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(新・新版) 21世紀は宇宙文明時代
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「コロナ騒ぎ」で時間を持てあましているなら「アマチュア無線を楽しむ」方法もあり。「緊急時の救援要請」にも大活躍します(1)2021年01月22日

[カテゴリ: 便利な情報]

世の中には、多種多様の趣味があります。

「アマチュア無線」 も、その一つです。

誰でも、自由に、自宅に無線機を置き、ベランダなどの屋外にアンテナを設置して、日本中、さらには世界中の 「アマチュア無線家」 と、無線で 「おしゃべり」 が出来ます。
(ただし、所要の 「免許取得」 が必要ですが)。

かつては、日本にも、多くの 「アマチュア無線家」 が存在しました。

例えば、東京の23区内にも、「アマチュア無線のアンテナ」 が、建っているのを、しばしば見かけました。

当時、東京 ・ 秋葉原の電気街では、「アマチュア無線の店」 が、多数存在していました。

やがて、それらの多くが、「パソコンの店」 に変わりました。

現在では、「オタク向けのフィギア店だの、メイド喫茶だの」 が、だいぶ増えてしまいました(笑)。

当時の盛況を知っている者にとっては、「見る影もない」 と言わないではいられません。

しかし、今でも、日本全国に 「アマチュア無線家」 が、多数存在するのは言うまでもありません。
(少なくとも、「昔からの延べ人数」 では、増え続けているはずです)。

同時に、パソコンの活用に限らず、かなりのデジタル化が、進んでもいるようです。

かつて、私も、学生時代から 「アマチュア無線家」 でしたが、何十年も前に離れてしまいました。

今では、具体的な状況が、ほとんど分からない 「浦島太郎」 です(笑)。

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しかし、「アマチュア無線の本質」 は、今も、昔も変わりません。

上述の通り、誰でも、自由に、日本中、さらには世界中の 「アマチュア無線家」 と、無線で 「おしゃべり」 が出来ます。

◎ 送受信機、アンテナ、などの無線設備。
◎ 所要の免許。
◎ 必要な知識、理解。
◎ アマチュア無線を楽しもうとする意欲。

これらが、必要です。

これさえあれば、誰でも自由に出来ます。

年齢、性別、学歴、社会的な経歴など、事実上何も制約はありません。

(当時、ヨルダンかどこかの王様が、アマチュア無線を行っていました)。
(日本のアマチュア無線家も、交信していました)。
(日本側は、ありふれた一般市民です)。

電波を発射せず、「受信するだけ」 ならば、当然ながら免許は必要ありません。

アマチュア無線などの受信だけを目的とした、専門の趣味として 「SWL 」 があります。
(SWL = ショート ・ ウエーブ ・ リスナー)。
(ショート ・ ウエーブ とは、無線の周波数で 「短波」 を意味します)。
(海外などの放送を受信する人たちを、BCL = ブロードキャスティング ・ リスナーと言います)。
(両方を行っている人たちもいます)。

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「新型コロナウイルス騒ぎ」 のおかげで、仕事に限らず外出できず、インターネットの 「Zoom」 が、急速に普及しています。

また、以前からある 「スマホのLINE」 なども、より一層、盛んに使っているかもしれません。

したがって、アマチュア無線なんか、わざわざやる必要はないと、思うかもしれません。
(多くの人々は、アマチュア無線の言葉は知っていても、自分が、それをやろうとは思わないのではないかと思います)。
(今の時代は、アマチュア無線の言葉すら知らない人が、あるいは大半かもしれません)。

しかし、「Zoom」 や 「LINE」 とは、まったく性質の異なった 「アマチュア無線」 にも、それ相応のおもしろさがあります。

また、社会貢献も出来ます。

その典型例が、「緊急時の救援要請」 です。

台風や洪水、あるいは大雪などで孤立して、運悪く電話もインターネットも途絶すると、救助を求めることが出来ません。

ところが、そこに 「アマチュア無線家」 がいれば、自分の無線機を使って、連絡を取ることが出来ます。

ただし、直ちに応答がある保証はありません。

その場合は、あきらめず 「何度も、呼出しを繰り返す」 必要があります。

やがて、誰かしら応答があるはずです。

なぜならば、日本全国、幅広く 「アマチュア無線家」 が存在しているからです。

(場合によっては、海外のアマチュア無線家に呼びかける方法もあります)。
(そこから、あらためて、日本のアマチュア無線家に、連絡を取ってもらうことになります)。

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「新型コロナウイルス騒ぎ」 のおかげで、収入が大幅に減ったり、職を失った人たちが、激増しているのは今さら言うまでもありません。

場合によっては、社員寮を追い出されたり、人によっては、夜間に元々利用していたネットカフェが使えなくなったりと、非常につらい思いをしている人々も少なくないかと思います。

一方、衣食住は、何とかなるが、外出できず自宅にこもるはめになり、時間を持てあまし苦慮している人々も、大勢いるかと思います。

当記事は、後者の人々を、念頭に置いて述べています。

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前述の通り、アマチュア無線に関して、私は、今となっては 「浦島太郎」 です(笑)。

そのため、何十年ぶりかで、アマチュア無線に関する本を、2冊読みました。

それを出典として、いろいろ述べます。

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アマチュア無線の交信風景

(図1) アマチュア無線の交信風景
(出典1: 『アマチュア無線をはじめよう』 (CQ出版社))

※※ 当記事の図は 「拡大図付き」 です。マウスの左クリックで、「拡大図、元の図」 に切り替えられます。

※※ 図を参照しながら、本文をご覧になる場合、当記事を「二つのタブ」で同時に開き、一方のタブを「図の表示専用」にすると、非常に便利です。


(注1) 上記、出典1の 「正式な表現」 は、以下の通りです。

CQ ham radio 編集部 ・ 編  丹羽一夫 ・ 監修 『ハムの免許のとりかたから開局 / 交信まで  アマチュア無線をはじめよう』 (CQ出版社)

(注2) 「ハム」 とは、「アマチュア無線家 (HAM)」 のことです。


「図1」 は、アマチュア無線家の 「交信風景」 を描いています。

ただし、通常は、2人が一組となり、1対1で、交信します。

この出典1では、「イラストの主な登場人物」 が、この3名なので、同時に描いているのかもしれません。

手前左側の 「若者」 と、右側の 「中年男性」 は、それぞれ自宅の無線機を使って、交信しています。

一方、左奥側の 「女性」 は、野外で交信しているのかと思いました。

ところが、どうもそうではなく、自宅から 「小型のハンディタイプ無線機」 を使って、交信しているようです。
(このような方法も、アリです(笑))。
(ただし、遠くまでは電波が飛びませんが)。

また、3名が、同時に、「輪になって交信する方法」 もあります。
(通常は、特に仲の良い者同士などで行う方法です)。

アマチュア無線の通信方法は、基本的には 「交互通信」 です。

相手が送信中は、自分は受信をしています。

自分が送信する時は、相手が受信に移ります。

これは、「航空無線」 と、基本的には同じです。

したがって、もし3名で一緒に交信する時は、次に送信する相手を自分が指定するなど、順番を明らかにすると同時に、不公平にならないように行います。

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「図1」 で、「JA1AYO」 および、「ハローCQ」 とありますが、これは後述します。

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無線機など一式を設置した室内

(図2) 無線機など一式を設置した室内
(出典1: 『アマチュア無線をはじめよう』 (CQ出版社) を引用。追記)

「図2」 は、自宅に、「無線機 (送受信機)、マイク、業務日誌 (ログ ・ ブック)、筆記用具、時計、免許状、電波法抄録」 など、必要な機材 ・ 用具類を一式設置している、いわば 「通信室」 です。

この出典1では、アマチュア無線局の 「標準的な姿」 として、例示しています。

なお、「同軸ケーブル」 とは、「屋外のアンテナから、無線機のアンテナ端子まで」 を接続するためのケーブルです。

「同軸という形態のケーブル」 なので、この名称が付いています。

「エアコンのダクト」 をうまく利用して、ケーブルを引き込むことが出来れば、壁に穴を開ける必要がないので、非常に好都合です。

なお、「座布団の猫」 は、必要機材ではありません(笑)。


2階のベランダにアンテナを設置した例

(図3) 2階のベランダにアンテナを設置した例
(出典1: 『アマチュア無線をはじめよう』 (CQ出版社) を引用。追記)

「図3」 は、2本のアンテナを、2階のベランダに設置した様子を示しています。

自分の家ならば、自由に設置できますが、マンション、アパートでも、やり方次第で、ベランダに設置することも不可能ではありません。

ただし、使用する周波数など、制約を受ける可能性がありますが。

周波数が低いほど、アンテナが大きくなります。

なお、「ステー」 は、アンテナ全体を支えるための 「支線」 です。

先端部を、家の壁面に取り付けているように見えます。


本格的な 「無線室」 の例

(図4) 本格的な 「無線室」 の例
(出典1: 『アマチュア無線をはじめよう』 (CQ出版社))

「図4」 は、さまざまな無線機材をそろえ、庭に高いアンテナ鉄塔を建てた様子を描いています。

出典1では、「ベテランのアマチュア無線室」 と、例示しています。

「図4」 で、「私のシャック」 とは、アマチュア無線用語の一つで、「私の無線室」 を意味します。

(ただし、アマチュア無線の世界では、「無線室」 という言い方は、通常はしません)。
(そのまま、「シャック」 と言います)。
(当記事では、説明のため、あえて 「無線室」 の表現をしました)。

「HFのアンテナ」 とは、「短波のアンテナ」 です。

「ローテーター」 とは、「指向性アンテナ」 の向きを変えるための、モーターです。
(水平方向に、左右回転します (首を振ります))。

室内にある、「ローテーターのコントローラ」 とは、この 「ローテーター」 の遠隔制御器です。

「V / UHF用マシン」 とは、「超短波 / 極超短波 《ごくちょうたんぱ》 用の無線機」 です。

「HF用マシン」 とは、「短波用の無線機」 です。

「免許状」 「アワード」 および、「QSLカードがいっぱい!」 に関しては、後述します。

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<以下、長文のため、第2回目に続きます>

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