JAL123-急減圧流は存在しないと「事故調は認識している」(15) ― 2016年06月18日
(修正) 「当記事の要点」を全部削除しました。<R5/2023-8-4>
「なくても良い」と判断しました。
同時に、「見出し」としての<当記事の要点><記事本文>も削除しました。
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https://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2016/05/07/8085368
やっと、第15回目の記事を掲示できるところまで、たどり着きました。
パソコン故障により、非常に遅くなり、大変お待たせしました。
申し訳ありませんでした。
『【連絡事項】 パソコンのハードディスクが壊れて、「ブログ更新が停滞」しています』
https://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2016/05/18/8092082
『【連絡事項】 壊れたパソコンの修復が、やっと8割ぐらい終わりました』
https://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2016/05/28/8097615
『【連絡事項】 パソコン修復が、ほぼ終了しました』
https://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2016/06/05/8104160
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前回(第14回目)と同様に、日本航空123便墜落に関し、以下を引用します。
『航空事故調査報告書』第1冊目、106ページ(運輸省航空事故調査委員会)
(読みやすくするため、原文にない改行を、それぞれに加えています)。
(引用M)
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(1) プレッシャ・リリーフ・ドア
このドアは墜落現場付近で発見された。
事故初期においてこのドアが開いたかどうかを知るための分解調査、試験等を行ったが、これを明らかにすることはできなかった(2.15.5参照)(注1)。
しかし、このドアは差圧 1.0~1.5 psi で開口するように設計されており、
またドアの損壊状態からも開口した可能性が高いと推定される。
このドアが開口したとしても、
その開口面積は後部圧力隔壁推定開口部からの流出空気を機外に放出するに十分な面積ではなく、
尾部胴体内の圧力は急激に上昇したと推定される。
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(引用、以上)
※ 「引用L」は、前回の記事同様、番号の順序を合わせるため、「使用せず欠番」とします。
(注1)「2.15.5参照」は、「2.16.5参照」の誤りです。「2.15.5」の項番は存在しません。
(分析M)(トリック11)
「引用M」で、下から3行分を見て下さい。
(引用M-1)
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このドアが開口したとしても、
その開口面積は
後部圧力隔壁 推定開口部からの流出空気を機外に放出するに十分な面積ではなく、
尾部胴体内の圧力は急激に上昇したと推定される。
---------------------------------------------------------------------------------
(引用、以上)
※ 「後部圧力隔壁 推定開口部」とは、事故調が主張する「修理ミス」が原因で、飛行中に「後部圧力隔壁」が壊れて生じた「開口部」のことです。
※ 「後部圧力隔壁 推定開口部からの流出空気」とは、一連の当記事で述べている「急減圧流」のことです。
※ 「機外に放出するに十分な面積ではなく」とは、このドア(プレッシャ・リリーフ・ドア)では、開口面積が小さくて、「急減圧流」を機体の外に放出しきれない、ことを意味します。
※ 「尾部胴体内の圧力は急激に上昇した」とは、この強い圧力によって、「垂直尾翼」や、「APU(補助動力装置)(注2)」などを、短時間で吹き飛ばした、ことを意味します。
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(注2)「APU(補助動力装置)」については、下記、第2回目の記事で、図6を参照して下さい。
『JAL123-急減圧流は存在しないと「事故調は認識している」(2)』
https://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2016/01/26/8001429
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事故調査報告書で、「引用M-1」の記述が、もし事実ならば、「大変な事態」が生じます。
日本航空が所有する、すべてのボーイング747型機はもとより、世界中すべてのボーイング747型機を「ただちに飛行停止」しなければなりません。
なぜならば、「プレッシャ・リリーフ・ドア」を、ただちに「緊急改修する」必要があるからです。
「プレッシャ・リリーフ・ドア」が開口しても、「開口面積が不足」しており、123便同様に、垂直尾翼やAPU(補助動力装置)が吹き飛び、油圧系統が4系統ともだめになり、操縦不能で、最終的には「墜落」する危険性があるからです。
123便の機体に限らず、世界中すべてのボーイング747型機について、これが当てはまります。
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冷静に、客観的に、良く考えてみて下さい。
「プレッシャ・リリーフ・ドアの開口面積が不足」しているのは、墜落した日本航空123便が使用していた「ボーイング747SR-100型機(国籍・登録記号 JA8119号機)」、これ1機だけではありません。
同じ構造をしている、「世界中のボーイング747型機」すべてが、「開口面積が不足」していることになるのです。
もし仮に、墜落した、日本航空123便の「ボーイング747型機」これ1機だけが、「開口面積不足」ならば、他の機体は開口面積不足ではないので、「緊急改修」は不要です。
しかし、そのようなことは、当然ながら「あり得ません」。
「ボーイング747型機」全機が、123便の機体と同じに、「開口面積が不足」していることになります。
これらすべての機体でも、123便同様に、「プレッシャ・リリーフ・ドア」の開口面積不足で、最後は、墜落する危険性がある、ことになります。
それならば、「全機緊急改修」するのは当然です。
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「緊急改修」とは、言うまでもなく、「プレッシャ・リリーフ・ドア」の開口面積を、必要な大きさに「拡大」することです。
その方法は、少なくとも2種類あります。
(方法1)「プレッシャ・リリーフ・ドア」を、新たに「追加(一つ、または二つ以上)」する。
(方法2)既存ドアの、面積自体を増やすように、ドアを大きくする。
実際に、このような「緊急改修」を行ったのか?
少なくとも、素人に過ぎない私は、「緊急改修」を行ったという「ニュース」に、まったく触れていません。
新聞、テレビ、航空雑誌、インターネット情報、等々、いずれでも、このようなニュースを、まったく見かけていません。
その限りにおいて、「緊急改修」は存在していないと、解釈せざるを得ません。
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<お知らせ>
この文章は、まだ続きます。
しかし、少しでも早く、第15回目の記事を掲示するため、一つの区切りとなる、ここで終了させます。
この文章を最後まで書き続けると、さらに時間が、かかってしまいます。
それを防ぐために、やむなく、この文章の続きは、次回に振り向けます。
申し訳ありませんが、ご了承願います。
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<長文のため、第16回目に続きます>
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