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ディスプレイ・メーカー「EIZO社」の、意外なサービス2016年02月16日

[カテゴリ: 便利な情報]

<当記事の要点>

・先月の終りに、パソコンのディスプレイを買い換えた。
・ところが、買った時から、不具合があった。
・画面の下の方へ行くほど、徐々に色が薄くなる。
・今まで、30年近くパソコンを使って、こんなトラブルは初めて。
・やむなく、修理に出した。
・現在、修理中なので、どのような結果になるか不明。
・話の本題は、ここから。
・このメーカーは、修理品を「自宅まで」取りに来てくれ、修理中は「代替品」を貸してくれる。
・一般個人ユーザーに対しても、このようなサービスを行う会社は、非常に珍しい。
・さらに、無償の保証期間が、5年間もある。
・それだけに、同社の製品は、他社に比べて非常に値段が高い。
・ブラウン管ディスプレイの時代では、同社の製品が、同業他社の「基準品」の地位にあったと言われている。
・今でも、自社製品に「強い自信を持っている」ように見える。
・それにしては、冒頭のように、「買った時から故障」では、非常に困る。
・今後の評価は、修理品が返ってきてから。
・値段が高いので、今回の買い換えでは、「1ランク低い製品」を、やむなく選んだ。
・そのかわり、解像度は、望みどおり「1920✕1200」を入手できた。
・その限りでは、非常に「お買い得」だと言える。
・会社名は「EIZO(エイゾー)」、かつては「ナナオ」。


<記事本文>

先月の終りに、パソコンのディスプレイを買い換えました。

今までは、19インチの物を、10年近く使っていました。
これは、問題なく、動作しています。
そういう意味では、買い換えの必要はありません。

ところが、ブログ作成に、多数のウインドウを、同時に開く必要が生じました。
(ブログ作成者で、そこまで行う人は、あまりいないと思いますが)。
さらには、画像を編集するソフトは、19インチでは横幅が不足します。
そのため、ワイド画面のディスプレイが、どうしても欲しくなりました。

そこで、24.1インチのワイド・タイプを購入しました。

ところが、使ってみると、何か変な感じがします。
最初は、どうも良く分りませんでした。

やがて、分りました。
画面の下の方が、「白っぽい色」になっていると、気付きました。

よくよく調べると、上の方は、色が正常に出ています。
ところが、下の方へ行くと、だんだん色が薄くなって行きます。

今まで、30年近くパソコンを使っていますが、こんなトラブルは初めてです。

やむなく、修理に出しました。
現在、修理中なので、どのような結果が出るか、不明です。
場合によっては、この機種の「仕様なので」故障ではありません、と言われるかもしれません。
それにしては、色の差が大きいので、おそらくは修理してもらえると思っていますが。

修理に出す前に、この会社の「ショールーム」へ行き、症状の写真を示し、状況を話しました。
ところが、「ここでは分らないので、サポートに電話して欲しい」と、言われました。
それは取りも直さず、「故障している(可能性がある)」と、言外に認めたことになります。
したがって、修理してもらえると、思っています。

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話の本題は、ここからです。

修理依頼をした時の、メーカーの対応が、意外でした。

なお、会社名は、「EIZO(エイゾー)社」です。
かつては、「ナナオ」でした。本社は、石川県にあります。

どのように意外かと言うと、修理品を「自宅まで」、取りに来てくれます。
さらに、修理中は、「代替品」を貸してくれます。

一般個人向けの、パソコンや関連商品の修理で、ここまでサービスしてくれる会社は、まずないと思います。
一方、法人向けのサービスなら、必ずしも、珍しくないと思います。

ディスプレイの買い換えを検討した時、量販店で、各社のカタログを集めました。
同社のカタログも入手しました。

修理品を「客先まで」取りに来てくれ、修理中は「代替品を貸してくれる」ことが、カタログに書いてありました。
ところが、それは「法人向けのサービス」と、書いてあるように思えました。
一般個人にも、そのサービスを行うと、書いてあるようには見えませんでした。

そのため、今回の修理では、他社と同様に、自分で購入店に持ち込むか、同社のサポート部門に宅急便で送るものと、思っていました。

上記のように、一般個人でも、同じサービスを受けられるのは、非常にありがたいことです。

なお、自宅まで修理品を取りに来るのは、同社の社員ではなく、同社が委託している宅急便の配達員です。
もし必要があれば、自分の方から、希望する宅急便会社を指定することも可能のようです。
これに関しては、個人よりも、法人向けの配慮だと思いますが。

修理中に、代替品を貸してくれるサービスも、私の場合は、今まで使っていた19インチのディスプレイをそのまま使えるので、代替品は不要と、断りました。

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無償の保証期間も、ディスプレイに限らず、大半の会社は1年間程度と言えますが、何と5年間もあります。
ただし、使用時間が3万時間以内、との制限があります。
ディスプレイ自体に、使用時間を積算する機能があります。

3万時間を5年で割ると、6千時間/年、それを365日で割ると、約16.4時間/日になります。
少なくとも、個人がありふれた使い方をするならば、5年間で3万時間を超えることは、まずないと思います。

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しかしながら、世の中、「うまい話には、裏」が、あります。

同社の製品は、「高い」 「高い」 「高い」。
他社の安いディスプレイと比べて、2、3倍くらいの値段がします。
おいそれと、手が出せません。

今は良く分りませんが、昔、ブラウン管ディスプレイの時代では、同社の製品が、同業他社の「基準品」の地位にあったと、言われています。

つまり、他社が、同社のディスプレイの「画質」などに合わせて、自社のディスプレイ「画質」などを、調整していたとのことです。
素人なので、詳しいことは分りませんが。

液晶ディスプレイの時代になってからは、あるいは、そこまで、抜きんでた状況では、なくなってきたかも知れません。

しかし、同社のカタログなど、「宣伝発言」を見ると、今でも、自社製品に「強い自信を持っている」ように見えます。

それが、上記のように、5年間保証、個人ユーザーでも、自宅にて修理品を引き取る、代替品を貸し出す、といった、「意欲的サービス」を生み出しているのではないかと、思います。
そのために、他社より、はるかに高い値段を付けているのではないかと、思っています。

「安かろう、悪かろう」ではなく、「高かろう、良かろう」というわけです。

なお、同社は、パソコン用に限らず、医療用、産業用、さらには航空管制用のディスプレイも製造しています。
なみの会社ではないとも、言えます。

それにしては、冒頭のように、「買った時から故障」では、非常に困ります。
今まで使っていた、19インチ・ディスプレイも、同社の製品です。
何も、問題はありませんでした。
そのため、今回も、「高いのを、がまんして」同社製を選んだわけです。

せっかく信用したのに、「裏切られた思い」が、します。
ここから先は、修理品が返ってきてからのことです。

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上記のように、同社品は、値段が高いので、今回の買い換えでは、「1ランク低い製品」を、やむなく選びました。
そのかわり、解像度としては、望みどおり「1920✕1200」を、入手できました。
その限りでは、非常に「お買い得」だと思っています。





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