか分りません。
東京電力自体は、交換の拒否を認めず、スマートメーターへの交換を要求してくるかもしれません。
あるいは、今後、相当長期にわたって、このまま認めるかもしれません。
そうあってほしいものですが、はたしてどうなるか、分りません。
今後の様子を見るしかありません。
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工事担当者は、高齢の人で、電力会社のOBかもしれないとの印象を受けました。
(本当のところは、分りませんが)。
「残りの交換工事を行う人が、間違って (私の部屋の電力計も) 交換してしまう恐れがあるので、交換拒否のラベルを貼っておいた方が良い」 と、教えてくれました。
非常に親切です。
なるほどと思い、幅広の透明テープに、自分の部屋番号と 「メーター交換不要。通知ずみ」 と書いて、電力計を収容してある外箱に貼っておきました。
「交換拒否」 と書くのは、いささか強烈な表現なので、抑えた表現にしておきました。
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次回は、東京新聞の記事について、念のため述べます。
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以下、長文のため、第2回目に続きます。
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http://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2019/03/22/9050269
http://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2019/05/22/9075634
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