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(新・新版) 21世紀は宇宙文明時代
(旧ブログ) 21世紀は宇宙文明時代

(旧ブログ) を (新・新版) ブログに統合したいのですが、

(旧ブログ) には、その機能がないので、やむなく 「二本立て」 にしています。

ぜひ、主体の 『 (新・新版) 21世紀は宇宙文明時代』 も、ご高覧下さい。

(注)以前の 『 (新版)21世紀は宇宙文明時代』 は、不本意ながら
やむなく 「終了」 しました。

当(旧ブログ)の 「サイトマップ」 をご活用下さい


【連絡事項】 現在掲示中の記事『日航123便墜落事件 - 航空管制通信での「周波数変更の指示」…… (12)』を、大幅に書き換えました2020年07月04日

[カテゴリ: 連絡事項]

現在、掲示している、「以下の記事」 に訂正があり、「大幅に書き換え」 ました。

(A: 第12回目の記事)
『日航123便墜落事件 - 航空管制通信での「周波数変更の指示」に関して「他者ブログ」宛にコメント投稿しました(12)』
2020年06月27日
http://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2020/06/27/9262203


具体的なことは、大変お手数ですが、「A: 第12回目の記事」 をご参照願います。

ご迷惑をおかけして、誠に申し訳ありません。

よろしくお願い致します。



日航123便墜落事件 - 航空管制通信での「周波数変更の指示」に関して「他者ブログ」宛にコメント投稿しました(13)2020年07月11日

[カテゴリ: JAL123便>他者ブログ]

「第12回目の記事」 から続きます。
https://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2020/06/27/9262203

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「図27-2」 説明に関して、「微修正」 しました。
 <R2 / 2020-9-23>

「場所」 は、文頭から 「1/2程度」 のところです。
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前回 (第12回目) お知らせした通り、「オーディオ選択パネル」 について述べます。

「図22」 を再掲します。

5台の無線通信機

(図22 ・ 再掲) 5台の無線通信機
(出典: 自分で作成)

※※ 当記事の各図は 「拡大図付き」 です。マウスの左クリックで、「拡大図、元の図」 に切り替えられます。

※※ 図を参照しながら、本文をご覧になる場合、当記事を「二つのタブ」で同時に開き、一方のタブを「図の表示専用」にすると、非常に便利です。


「図22 ・ 再掲」 で、「オーディオ選択パネル」 を示すのが、次の 「図26」 です。

操縦室内の 「オーディオ選択パネル」 位置 (副操縦士側)

(図26) 操縦室内の 「オーディオ選択パネル」 位置 (副操縦士側)
(出典: 『日本航空のフライト ・ シミュレーター展示品』 を自分で撮影。追記)

※ この 「図26」 は、以前すでに述べた通り、「ボーイング747型機の実機」 ではなく、「日本航空が、かつて使用していたフライト ・ シミュレーター」 です。

ご覧の通り、「オーディオ選択パネル」 が、ほんの少ししか見えません。

なお、この図では、まったく見えませんが、左の機長席側にも、同じ 「オーディオ選択パネル」 があります。

操縦室内の 「オーディオ選択パネル」 位置に関して

(図26-1) 操縦室内の 「オーディオ選択パネル」 位置に関して
(出典: 『日本航空のフライト ・ シミュレーター展示品』 を自分で撮影。追記)

「図26 / 図26-1」 に示す通り、「エンジン制御用のパワー ・ レバー」 などを設けてある、「コントロール ・ スタンド」 が手前にあります。

しかも、「コントロール ・ スタンド」 は、半円形に 「盛り上がった構造」 になっているので、ますます見えません(笑)。

そこで、いつものように、「代用品」 を掲げます。

「オーディオ選択パネル」 を上から見た説明図

(図26-2) 「オーディオ選択パネル」 を上から見た説明図
(出典: 日本航空の、運航乗員訓練用 「紙レーター」 を、自分で撮影。追記)

※ 「図26-2」 は、以前すでに述べた通り、日本航空が、運航乗員の訓練用に作成した、ボーイング747型機の 「紙レーター (の一部)」 です。


「図26-2」 の中央、左端に、赤色下線を引いた 「CONTROL STAND」 の表示があります。

これが、「図26-1」 の説明で述べた、「コントロール ・ スタンド」 です。

真上から見た図なので、分かりにくいかもしれませんが、「パワー ・ レバーの握り部分」 に表示してある 「1 ~ 4の数字」 などを手がかりにして、見て下さい。

この 「コントロール ・ スタンド」 より、すぐ上側 (機首の方向) に、左右2つ、対称的に並んでいるのが、「オーディオ選択パネル」 です。

機長席用と、副操縦士席用に、それぞれ1台 (合計2台) 装備しています。

(注) 「航空機関士」 用など、これ以外にもあります。

これを拡大したのが、次の図です。

「オーディオ選択パネル」 (機長席側)

(図26-3) 「オーディオ選択パネル」 (機長席側)
(出典: 日本航空の、運航乗員訓練用 「紙レーター」 を、自分で撮影)

この 「オーディオ選択パネル」 で、5台の無線通信機を集中的に操作します。

「図22 ・ 再掲」 の通り、「マイク、ヘッドセット、スピーカ」 の制御を行います。


マイク切り替えスイッチ

(図26-3-1) マイク切り替えスイッチ
(出典: 日本航空の、運航乗員訓練用 「紙レーター」 を、自分で撮影。追記)

「図26-3-1」 の、赤枠で示す 「マイク切り替えスイッチ」 を見て下さい。

◎ VHF-1 (№1超短波無線機)
◎ VHF-2 (№2超短波無線機)
◎ VHF-3 (№3超短波無線機)

◎ HF-1 (短波無線機-1)
◎ HF-2 (短波無線機-2)

◎ INPH (後述)
◎ PA (後述)

と、左から順に並んでいます。

この切り替えスイッチは、おそらく 「押しボタン式のスイッチ」 と思います。

例えば、「VHF-1」 のボタンを押すと、「№1超短波無線機」 にマイクがつながり、この 「№1超短波無線機」 を用いて、無線通信ができます。

もし、「HF-2」 のボタンを押せば、「短波無線機-2」 にマイクがつながり、「短波無線機-2」 を用いて、無線通信ができます。

ただし、いずれの場合も、押せるボタンは 「一つだけ」 のはずです。

一度に 「二つ以上のボタン」 は、押せないはずです。

つまり、「一度に使える無線機」 は、5台中 「1台だけ」 のはずです。

1人の人間が、「複数の無線機を同時に使用して、複数の、まったく異なる相手と、同時に交信」 する。

そんなこと、とても、やっていられません(笑)。

そもそも、民間旅客機の操縦で、そのような 「手広い無線通信を行う」 必要はないはずです。

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◎ INPH (インターホン)

これは、お気づきかと思いますが、「客室乗務員との通話用インターホン」 です。

(機体整備用のインターホンもありますが、ここでは触れません)。

このボタンを押して、マイクを接続すれば、「無線通信機で、無線通信をするのと、あたかも同じように」、客室乗務員と通話ができるものと思います
(具体的なことは、よく分かりません)。

もちろん、5台の無線機は、いずれも動作しません。


◎ PA (客席内拡声器 (パブリック ・ アドレス))

これは、誰もが知っていると思います。

機長から、客室 (乗客) 向けの 「案内放送」 に用います。

もちろん、機長に限らず、副操縦士でも、航空機関士でも、使用可能です。

ただし、この件は後述します。

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操縦室内の 「運航乗員同士」 も、インターホンを使って、通話 (会話) することもできます。

これは、声を出せば、自動的に相手に伝わるらしいですが、具体的なことは、よく分かりません。

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音量調節ツマミ

(図26-3-2) 音量調節ツマミ
(出典: 日本航空の、運航乗員訓練用 「紙レーター」 を、自分で撮影。追記)

「図26-3-2」 が、無線機などの、「音量調整つまみ」 です。

図中で、「このパネルに表示していない項目」 を、説明のために追加したのが、次の 「図26-3-2A」 です。

音量調節ツマミ (未表示を、説明のために追加)

(図26-3-2A) 音量調節ツマミ (未表示を、説明のために追加)
(出典: 日本航空の、運航乗員訓練用 「紙レーター」 を、自分で撮影。追記)

ご覧の通り、「最上段のツマミ」 の項目4点を、「茶色文字」 で追加表示しました。

◎ VHF-1
◎ VHF-3

◎ HF-2

◎ PA

「場所が狭い」 ので、意識的に表示を省略しているものと思います。
(専門家であるパイロットたちなら、問題なく対応できる、という理由だと思います)。

この 「ツマミ」 を用いて、5台の無線通信機、それぞれの音量調節が、自由にできます。

「送信」 は、前述の通り、一度に 「1台の無線機」 しか行えません。

一方、「受信」 は、すべての無線機で同時に行えます。

理屈の上では、5台の無線機から、「一度に、5種類の音声が、同時に聞こえてくる」 ことになります(笑)。

例えば、長距離国際線で、洋上を飛行中は、「短波無線機」 を使います。

「超短波無線機」 では、地上からの距離が遠くて電波が届きません。

そのため、「超短波無線機」 は、事実上、動作してないのと同じです。

一方、洋上専用として、「航空機相互通信専用」 の周波数があります。

これは、「超短波」 です。

「短波」 ではありません。

洋上を飛行している航空機が、例えば、これから自分が飛行しようとしている空域の気象状況を、先行機に問い合せたりするための、「航空機同士の、連絡用周波数」 です。

この場合、航空管制用に 「短波無線機」 を受信状態にしている時に、いわば突然 「超短波無線機」 から、音声が聞こえてくることになります。

このような出来事にも、直ちに対応できるよう、すべての無線機を常時聴取する必要があるとも言えます。

国内線で 「短波無線機」 を、もし搭載していない場合は、3台の 「超短波無線機」 を常時聴取することになります。


「無線航法機器」 の音量調節ツマミ

(図26-3-2B) 「無線航法機器」 の音量調節ツマミ
(出典: 日本航空の、運航乗員訓練用 「紙レーター」 を、自分で撮影。追記)

この 「図26-3-2B」 では、ご覧の通り、「3カ所に、紫色の下線 (上線?)」 を付けました。

◎ VOR DME (最下段 ・ 左側)

◎ ADF (最下段 ・ 右側)

◎ MKR (下から2段目 ・ 右端側)

これらは、いずれも 「無線航法機器」 の受信音の音量を、調整するためのツマミです。

地上に設置してある 「無線標識局のアンテナ」 から発する電波を、機上で受信し、「航空機の現在位置を知る」 ための受信装置です。

(注) 一連の、当連載記事は、「航空管制通信」 について述べているので、「無線航法機器」は、触れません。

「使用するマイク」 の切り替えスイッチ

(図26-3-2C) 「使用するマイク」 の切り替えスイッチ
(出典: 日本航空の、運航乗員訓練用 「紙レーター」 を、自分で撮影。追記)

「平常時に使用するマイク」 と、急減圧発生時などに使用する 「酸素マスク内蔵マイク」 とを切り換えるためのスイッチです。

◎ BOOM (ブーム)<平常時に使用>

◎ OXY (酸素 / オキシゲン)<酸素マスク着用時>

(注) 「OXY (酸素 / オキシゲン)」 は、後述します。


◎ BOOM (ブーム)

「平常時」 は、この 「BOOM」 側を使います。

運航乗員が、自分の頭にかぶせる 「ヘッドセット」 に付いている 「ブーム ・ マイク」 を用います。

機体に付属している 「マイク」 も使えます。

「航空機関士」 の場合、パイロットと異なり、無線通信は、あまり行わないだろうと思います。

そのため、機体に付属している 「マイク」 を主に使っているのかもしれません。
(よく分かりませんが)。

「ヘッドセット」 の一例

(図27) 「ヘッドセット」 の一例
(出典: 『月刊エアライン』 2020年 (R2年) 6月号 (イカロス出版) を一部引用。追記)

これが、「ヘッドセット」 の一例です。

言うまでもなく、「ヘッドホン」 「ブーム ・ マイク」 の両者が一体構造になっています。

「ヘッドセット」 のコードを接続する場所を、下図に示します。

 「ヘッドセット」 を接続するコネクタ部

(図27-1) 「ヘッドセット」 を接続するコネクタ部
(出典: 『日本航空のフライト ・ シミュレーター展示品』 を自分で撮影。追記)


「ヘッドセット」 を接続するコネクタ部 (機長席背面)

(図27-2) 「ヘッドセット」 を接続するコネクタ部 (機長席背面)
(出典: 『日本航空のフライト ・ シミュレーター展示品』 を自分で撮影。追記)
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「上記の、キャプション (図に添えた短い説明)」 を修正します。 <R2 / 2020-9-23>

(修正前)
「ヘッドセット」 を接続するコネクタ部 (機長席背面)

(修正後)
「ヘッドセット」 を接続するコネクタ部 (機長席の左側)


具体的な 「修正理由」 は、大変お手数ですが、「以下の記事」 をご参照願います。

(既存の記事)
『日航123便墜落事件 - 航空管制通信での「周波数変更の指示」に関して「他者ブログ」宛にコメント投稿しました(17)』
2020年09月19日
https://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2020/09/19/9297080

<R2 / 2020-9-23>
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「図27-1 / 図27-2」 は、図の通り、「機長席の左側」 です。

「ヘッドセット」 のコードを接続する、「コネクタ部」 があります。

機体に取り付けたフックに、「ヘッドセット」 を、ぶら下げてあるように見えます。
(その背後にある物 (小型照明灯?) と、画像が重なっているので、ヘッドセットかどうか、今ひとつよく分かりませんが)。

あいにく 「図27-1 / 図27-2」 では、「コネクタ部」 が、ほとんど分かりません。

そこで、下図を追加します。

「ヘッドセット」 を接続するコネクタ部の説明図

(図27-3) 「ヘッドセット」 を接続するコネクタ部の説明図
(出典: 日本航空の、運航乗員訓練用 「紙レーター」 を、自分で撮影。追記)

◎ BOOM MIC

「ヘッドセット」 の 「マイク ・ コード・プラグ」 を、接続します。

◎ HEADSET

「ヘッドセット」 の 「ヘッドホン ・ コード ・ プラグ」 を、接続します。

◎ PTT (プッシュ ・ ツー ・ トーク)

これは、「送信スイッチ」 です。

「押しボタン式のスイッチ」 だと思います。

送信する時、このボタンを押します。

受信する時は、ボタンを放します。

ただし、通常は、「ヘッドセット」 に付属している 「送信スイッチ」 を操作するはずです。

どちらでも、都合の良い方を使えるようになっています。

◎ ? (おそらくPTT?)

「ヘッドセット」 に付属する 「送信用のPTTスイッチ」 コード ・ プラグを、接続する部分ではないかと思います。

ただし、画像が黒いのと、コード類の一部しか見えないので、よく分かりません。

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前述の、「OXY (酸素 / オキシゲン)」 について述べます。
(図26-3-2C)。

以下のサイトに、「酸素マスクの画像」 があります。

(S: 他者サイト)
<AeroExpo>
https://www.google.com/imgres?imgurl=https%3A%2F%2Fimg.aeroexpo.online%2Fja%2Fimages_ar%2Fphoto-mg%2F169069-13675985.jpg&imgrefurl=https%3A%2F%2Fwww.aeroexpo.online%2Fja%2Fprod%2Fsafran-aerosystems%2Fproduct-169069-7760.html&tbnid=qL2asGbzEk9HsM&vet=12ahUKEwjU9dbs6L_qAhUJzmEKHSNIAiEQMygBegUIARCsAQ..i&docid=dog1rTj-Fy9t9M&w=300&h=300&q=%E9%A3%9B%E8%A1%8C%E6%A9%9F%E3%81%AE%E3%83%91%E3%82%A4%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%88%E7%94%A8%E9%85%B8%E7%B4%A0%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%AF&client=firefox-b-d&ved=2ahUKEwjU9dbs6L_qAhUJzmEKHSNIAiEQMygBegUIARCsAQ

当ブログ (アサブロ) は、日本語を含むURLに (事実上) 対応していないので、お手数ですが、手作業でアクセスして下さい。


この 「S: 他者サイト」 画面で、一番上にあるのが、民間のジェット旅客機で、運航乗員が使う 「酸素マスク」 の一例だと思います。

「著作権について」 うるさいことを言っているので(笑)、画像は引用しません。


副操縦士席の 「酸素マスク」

(図28) 副操縦士席の 「酸素マスク」
(出典: 『日本航空のフライト ・ シミュレーター展示品』 を自分で撮影。追記)


機長席の 「酸素マスク」

(図28-1) 機長席の 「酸素マスク」
(出典: 『日本航空のフライト ・ シミュレーター展示品』 を自分で撮影)

「酸素マスク」 の内側が、ちょうど写っています。
(手前にある、ガラスの反射で、見づらいですが)。

「図28 / 図28-1」 いずれも、展示用です。

実際には、じゃまにならないよう、「天井部の側面」 に、つり下げるように収納しています。

この 「酸素マスク」 のホースを取り付ける場所が、次の図です。

「酸素マスク」 の制御部

(図28-2) 「酸素マスク」 の制御部
(出典: 『日本航空のフライト ・ シミュレーター展示品』 を自分で撮影。追記)

「酸素マスク制御部」 の説明図

(図28-3) 「酸素マスク制御部」 の説明図
(出典: 日本航空の、運航乗員訓練用 「紙レーター」 を、自分で撮影。追記)

この図の通り、「酸素マスクのホース」 を接続するのが、「OXYGEN」 です。

「酸素マスクのマイク ・ コード ・ プラグ」 を接続するのが、「MASK MIC」 のコネクタ部と思います。

「PTTボタン」 を押して送信するはずです。

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送信用の 「PTTスイッチ」 は、これ以外にも、操縦輪 (操縦桿) の 「握り部分」 にもあります。

「握り部分」 頂部の、裏側 (機首側) なので、「操縦席に座ると、人間の側」 からは、見えません。

「操縦輪 (操縦桿)」 を両手で握っている時にも、自由に送信できるようになっています。

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さらには、「機体に付属のマイク」 もあると、前述しました。

「機体に付属のマイク」 (副操縦士席)

(図29) 「機体に付属のマイク」 (副操縦士席)
(出典: 『日本航空のフライト ・ シミュレーター展示品』 を自分で撮影。追記)

「丸形の、手持ちマイク」 です。

その下に、「カール ・ コード」 が延びています。

どちらも、「真っ黒」 なので、よく分かりませんが(笑)。

「以下の図」 を、再掲します。

「オーディオ選択パネル」 を上から見た説明図

(図26-2 ・ 再掲) 「オーディオ選択パネル」 を上から見た図
(出典: 日本航空の、運航乗員訓練用 「紙レーター」 を、自分で撮影。追記)


この 「図26-2 ・ 再掲」 で、「マイク」 と表示してあるのが、それです。

図の通り、左の 「機長席側」 にもあります。

このマイクには、「送信用のPTTスイッチ」 が付属しています。

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ここで、話が前に戻るので、「図の番号」 も 「前の系列」 に戻ります。

「使用するアンプ」 の切り替えスイッチ

(図26-3-2D) 「使用するアンプ」 の切り替えスイッチ
(出典: 日本航空の、運航乗員訓練用 「紙レーター」 を、自分で撮影。追記)

これは、よく分かりません。

おそらく、「オーディオ選択パネル用」 のアンプ (音響出力用の低周波増幅器) が、2系統あり、その時使用する方を、選択するスイッチだろうと思います。
(断言はできません)。


「2種類」 の音量調節ツマミについて

(図26-3-2E) 「2種類」 の音量調節ツマミについて
(出典: 日本航空の、運航乗員訓練用 「紙レーター」 を、自分で撮影。追記)

◎ VOICE

◎ RANGE

「紫色の下線」 で表示した、これらも、意味がよく分かりません。

あるいは、「無線通信機」 ではなく、前述の 「無線航法機器」 に関する、音量調整ツマミの一種かもしれません。

「無線航法機器」 の場合、受信音の中に、地上に設置してある 「無線標識局」 を識別するための 「識別信号音」 も含んでいます。

それに関する、音量調整用かもしれません。

いずれにせよ、よく分かりません。

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運航乗員が、「乗客向けの案内放送」 を行う場合。

あるいは、「客室乗務員」 と通話を行う場合。

前述の 「ヘッドセット」 を使用せず、それとはまったく別の、「ハンドセット」 を使うのが、通常の方法のようです。

「ハンドセット」 の位置

(図26-4) 「ハンドセット」 の位置
(出典: 『日本航空のフライト ・ シミュレーター展示品』 を自分で撮影。追記)

これが、「ハンドセット」 です。

「ハンドセット」 の拡大写真

(図26-4A) 「ハンドセット」 の拡大写真
(出典: 『日本航空のフライト ・ シミュレーター展示品』 を自分で撮影)

この図は、ご覧の通り、「ハンドセット」 を拡大撮影しました。

「ボーイング747型機」 では、他の機種と異なり、客室乗務員との通話用に 「機内電話装置」 も設けてあります。

「機内電話装置」 の制御器

(図26-4B) 「機内電話装置」 の制御器
(出典: 『日本航空のフライト ・ シミュレーター展示品』 を自分で撮影。追記)

緑色の枠線が、「機内電話装置」 の制御器です。

その場所を示したのが、下図です。

「機内電話装置」 制御器の位置

(図26-4C) 「機内電話装置」 制御器の位置
(出典: 『日本航空のフライト ・ シミュレーター展示品』 を自分で撮影。追記)

操縦席の 「頭上パネル」 で、図示したのが、その場所です。

(注) 「サーキット ・ ブレーカー ・ パネル」 は、単なる参考までに表示しました。


操縦席の「スピーカー」 (機長席)

(図30) 操縦席の 「スピーカー」 (機長席)
(出典: 『日本航空のフライト ・ シミュレーター展示品』 を自分で撮影。追記)

これが、操縦席の壁面 (機長席側)に取り付けた 「スピーカー」 です。

「図22 ・ 再掲 5台の無線通信機」 で、「オーディオ選択パネル」 の音響出力用に掲げた 「スピーカー」 です。

「機首の方向」 は、緑色の矢印です。

(注) 「気象レーダー表示器」 は、おまけに表示しました(笑)。

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長文のため、「第14回目」 に続きます。

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上記以外の、各回記事URL (リンク先) は、「以下のページ」 をご参照願います。

(パソコンの場合、「リンクを新しいタブで開く」 の方法を用いると好都合です)。
(スマホの場合は、あいにく方法が分かりません)。

『★連載記事 連動URL一覧表★ タイトル『日航123便墜落事件 - 航空管制通信での「周波数変更の指示」に関して「他者ブログ」宛にコメント投稿しました(1) ~ (24最終回)』』
2020年11月05日
https://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2020/11/05/9313516


「サイトマップ」 もご利用頂けます。
『ホームページにあるのと同じ目的の「サイトマップ」』
2015年12月18日
https://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2015/12/18/7953004


お手数をかけて大変申し訳ありませんが、どうかご了承願います。

日本政府やマスコミによる「不当な、すり替え表現」が、いろいろあります(1)2020年07月18日

[カテゴリ: 社会問題>支配]

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(注) 当記事と 「同じ内容の記事」 を、「新ブログ」 に作成しました。

ただし、内容を 「分かりやすく」 するため、 「表組み形式」 にしています。

パソコンなど 「大きな横長の画面」 でご覧になる場合は、「新ブログの記事」 をお勧めします。

『日本政府やマスコミによる「不当な、すり替え表現」が、いろいろあります(1)』
2020年07月18日
<(新版)21世紀は宇宙文明時代>
https://bge21utyu.at.webry.info/202112/article_3.html

『日本政府やマスコミによる「不当な、すり替え表現」が、いろいろあります(2・最終回)』
2020年07月25日
<(新版)21世紀は宇宙文明時代>
https://bge21utyu.at.webry.info/202112/article_4.html

この (注) 追記。<R3 / 2021-12-12>
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「日本や日本国民」 を、裏から巧妙に支配するために、「日本政府やマスコミなど」 が、数多くの 「不当な、すり替え表現」 を作り出し、社会に定着させています。

多くの人々は、それに気付かず、そうと知らずに 「振り回されて」 います。

その実例を、思いつくままに列挙します。

ただし、素人なので、正確ではない面もあるかと思います。

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(1-A) 不当な、すり替え表現

      幕末の動乱 / 明治維新

(1-B) 本来あるべき表現

      欧米列強による代理戦争 (内乱)

(1-C) 説明

      世界の支配者たちが、日本を支配するために、裏から操って、幕末の動乱を引き起こし、江戸幕府を倒し、日本政府を作り出しました。



(2-A) 不当な、すり替え表現

      明治以降の日本政府

(2-B) 本来あるべき表現

      英国による傀儡 《かいらい》 政権

(2-C) 説明

      英国のロスチャイルド財閥などが、日本政府を裏から操りました。



(3-A) 不当な、すり替え表現

      戦後の日本政府

(3-B) 本来あるべき表現

      米国による傀儡 《かいらい》 政権

(3-C) 説明

      太平洋戦争の敗戦後は、米国のロックフェラー財閥などが、日本政府を裏から操っています。



(4-A) 不当な、すり替え表現

      転進

(4-B) 本来あるべき表現

      退却

(4-C) 説明

      太平洋戦争で、日本軍の 「負け戦 《いくさ》」 をごまかすための 「すり替え表現」 です。
      部隊が負けて、退却したのをできるだけ隠すために、「転進」 と、まるで勝利したかのように、表現を 「すり替え」 ました。



(5-A) 不当な、すり替え表現

      玉砕 《ぎょくさい》

(5-B) 本来あるべき表現

      全滅

(5-C) 説明

      これも同じです。
      部隊が負けて、全滅したのをできるだけ隠すために、「玉砕 《ぎょくさい》」 と、あたかも華々しく勝利したかのように、表現を 「すり替え」 ました。



(6-A) 不当な、すり替え表現

      特攻隊

(6-B) 本来あるべき表現

      自殺部隊

(6-C) 説明

      日本軍自身により、強制的に、巧妙に、軍人である操縦士を多数自殺させた部隊。
      実質的な攻撃効果は、わずかしかありません。
      軍事的には、無意味な作戦。
      米軍に対する、巧妙な利敵行為です。



(7-A) 不当な、すり替え表現

      進駐軍

(7-B) 本来あるべき表現

      占領軍

(7-C) 説明

      日本の敗戦により、米軍が、占領軍として、日本を支配しました。
      それを少しでも隠すため、矮小化 《わいしょうか》 するため、進駐軍と 「すり替え表現」 を行いました。
      「自分たちが、占領されたと、認めたくない思いがある」 とも、解釈できます。



(8-A) 不当な、すり替え表現

      日米地位協定 ・ 日米安全保障条約

(8-B) 本来あるべき表現

      米国および米軍による、日本支配のための協定 ・ 条約

(8-C) 説明

      米国および米軍が、日本を支配するために、日本と締結した協定 ・ 条約です。
      米国および米軍と、日本は対等の関係ではありません。
      米国および米軍が、ご主人様。日本は奴隷 《どれい》 です。
      沖縄の基地問題を見れば、その関係性が、一目瞭然 《いちもくりょうぜん》、明らかです。



(9-A) 不当な、すり替え表現

      自衛隊

(9-B) 本来あるべき表現

      新日本軍
      (別名 : 日本人のみで構成する、米軍の日本駐屯 《ちゅうとん》 部隊)

(9-C) 説明

      自衛隊は、戦闘組織であり、軍隊です。
      朝鮮戦争の勃発 《ぼっぱつ》 により、日本を支配していた米軍が、朝鮮半島に進軍したため、日本に駐屯する米軍が手薄になりました。
      その穴を埋めるために、米国が、日本に対して、自衛隊を作らせました。
      したがって、自衛隊は、発足した時から、米軍のための 「下請け部隊」 に過ぎません。
      日本を守るための軍隊ではなく、米国を守ってあげるための、米軍の一部です。
      そのため、自衛隊は、戦争放棄の日本国憲法に違反するのは、当然の成り行きです。



(10-A) 不当な、すり替え表現

      航空 / 陸上 / 海上自衛隊

(10-B) 本来あるべき表現

      新日本空軍 / 新日本陸軍 / 新日本海軍

(10-C) 説明

      「9-A ~ C」 の通り、自衛隊は、日本国憲法違反の軍隊です。
      それをごまかすために、「自衛隊」 と、もっともらしい 「すり替え表現」 を行っています。



(11-A) 不当な、すり替え表現

      多用途運用護衛艦

(11-B) 本来あるべき表現

      軽空母

(11-C) 説明

      海上自衛隊のヘリコプター搭載の大型護衛艦 「いずも」 「かが」 を、「F-35B型」 戦闘機が使えるよう 「空母」 に改修すると決めました
      それをごまかすために、「多用途運用護衛艦」 と、すり替え表現を行いました。
      ただし、船体の規模からすれば、正規の空母ではなく、「軽空母」 です。



(12-A) 不当な、すり替え表現

      護衛艦

(12-B) 本来あるべき表現

      駆逐艦

(12-C) 説明

      「11-A ~ C」 ではなく、通常の 「護衛艦」 も、すり替え表現です。
      本来ならば、「駆逐艦」 と表現するべきものです。
      かつて、「戦車を特車」 と、表現していました。
      さすがに、このすり替え表現は、消え去りました。



(13-A) 不当な、すり替え表現

      (国産の) F-1型、F-2型 支援戦闘機

(13-B) 本来あるべき表現

      F-1型、F-2型 戦闘攻撃機

(13-C) 説明

      これも、「攻撃機」 を隠すための、すり替え表現です。
      「F-1型、F-2型 戦闘攻撃機」 の主任務は、日本に攻めてくる軍艦を、「空対艦ミサイル」 で攻撃するものです。
      これも、国際的な、通常の軍事用語です。



(14-A) 不当な、すり替え表現


      真珠湾 ・ 奇襲攻撃

(14-B) 本来あるべき表現

      真珠湾 ・ 猿芝居 《さるしばい》 の奇襲攻撃

(14-C) 説明

      奇襲ではありません。
      英国、米国、日本が結託した、猿芝居 《さるしばい》 です。
      日本が、「米国に負けてあげるため」 に、意識的に始めた戦争です。
      日本の敗北、その後、現在までに至る米国支配、いずれも、事前の台本どおりの 「猿芝居 《さるしばい》 」 です。

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次回は、軍事と異なる事項も、いろいろ掲げます。


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長文のため、「第2回目 ・ 最終回」 に続きます。

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                当記事(第1回目)の先頭に戻る >>
http://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2020/07/18/9269442


                    第2回目 ・ 最終回に進む >>
http://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2020/07/25/9271711

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(注) 「新ブログ」 で作成した、「上記と同じ内容」 の記事

『日本政府やマスコミによる「不当な、すり替え表現」が、いろいろあります(1)』
2020年07月18日
<(新版)21世紀は宇宙文明時代>
https://bge21utyu.at.webry.info/202112/article_3.html

『日本政府やマスコミによる「不当な、すり替え表現」が、いろいろあります(2・最終回)』
2020年07月25日
<(新版)21世紀は宇宙文明時代>
https://bge21utyu.at.webry.info/202112/article_4.html

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【続編】 『日本政府やマスコミによる「不当な、すり替え表現」が、いろいろあります(続編1)』
2020年08月01日
http://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2020/08/01/9274319

【続編】 『日本政府やマスコミによる「不当な、すり替え表現」が、いろいろあります(続編2・最終回)』
2020年08月07日
http://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2020/08/07/9276316