危険な「スマートメーター(電力量計)への交換」を拒否できます。ただし、その後どうなるかは分りません(8) ― 2019年06月28日
「第7回目の記事」 から続きます。
http://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2019/06/20/9089811
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前回 (第7回目の記事) に掲げた 「図3」 を、再掲します。
(図3再掲) スマートメーター問題を報じる新聞記事(第3回目)(再掲)
(出典: 『東京新聞』 平成31年(2019年)2月16日・朝刊 「こちら報道部」)
※※ 図を参照しながら、本文をご覧になる場合、当記事を 「二つのタブ」 で同時に開き、一方のタブを 「図の表示専用」 にすると、非常に便利です。
※※ 当記事の図は 「拡大図付き」 です。マウスの左クリックで、「拡大図、元の図」 に切り替えられます。
前回の記事 (第7回目) で掲げた 「引用D」 に関して、個別に述べます。
※ 読みやすくするため、「原文にはない改行」 を加えています。
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「スマートメーターを拒否したら、東電から『電気を供給しない』と言われた。電気が使えない状態で、この寒い冬を越さないといけない」。
住人の米国人男性は困り果てる。
美しい山の風景が気に入り、男性がこの古い空き家を購入したのは二〇一八年春。
スマートメーターはすでに設置されていた。
リフォームが終わり、いよいよ引つ越そうという一八年十二月、東電に「アナログに替えてほしい」と頼んだところ、「できない」と拒否された。
その後、何度頼んでも却下。
最終的に「スマートメーターでなければ電気を供給しない。嫌なら他の手段を選んで」と迫られ、今に至っている。
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(引用D-1、以上)
この 「米国人男性」 には大変お気の毒ですが、「後の祭り」 と言わないではいられません。
すでに 「スマートメーター」 が取り付けられている物件を購入したら、電力会社にいくら頼んでも、元の 「アナログ式電力量計」 に戻してくれるはずがありません。
徹底的に拒否するのは、目に見えています。
電力会社は、顧客サービスのために、「スマートメーターへの交換」 をしているのではありません。
日本政府の指図を受けて、国民を監視し、支配するために行っているのです。
元の 「アナログ式電力量計」 に戻すはずがありません。
(既存の記事)
『電力自由化の「スマートメーター(電力量計)」は危険です』
2016年03月28日
http://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2016/03/28/8058980
この記事で、一部を引用します。
※ 引用場所は、記事中の 「項目名 (危険性1) の中央部あたり」 です。
(引用E)
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いずれにせよ、いったん「スマートメーター」の取付を受け入れてしまうと、元のアナログ式電力量計に戻すのは、非常にやっかいだと、知りました。
それを体験し、交換を実現させた、同会会員W氏の講演によると、電力会社側が、交換を「徹底的に拒否する」からです。
同会によれば、「スマートメーター」への交換は、日本政府が「国策」として行っているとのことです。
それに基づいて考えると、単に電力会社側の都合ではないと言えます。
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(引用E、以上)
「引用E」 から離れて、話を元に戻します。
(引用D-2)
※ 読みやすくするため、「原文にはない改行」 を加えています。
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男性は以前から、スマートメーターの問題に関心があった。
電気の使用量を送信する時の電磁波が健康に及ぼす影響や、データ流出によるプライバシーの侵害を不安に思っていたからだ。
引っ越し前のアパート住まいの時は交換を拒否し、アナログメーターのままで通したという。
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(引用D-2、以上)
この 「引用D-2」 を見ると、「スマートメーター」 の問題を良く分っている人物だと言えます。
しかし、それならば、なおさら、すでに 「スマートメーター付」 の物件を購入するのは、筋が通りません。
いくら気に入った物件であっても、「スマートメーター付ではダメだ。あきらめよう」 と考えるのが当然だと、思えてなりません。
物件自体が非常に気に入り、ついうっかり? 「スマートメーター付」 の大きな問題を無視してしまったのではないかと、思えてなりません。
次の、「引用D-3」 にそれが、はっきりと現れています。
(引用D-3)
※ 読みやすくするため、「原文にはない改行」 を加えています。
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男性は「長年、東電の客としてちゃんと料金も払ってきた。こんなに嫌だと言っているのに、なぜ強制するのか。夢のマイホームが、東電のせいで悪夢になった」と憤る。
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(引用D-3、以上)
「いくら嫌だと言っても」、電力会社が受け入れるはずがありません。
「東電の客として、ちゃんと料金を払っていても」、そんなことは関係ありません。
「長年、東電の客であろうと」、そんなことは関係ありません。
いったん 「スマートメーターに交換したら」、アナログ式の電力量計に戻すのは、徹底的に拒否します。
「夢のマイホームが、東電のせいで悪夢になった」 と、いくら憤ってみても、何の意味もありません。
自分が、痛い目に遭うだけです。
自分が損をするだけです。
「電力会社 (換言すれば日本政府) の恐ろしさ」 が、分っていないと、言わないではいられません。
(東京電力に限らず、日本中どこの電力会社も、同じだと思います)。
「恐ろしさ」 とは、支配者ならではの 「一方的で不当な悪質さ」 のことです。
在日外国人なので、その点が、良く分っていなかったのかもしれません。
何とも、お気の毒です。
(引用D-4)
※ 読みやすくするため、「原文にはない改行」 を加えています。
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市民団体「電磁波問題市民研究会」には、この例以外に三件の相談が来ている。
そのうちの一人が群馬県の男性。
一八年八月に交換を拒否すると、東電側は「電気の供給を停止する」と警告する文書を送ってきた。
後に研究会が抗議すると文書は撤回された。
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(引用D-4、以上)
この 「引用D-4」 の同会に、助力を要請済のように見えます。
もしそうであれば、はたしてどのような結果になるのであろうか?
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電力会社それ自身に対して、「スマートメーターを使用したくないと申し入れる」 と、この新聞記事の通り、徹底的に拒否されてしまうわけです。
一方、「第1回目の記事」 で明示した通り、スマートメーターへの取替工事を実際に行う 「工事会社に対して、交換の拒否を申し入れる」 と、あっさり実現してしまいます。
(第1回目の記事)
『危険な「スマートメーター(電力量計)への交換」を拒否できます。ただし、その後どうなるかは分りません(1)』
2019年03月22日
http://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2019/03/22/9050269
前回の 「引用D」 で新聞記事が述べているように、「スマートメーター交換」 は、法律の規定ではないからだと思います。
もし仮に、法律で規定しているならば、「工事会社に対して、交換の拒否を申し入れても」、その拒否を受け入れるはずがありません。
一方、法律の規定は存在しなくても、電力会社の方針としては、「何としてでもスマートメーターに交換する」 と決めているものと思います。
そのため、電力会社自体に対して拒否を申し入れる 「正攻法では」、電力会社としては、その申し入れを拒絶しないわけに行かないのだと、思います。
本当は、笑っている場合ではないのですが。
ただし、私の場合は、そこまで分って行ったのではありません。
「スマートメーターへの取替工事の案内チラシ」 には、担当する工事会社の連絡先しか書いていないので、その会社へ電話を入れただけです。
結果的に、それが功を奏したわけです。
図らずも、「ケガの功名」 と言えるかもしれません。
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前回の 「引用D」 で、「後半部 (■ 左側のページ) 」 は、ありふれた内容です。
ただし、その本文第1行目、「>そもそも、スマートメーターの設置を強制する法律はない」、これは重要です。
スマートメーターへの取替工事を拒否する、強力な道具 (根拠) になると言えます。
これ以外は、常識的な内容で、特に目新しいものはないと言えます。
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以下、長文のため、第9回目に続きます。
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