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(新・新版) 21世紀は宇宙文明時代
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(続編) JAL123便-このたび頂いた「コメント投稿」へのお返事を差し上げます(3)2021年03月27日

[カテゴリ: JAL123便>その他]

「 (続編) 第2回目の記事」 から続きます。
https://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2021/03/20/9358877

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「前回 (第2回目) の記事」 で、以下の引用を掲げました。

「D-1-1: 引用」 (D: 参考図書のP.113~P.114)。

これについて、昨年、「まったく別件の記事」 でも、少し触れました。

(F: 既存の記事)
『日航123便墜落事件 - 航空管制通信での「周波数変更の指示」に関して「他者ブログ」宛にコメント投稿しました(19)』
2020年10月02日
https://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2020/10/02/9301429


せっかくなので、この 「F: 既存の記事」 で、その部分を引用することにしました。

(繰り返しになるので、ご不要ならば、読み飛ばして下さい)。

(F-1: 既存の記事を引用)
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(10)(9)とは別に、「興味深い説」があります。

田村珠芳・著『ついに宇宙人が最終戦争後のシナリオを用意しました』(徳間書店)
同・著『いつも宇宙人があなたの間近にいます』(ハギジン出版)

これによれば、「123便は、尾翼を破壊されたので、攻撃を回避するため、1000メートル以下の高度に降下し、逃げ回っていた」ことになります。

(注)1000メートル以下は、陸地ではなく、海上での数字かと思いますが、即断はできません。

同書を引用します。
====================
ただしそのために、以後、123便は管制レーダーから消えてしまい、周辺の航空管制官はJAL機を助けたくとも、その機影を追うことさえできなくなりました。ですから異常発生後の正確な飛行ルートは、いまもってわかりません。
====================
(引用。以上)

123便の高濱機長は、海上自衛隊で「対潜哨戒機」の機長だったかと思います。

それならば、敵機の攻撃を回避するために、「巧妙に逃げ回る戦法」は熟知しているはずです。

「対潜哨戒機」は、潜水艦を攻撃する魚雷、ロケット弾などを装備しています。

一方、自機が、敵の戦闘機から攻撃を受けても、反撃するための、自衛用ミサイルや機関砲などは、ありません。

その意味では「丸腰」です。

したがって、この場合は、逃げるしか方法がありません。

第2次大戦など、昔は、雲の中に逃げ込むのが、非常に有効な手段でした。

今は、レーダーがあるので、意味がありません。

そこで、敵のレーダーになるべく映らないよう、低空に逃げるわけです。

陸地ならば、山の陰に回る、深い谷に入り込む、などの方法もあります。
==================================
(F-1: 既存の記事を引用。以上)


以上で、「D-1-1: 引用」 (D: 参考図書のP.113~P.114) に関しては、取りあえず終ります。

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「第1回目の記事」 で、以下の引用を掲げました。

「C-1: 引用」 (C: 参考図書のP.65~P.70)。

その一部を、再度引用します。

(C-1-1: 引用) (C: 参考図書のP.67)
==================================
 未だに原因は金属疲労となっていますが、過去に金属疲労で墜落した飛行機は一つもないのです。
==================================
(C-1-1: 引用。以上)


この 「C-1-1: 引用」 で、後半部は、明らかな 「事実無根」 です。

「過去に、金属疲労で墜落した飛行機」 は、存在します。

あまりにも有名な 「イギリスのコメット機墜落、連続事故」 があります。

英国の 「デ ・ ハビランド社 DH.106型 コメット機」 が、少なくとも、2度にわたって、「金属疲労で」 空中分解しました。

同機は、「世界初のジェット旅客機」 です。

この航空機メーカー (デ ・ ハビランド社) は、「設計段階で、強度試験など」 をきちんと行い、十分な安全性があると認識していました。

ところが、結果的に 「認識不足」 でした。

「世界初のジェット旅客機」 であったために、経験豊かな航空機メーカーといえども、未知の分野があり、このような結果を招いてしまいました。

英国チャーチル首相の厳命により、国家レベルで、総力を挙げて原因究明を行いました。

世界初の、大がかりな水槽試験を行いました。

胴体全部を、水槽に沈め、何度も、繰り返し荷重を加えました。

その結果、胴体上部にある、「方向探知機アンテナ」 を設けるための 「開口部」 から、亀裂が生じ、それが拡大して、最後に空中分解を起したと、判明しました。

要するに、「金属疲労」 が原因です。

高空を飛行するために、従来のプロペラ機よりも、はるかに高い与圧を加えていた 「ジェット旅客機」 ならではの、当時は、誰にも予想が付かなかった事故が発生したわけです。

これが、「非常に貴重な教訓」 となり、その後、「航空機の安全性向上」 に、多大な貢献をもたらしました。
(これに限らず、いろいろと未知の事柄が判明し、それらも貴重な教訓となりました)。

ところが、当の 「デ ・ ハビランド社」 はもとより、英国の航空工業界全体が、徐々に力を失って行きました。

上記の 「事故調査結果や対策」 が出るまでに、長い時間が、かかりました。

その間に、米国のボーイング社が、革新的な高性能のジェット旅客機 「ボーイング707型機」 を誕生させ、全世界に売り出しました。

さらには、同じ米国のダグラス社が、同様に、高性能の 「ダグラスDC-8型機」 を生み出しました。

これは、日本航空でも、盛んに使用したので、憶えている人々も多いかと思います。

英国のデ ・ ハビランド社も、改良型のコメット機を開発 ・ 製造しました。

しかしながら、米国機に比べると、すでに時代遅れの旧式機になっていました。

事故で失った信用も、回復しきれない面もあり、上述のように、英国の航空工業界全体が、徐々に衰退して行きました。

現在では、エアバス社 (フランスなどとの合弁会社)、エンジンのロールスロイス社などが、活躍しているのは言うまでもありませんが。

(G: 他者サイト記事)
『事例名称  ジェット旅客機コメットの空中分解』
<失敗知識データーベース>
http://www.shippai.org/fkd/cf/CB0071012.html


(H: 他者サイト記事)
『世界初のジェット旅客機コメットが墜落した原因とは?』
航空機事故ゼロをめざして(2)金属疲労と試験方法の改良
収録日:2017/10/30
追加日:2018/02/03
<テンミニッツTV 講師  鈴木真二>
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=2019

※ 画面が、非常に見づらいです。


(I: 他者サイト記事)
『コメット連続墜落事故』
最終更新 2020年11月23日 (月) 18:26
<ウィキペディア(Wikipedia)>
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%A1%E3%83%83%E3%83%88%E9%80%A3%E7%B6%9A%E5%A2%9C%E8%90%BD%E4%BA%8B%E6%95%85

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前述した、「C-1: 引用」 で、さらに別の部分を、再度引用します。

(C-1-2: 引用) (C: 参考図書のP.68)
==================================
 事故当日、韓国ウサンに配備されている米空軍機F106は、機体を黒く塗り所属がわからないようにして出撃し、JAL123便の尾翼にミサイルを一発発射、JAL機は異常を感じ、大島空港に着陸したいと思ったがスクランブルをかけられ着陸できず、海上着陸 (注) を望むが、これもスクランブルをかけられて不可能となります。
(注) 「海上着陸」 は、「海上着水」 の誤りです。
==================================
(C-1-2: 引用。以上)

この 「C-1-2: 引用」 で、以下の部分 (文の中央あたり) を見て下さい。

>…… JAL機は異常を感じ、大島空港に着陸したいと思ったが ……


これは、明らかに、あり得ません。

当時、「大島空港の滑走路」 は、1200メートルしかありません。

言うまでもなく、ボーイング747型機 (ジャンボ ・ ジェット機) は、3000メートル程度の滑走路が必要です。

「1200メートル」 では、短すぎて、話になりません。

あっという間に、滑走路を飛び出し、海 (?) に転げ落ちてしまいます(笑)。

いくら緊急時とはいえ、機長に限らず、123便の運航乗員が 「大島空港に着陸したいと思う」 はずがありません。

それとも、機長が天才的な人物で、「1200メートルの滑走路」 でも、着陸できる操縦能力を持っていたのでしょうか?
(そんなことは、とても信じられませんが)。

(J: 他者サイト記事)
『大島空港』
<国土交通省>
https://www.mlit.go.jp/common/001365849.pdf

この 「J: 他者サイト記事」 を、一部引用します。

(J-1: 引用)
==================================
【沿革】
昭和39年 供用開始(旧滑走路1,200m)
(中略)
平成13年 新滑走路供用開始(1,200m)
平成14年 新滑走路延長(1,800m)

※ 「供用開始」 とは、要するに 「使用開始」 のことです。
==================================
(J-1: 引用。以上)

この 「J-1: 引用」 で、平成13年 (2001年) に、同じ長さの 「新滑走路」 が、旧滑走路のすぐ脇にできました。

さらに、1800メートルに延長したのが、平成14年 (2002年) です。

123便の事件当時は、「1200メートル」 だったのは、明らかです。
(昭和60年。1985年)。

※ この 「J: 他者サイト記事」 は、以下の 「K: 他者サイト記事」 の中にあります。

(K: 他者サイト記事)
『空港一覧』
<国土交通省>
https://www.mlit.go.jp/koku/15_bf_000310.html


(L: 他者サイト記事)
『大島空港』
<ウィキペディア(Wikipedia)>
最終更新 2020年12月11日 (金) 03:01
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%B3%B6%E7%A9%BA%E6%B8%AF

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<以下、長文のため、第4回目に続きます>

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