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「コロナ騒ぎ」で時間を持てあましているなら「アマチュア無線を楽しむ」方法もあり。「緊急時の救援要請」にも大活躍します(2)2021年01月30日

[カテゴリ: 便利な情報]

「第1回目の記事」 から続きます。
https://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2021/01/22/9339997

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「前回 (第1回目) の記事」 で、アンテナを 「>マンション、アパートでも、やり方次第で、ベランダに設置することも不可能ではありません」 と述べました。

マンションのベランダにアンテナを設置した例 (1)

(図5) マンションのベランダにアンテナを設置した例 (1)
(出典2: 『CQ ham radio 2021年 (令和3年) 1月号』 (CQ出版社))

※※ 当記事の図は 「拡大図付き」 です。マウスの左クリックで、「拡大図、元の図」 に切り替えられます。

※※ 図を参照しながら、本文をご覧になる場合、当記事を「二つのタブ」で同時に開き、一方のタブを「図の表示専用」にすると、非常に便利です。


(注) 「出典2」 は、「アマチュア無線家」 向けの、専門雑誌です。
(CQ ham radio = シー ・ キュー ・ ハム ・ ラジオ)。
(今年で、創刊75周年とのことです)。


この 「図5」 で使用しているアンテナは、「出典2」 の解説記事によれば、自動車に設置する 「車載用のホイップ ・ アンテナ」 です。

本来ならば、車体 (地面) に対して 「垂直の方向に設置」 します。

ここでは、あえて 「おおよそ水平」 にしています。

なお、長さ15メートルの 「アース線 (正しくは、カウンターポイズ)」 も、別途設けています。

ところが、その場所がないので、何と 「マンション建物の、配水管の中にセッティングした」 とのことです。


マンションのベランダにアンテナを設置した例 (2)

(図6) マンションのベランダにアンテナを設置した例 (2)
(出典2: 『CQ ham radio 2021年 (令和3年) 1月号』 (CQ出版社))

この 「図6」 では、「超短波 (VHF)」 や、「極超短波 《ごくちょうたんぱ》 (UHF) 用などの、八木 ・ 宇田 《やぎ ・ うだ》 アンテナ」 を用いています。
(全部で、4基あるように見えます)。
(さらに、「図5」 と同じような、ホイップ ・ アンテナらしきものが、2基、斜め上に付き出しているように見えます)。
( 「出典2」 の解説記事では、詳述していないので、正確なことは良く分りません)。


この 「八木 ・ 宇田 《やぎ ・ うだ》 アンテナ」 では、「アンテナ面」 を、「垂直型 (垂直面)」 に設置してあります。

「水平型 (水平面)」 に設置することも可能です。

これは、使用する電波の形態 (偏波面 《へんぱめん》) の違いに応じて、使い分けます。


(注) 「八木 ・ 宇田 《やぎ ・ うだ》 アンテナ」 は、日本の発明品です。

戦前 (太平洋戦争より前) に、東北帝国大学の 「八木教授。宇田研究員」 の両氏が発明しました。

ところが当時、日本では、ほとんど顧 《かえり》 みられない存在でした。

現在でも、多くは、「ヤギアンテナ、または、せいぜい、八木アンテナ」 と、表現されています。

日本の発明品だと、知らない人々も、多数いるのではないかと思います。

(私自身、特に必要なければ、八木アンテナと表現してしまいます(笑))。

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ここから、「当記事の本題」 です。

「アマチュア無線」 も、電波法上では、「航空無線」 などの業務用と同じ、立派な 「無線通信」 です。

換言すれば、立派な 「無線局」 です。

そのため、すでに述べた通り、「免許」 が必要です。

(A) 無線従事者免許証
(B) 無線局免許状

この2種類です。

(A) の 「無線従事者免許証」 は、自分のアマチュア無線局を操作する 「本人」 に対する免許です。

(B) の 「無線局免許状」 は、無線設備に対する免許です。
(ただし、自分が、所要の 「無線従事者免許証」 を持っている必要があります)。
(つまり、「無線設備」 と、それを操作する 「無線従事者」、その両者が適法であると認められた時に免許が下ります)。

「(A) (B) 両方の免許」 を取得すれば、晴れて、立派な 「アマチュア無線局」 が誕生します。

「アマチュア無線家」 の仲間入りです。

「アマチュア無線局」 の、立派な 「局長」 です(笑)。

(ただし、「局長」 の表現は、説明のために用いました)。
(アマチュア無線の世界では、通常、「局長」 の表現は行いません)。

古い言い方をすれば、「一国一城の主 《いっこく いちじょうの あるじ》」 です。

しかし、これは、決して 「大げさな言い方」 ではありません。

なぜならば、自分のアマチュア無線局を、「どのように作り上げるか、どのような使い方をするか、どのような楽しみ方をするか」、これらは、すべて 「自分で、主体的に、自由に決める」 ことが出来るからです。

例えば、日本国内だけを対象として、のんびり交信を楽しむ。

外国語を覚え、短波を使って、地球の裏側との、海外交信に挑戦して楽しむ。

愛車に 「車載用のアマチュア無線機を設置して」、走りながら、行く先々で、地元の無線家たちと交信を楽しむ。
(走行中に、「携帯電話」 は使用禁止ですが、「アマチュア無線機」 の場合、構造が異なるので、通常は、自由に交信出来ます)。

ハイキングや、登山で、小型のハンディタイプ無線機を持参し、歩きながら、あるいは山頂から、(遠くの) 相手局と交信を楽しむ。

キャンプや、登山で、歩きながらではなく、宿泊地にテントを張るなどして、出力の大きい無線機やアンテナを仮設して、本格的な交信を楽しむ。

アマチュア無線による 「テレビ」 を用いて、テレビ同士で交信を楽しむ。

アマチュア ・ テレビの送受信機

(図7-1) アマチュア ・ テレビの送受信機
(出典2: 『CQ ham radio 2021年 (令和3年) 1月号』 (CQ出版社))

アマチュア ・ テレビの撮影用カメラ

(図7-2) アマチュア ・ テレビの撮影用カメラ
(出典2: 『CQ ham radio 2021年 (令和3年) 1月号』 (CQ出版社))

「図7-1」 および、「図7-2」 は、いずれも、「アマチュア ・ テレビ」の様子です。
(機材は、もちろん一例に過ぎません)。

いかにも、「実験中」 という感じがします。

屋内で行うだけではなく、車に機材一式を積んで、野外でも、自由に行っています。


これらの楽しみ以外にも、いろいろあります。

例えば、無線機にパソコンをつないで、音声ではなく、文字通信を楽しむ。

アマチュア無線専用の 「人工衛星」 を用いて、地球の裏側と、「衛星通信」 で交信を楽しむ。

月面自体を、電波の反射板として利用する 「月面反射通信 (EME)」 を用いて、地球の裏側と交信を楽しむ。
(これは、業務用の無線ではあり得ない、アマチュア無線ならではの、独特の方式です)。
(ただし、技術的に難しいので、行っているのは、かなり少数派のようですが)。

他にも、「浦島太郎に過ぎない」 私の知らない、楽しみ方が、いろいろあるはずです。

機材と、意欲があれば、今の時代、何でも出来ます。
(予算も必要ですが(笑))。


これらとは別に、「遊び」 ではなく、「社会貢献」 の活動もあります。

登山での遭難者救助、台風や水害での救助要請など、いろいろの場があります。

これは、「別の回」 に述べます。

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当連載記事は、「新型コロナウイルス騒ぎ」 に対して、根源的とも言える矛盾をはらんでいます。

この件に関しては、「連載の最後」 に述べる予定です。

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<以下、長文のため、第3回目に続きます>

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