(続編) JAL123便-このたび頂いた「コメント投稿」へのお返事を差し上げます(8) ― 2021年05月08日
「 (続編) 第7回目の記事」 から続きます。
https://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2021/05/01/9372956
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「修正を1件」 行います。 <R3 / 2021-5-15>
「T: 他者サイト」 を、「S: 他者サイト」 に修正します。
※ 場所は、「下から、1 / 3ぐらい」 のところです。
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「前回 (第7回目) の記事」 で、「説明文の追加および、補足」 が、各1件あります。
ただし、この件は、「すでにお知らせ」 しました。
(番外A: 前回の記事)
『 【連絡事項】 前回の連載記事で「追加と補足」があります → 『(続編) JAL123便-このたび頂いた「コメント投稿」へのお返事を差し上げます(7)』 』
2021年05月05日
https://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2021/05/05/9374414
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ここから、「当記事 (第8回目)」 の本題です。
今まで、いろいろ述べた 「D-1: 引用」 および、「D-2: 引用」 を見ると、すぐに思い起こすのが、「以下の他者ブログ」 です。
(R: 他者ブログ、2件 / 1件)
『(新) 日本の黒い霧』
https://blog.goo.ne.jp/adoi
『(真)日本の黒い霧 』
http://adoi.hatenablog.com/
この他に、『(神)日本の黒い霧』 もありますが、「登録会員向けの、非公開ブログでもある」 ので、ここでは触れません。
http://maakata.holy.jp/
いずれも、「同一管理人」 が作成しています。
(管理人名は、「日月土 (id:adoi)」 氏)。
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すでに述べた通り、当連載記事は、「D-1 / D-2: 引用」 を論評するのが、本来の目的ではありません。
「続編」 ではなく、一番最初に頂いた 「コメント投稿のご質問」 に応じて、「123便の飛行ルート」 について述べるのが、本来の目的です。
そのため、この 「R: 他者ブログ」 に関しても、なるべく 「最小限の発言」 に留めておく予定です。
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この 「R: 他者ブログ」 は、ご存じかと思いますが、「D-1 / D-2: 引用」 と同じように、「123便」 墜落現場には、「多数の機体やミサイルの破片 (残骸 《ざんがい》) があり、激しい戦闘があった」 と、言明しています。
それだけに、「D-1 / D-2: 引用」 と同様、「さまざまな問題がある」 と、思わないではいられません。
真っ先に、目に付くのは、
◎ 残骸の発見場所を、「具体的に、まったく示していない」。
(地図による明示、あるいは、緯度経度による明示など)。
◎ 残骸の発見に関する、経緯 《けいい。いきさつ》 や状況などを、「まったく示していない」。
この2点です。
「いずれの残骸」 に対しても、ただ単に、「123便の墜落現場で発見した」 と、述べているだけです。
客観的に見ると、これは 「非常に不自然」 です。
「作為がある」 と、思わないではいられません。
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これは、「123便事件」 とは、まったく無関係の、「例え話」 です。
ありふれた日常生活で、「財布を拾った」 とします。
中身を見たら、何と 「100万円入っていた」 とします。
(欲しいなあ!(笑))。
びっくりして、交番を探して、飛び込んだとします。
対応した警官が、必ず聞くと思います。
「どこで拾いましたか?」。
「どうやって拾いましたか?」。
(拾った、経緯や理由は?)
これに対して、例えば、
「会社から帰宅のため、駅に向かう途中の、○○交差点で拾いました」。
「散歩で、△△公園内を歩いていた時、ベンチの近くに落ちていました」。
このように、正直に素直に答えれば、100万円の高額でも、通常の 「拾得物」 として、問題なく処理してくれると思います。
ところが、上記の質問に、「まったく答えなかったら」 どうなるか?
当然、警官は、疑い始めます。
「ひょっとしたら、作り話の、悪質なイタズラではないのか?」。
あるいは、
「ひょっとしたら、何かの犯罪が、裏に隠れているのか?」。
「拾得者」 を自称する、目の前の人物に対して、「徹底的に、問いただす」 はずです。
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例え話ではなく、「123便事件」 の話に、戻ります。
これらの残骸が 「偽物ではなく、本物だ」 と、人々に分からせるためには、少なくとも、
◎ 残骸の発見場所を、「明確に、具体的に示す」。
◎ 残骸の発見に関する、経緯 《けいい。いきさつ》 や状況などを、「明確に、具体的に示す」。
のが、当たり前です。
そうしなければ、「偽物と疑われても」 文句は言えません。
例えば、「123便の墜落現場とは、まったく無関係の場所で、まったく無関係の理由」 で入手した、これらの 「物体」 を、あたかも 「現場で発見した残骸のように見せかける」 のは、いくらでも可能です。
(注) そうだと 「断言している」 わけではありません。
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これは、別件です。
この 「R: 他者ブログ」 の管理人は、「航空のド素人」 だと思わないではいられません。
『AL123便墜落事故-真相を追う-そしてミサイルは発射された(2)』
2009-10-26 11:35:04 / JAL123便墜落事故
<(新) 日本の黒い霧>
https://blog.goo.ne.jp/adoi/e/66f90662378566829c72baa85589bd29
(注) 上記のタイトル 「AL123便 ……」 は、「JAL123便 ……」 の入力ミスと、思います。
この 「R-1: 他者ブログの記事」 で、「ジェット ・ エンジンの解説図」 を掲げています。
それを、そのままコピーしたのを、以下に掲げます。
(図1) 「R-1: 他者ブログの記事」 で掲げている 「ジェット ・ エンジンの解説図」
(出典: 「(新) 日本の黒い霧」 を引用)
(https://blog.goo.ne.jp/adoi/e/66f90662378566829c72baa85589bd29)
※※ 当記事の図は 「拡大図付き」 です。マウスの左クリックで、「拡大図、元の図」 に切り替えられます。
※※ 図を参照しながら、本文をご覧になる場合、当記事を 「二つのタブ」 で同時に開き、一方のタブを 「図の表示専用」 にすると、非常に便利です。
(注1) 「当連載記事」 と、「R-1: 他者ブログの記事」 と、どちらも同じ 「図1の表現」 を用いています。
紛らわしいですが、ご了承願います。
(注2) この (図1) で、右端の 「ノズルコ」 は、おそらく 「ノズルコーン」 だと思います。
この (図1) に対して、「R-1: 他者ブログの記事」 は、ご覧の通り、「以下の解説文」 を掲げています。
>…… ジェットエンジンの基本構造を示した下の図1を見れば分かると思います。製品によって多少の差異はありますが、旅客機用のジェットエンジンはほぼこの基本構造に準じたものであると言えるでしょう。
これに、改行を加えます。
>…… ジェットエンジンの基本構造を示した下の図1を見れば分かると思います。
>製品によって多少の差異はありますが、旅客機用のジェットエンジンはほぼこの基本構造に準じたものであると言えるでしょう。
この 「解説文」 は、その通りです。
ただし、「非常に、紛らわしい解説文」 とも言えます。
なぜならば、123便は、「ボーイング747型機」 です。
同機が、搭載している 「ジェット ・ エンジン」 は、確かに 「図1」 と同じですが、その一方では、「かなり違う」 とも言えるからです。
「123便の機体」 が搭載している、「ジェット ・ エンジン」 は、以下の通りです。
◎ メーカー名: 米国プラット ・ アンド ・ ホイットニー社。
◎ 型名: JT9D-7A
(出典は、「123便の航空事故調査報告書」 です)。
あいにく、この 「JT9D-7A型」 エンジンの図で、ちょうど手頃なものは見当たりませんでした。
やむなく、「代用品」 を掲げます。
(図2) 「高バイパス比」 のジェット ・ エンジン断面図
(出典: 『航空工学講座7 タービン ・ エンジン』 (日本航空技術協会) を引用。加筆)
(注) この (図2) で、以下のものは、説明のために、ここで作った表現です。
正式な名称ではありません。
◎ 第1段目のファン (ファンは、正式な名称です)
◎ エンジン本体部
◎ 空気ジェット
◎ 燃料ガスジェット
(ジェット排気口も、あるいは正式な名称ではないかもしれません)。
※ ジェット噴射の矢印も、あまり正確なものではありません。
「ジェット ・ エンジン (正しくは、タービン ・ エンジン)」 には、少なくとも5種類あります。
(1) ターボジェット ・ エンジン (ジェット機用のエンジン)
(2) 低バイパス比 ターボファン ・ エンジン (ジェット機用のエンジン)
(3) 高バイパス比 ターボファン ・ エンジン (ジェット機用のエンジン)
(4) ターボプロップ ・ エンジン (プロペラ機 (ターボプロップ機) 用のエンジン)
(5) ターボシャフト ・ エンジン (ヘリコプター用のエンジン)
(出典は、同上、「航空工学講座7 タービン ・ エンジン (日本航空技術協会)」 です)。
ここでは、「ジェット機用のエンジン」 である (1) および (3) について述べます。
前掲した 「図1」 は、(1) ターボジェット ・ エンジンです。
一方、「図2」 は、(3) 高バイパス比 ターボファン ・ エンジンです。
あらためて、両図を掲げます。
(図1再掲) 「R-1: 他者ブログの記事」 で掲げている 「ジェット ・ エンジンの解説図」
(出典: 「(新) 日本の黒い霧」 を引用)
(https://blog.goo.ne.jp/adoi/e/66f90662378566829c72baa85589bd29)
(図2再掲) 「高バイパス比」 のジェット ・ エンジン断面図
(出典: 『航空工学講座7 タービン ・ エンジン』 (日本航空技術協会) を引用。加筆)
(図3) 「JT9D型エンジン」 のカット図
(出典: 「Pratt & Whitney」 社の図を引用)
(https://prattwhitney.com/-/media/project/pw/pw-internet/pwu/pwu/products/commercial/jt9d.jpg?rev=1073c11170024187a04ff199fa946dfe)
この (図3) は、「JT9D-20型」 なので、「JT9D-7A型」 そのものではありませんが、事実上、同じはずです。
(T: 他者サイト)
『JT9D ENGINE』 (英文のサイト)
<Pratt & Whitney>
https://prattwhitney.com/products-and-services/products/commercial-engines/jt9d
この (T: 他者サイト) から、上の (図3) がリンクしています。
「修正を1件」 行います。 <R3 / 2021-5-15>
「T: 他者サイト」 を、「S: 他者サイト」 に修正します。
「修正後の状況」 は、以下の通りです。
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(S: 他者サイト)
『JT9D ENGINE』 (英文のサイト)
<Pratt & Whitney>
https://prattwhitney.com/products-and-services/products/commercial-engines/jt9d
この (S: 他者サイト) から、上の (図3) がリンクしています。
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※ 当ブログ (アサブロ) は、「取り消し線が (事実上) 使えない」 ので、「変更部分を言葉で表現する」 しか、やりようがありません。
お手数をかけて、申し訳ありません。
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「ジェット ・ エンジン」 に、変わりありません。
したがって、引用した、「R-1: 他者ブログの記事の、解説文」 は、間違いではありません。
しかしながら、123便の機体が搭載しているジェット ・ エンジン 「JT9D-7A型」 の説明に、(図1) を用いるのは、決して適切ではありません。
なぜならば、この「JT9D-7A型」 は、「 (3) 高バイパス比 ターボファン ・ エンジン」 だからです。
決して、「(1) ターボジェット ・ エンジン」 ではありません。
どちらも、同じ 「ジェット ・ エンジン」 でありながら、「同じではない」 のです。
そのために、「名称が異なる」 のです。
(1) ターボジェット ・ エンジン
(3) 高バイパス比 ターボファン ・ エンジン
この、(3) 高バイパス比 ターボファン ・ エンジンは、あえて例えるならば、「大型プロペラ付き、ジェット ・ エンジン」 なのです。
(図2再掲) を見て下さい。
「空気取入れ口」 のすぐ右側に、大きな直径の 「第1段目のファン」 があります。
これが、いわば 「プロペラ」 です。
この 「プロペラ」 (回転するファン) が、強烈な風を巻き起こし、「エンジン本体部」 の外側を包むように通り抜けて、ジェット排気口から、図の右側に向けて 「空気だけによる、ジェット噴射」 を行います。
一方、同じ 「空気取入れ口」 から入った、一部の空気流が、「第1段コンプレッサ(注)」 から、最終段のコンプレッサまで、圧縮され、「燃焼室」 で燃料噴射により燃焼し、「燃焼ガス ・ ジェット」 として、ジェット排気口から、「燃焼ガスによる、ジェット噴射」 を行います。
(注) 「コンプレッサ」 とは、「圧縮機」 のことです。
「高バイパス比」 に着目して下さい。
「空気取入れ口」 から流入した空気流のうち、多くが、「第1段目のファン」 に向かいます。
いわば、その 「残り」 だけが、「第1段コンプレッサ」 に向かいます。
( 「第1段目のファン」 側から見ると、「分流比」 が高いので、「高バイパス比」 と言います)。
その結果、エンジン全体としての、排気口からの 「ジェット噴射」 の内、「燃焼ガス ・ ジェット」 よりも、燃焼していない 「空気だけによる、ジェット噴射」 の方が、はるかに 「多い」 のです。
そのため、「燃費が非常に良い」 という、一大特徴があります。
昔のジェット旅客機は、「ターボジェット ・ エンジン」 搭載のため、燃費が悪く (燃料の消費量が多いので)、太平洋横断飛行では、燃料補給のため、途中で着陸する必要がありました。
現在では、「燃費の非常に良い」 高バイパス比 ターボファン ・ エンジンなので、楽々直行できるわけです。
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当記事では、「燃費を問題視している」 わけではありません(笑)。
(1) ターボジェット ・ エンジン
(3) 高バイパス比 ターボファン ・ エンジン
両者は、「エンジンの種類が、同じであって、違う」 点を、「問題にしている」 のです。
私に限らず素人でも、ある程度以上 「航空を理解している者」 ならば、「123便の機体が搭載している、高バイパス比 ターボファン ・ エンジン」 の説明図として、「ターボジェット ・ エンジンの図を掲げる」 ことは、事実上 「あり得ない」 のです。
あまり 「上手な例え話」 ではありませんが、「大型観光バス」 の説明図として、同じ車に変わりないからと、「ワゴン車」 の図を、平然と載せるようなものです。
「大型観光バス」 の説明図ならば、「ワゴン車の図」 ではなく、素直に、「大型観光バスの図」 を載せるのが当然です。
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前述した、「R-1: 他者ブログの記事」 で、平然と 「ターボジェット ・ エンジン」 の図を掲げているのは、両エンジンの 「大きな違い」 が分かっていないと、解釈せざるを得ません。
換言すると、この 「記事の管理人」 は、「航空のド素人」 だと、解釈しないではいられません。
さらには、それに対して、「何の指摘もしていない」 と思える 「国際軍事評論家B氏」 も、同様に「航空のド素人」 だと、思えてなりません。
なお、「国際軍事評論家B氏」 は、冒頭で述べた 「R: 他者ブログ」 に、「同ブログの密接な協力者」 として、しばしば登場しています。
(注1) 「航空のド素人では悪い」 という意味では、決してありません。
(注2) 上記、この 「記事の管理人」 は、「R: 他者ブログ」 の管理人を指します。
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<以下、長文のため、第9回目に続きます>
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<< (続編)第5回目に戻る
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<< (続編)第7回目に戻る
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https://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2021/05/20/9379501
https://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2021/05/29/9382446
https://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2021/06/05/9384876
https://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2021/06/12/9387280
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(続編)第17回目に進む >>
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