熊本の「放射線量」が急増したとのこと。「人工地震の可能性」が濃厚です ― 2016年05月03日
このたびの、「熊本・大分大地震」で、熊本の放射線量が、急増しているとのブログ記事があります。
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ブログ名:『richardkoshimizu's blog』
http://richardkoshimizu.at.webry.info/
『熊本地震被災地の「高放射線量」にご注目ください!緊急事態です。』 2016/04/30 22:01
http://richardkoshimizu.at.webry.info/201604/article_176.html
『「熊本人工地震による放射線量異常値」について(中間まとめ)』 2016/05/02 05:27
http://richardkoshimizu.at.webry.info/201605/article_2.html
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「0.06μSV前後」だったものが、熊本城崩落地点など、数カ所の地点では、「3.31μSVを検知したとのこと」です。
ただし、これら、二つの記事は、いずれも「速報値」であり、詳細な確定値ではないと解釈できます。
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ブログ名:『杉並からの情報発信です』
http://blog.goo.ne.jp/yampr7
『【ブログ記事】なぜ熊本大地震の直前に熊本県内6市の放射線量が通常の10-30倍にもはね上がったのか?』 2016-04-20 11:49:02
http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/05554ea3fe5a0af4ea6b04b0c2fee89f
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ブログ名:『 wantonのブログ』
http://ameblo.jp/64152966/
『熊本地震被災地で高放射線量3.31μSVを検出~自衛隊機墜落救出作業で放射能防護服!?』 2016-05-02 09:04:59
http://ameblo.jp/64152966/entry-12156035258.html
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「熊本・大分大地震」が、単なる「自然な地震」ではなく、「人工地震」の可能性が、より一層強くなったと言えます。
おそらく、人工地震に「間違いないであろう」と思います。
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なお、4月6日に、鹿児島で墜落した、航空自衛隊の「U-125飛行点検機」が、人工地震を引き起こすための「核爆弾(?)」を輸送していたとの説は、納得できない思いがします。
素人なので、この説が「事実無根」と否定することまでは出来ません。
しかし、どうも釈然としません。
それは、何でわざわざ「U-125飛行点検機」が、「核爆弾(?)」を輸送しなければいけないのか、納得できないからです。
「飛行点検機」は、航空自衛隊だけではなく、民間航空用に、「国土交通省・航空局」も所有しています。
『国土交通省 飛行検査』
http://www.mlit.go.jp/koku/15_bf_000351.html
「飛行点検機」は、民間、軍を問わず、地上に設置してある、さまざまな「航空保安無線施設」を、上空から飛行しながら検査(計測)するための航空機です。
「航空保安無線施設」は、いろいろあります。
例えば、滑走路に着陸する際に使用する「ILS(計器着陸装置)」、飛行機の現在位置を知るための「VOR(超短波 全方向式無線標識)や、DME(距離測定装置)」、その他です。
これらの施設は、いずれも地上から、各施設特有の信号成分を含んだ電波を発射しています。
その電波を、機上で受信しながら飛行し、その施設が正常に動作しているか調べます。
例えば、「ILS(計器着陸装置)」ならば、この電波を受信し、正しく滑走路に着陸できるか、実際に、着陸寸前まで滑走路に進入して、検査(計測)します。
『[能登空港・ILS飛行検査] ILS Flight Inspection JCAB Saab 2000 JA003G at NOTO Airport 2016.3.25 』
https://www.youtube.com/watch?v=Kqx14-Ziqvw&index=1&list=PL8aJU7SFthu2reO3iCTwwir8M9ZABhkCy
おそらく、1回だけ測って終りではなく、必要なデーターがそろうまで、何回か計測を繰返すと思います。
さらには、同じ空港や飛行場で、その他の施設の検査(計測)も、いろいろ行う場合は、かなりの時間をかける必要があります。
「飛行点検機」は、言うまでもなく、点検のための装置を機内(客席に相当する区画)に、いろいろ設置してあります。
操作員たちが座る座席も、人数分必要です。
一方、機体は、それほど大きなものではありません。
大型ジェット機などに比べたら、はるかに小さな「小型機」です。
したがって、余分な「荷物を積むスペース」は、あまりないはずです。
それは、航空自衛隊の「U-125飛行点検機」も同じです。
『航空自衛隊 主要装備 U-125』
http://www.mod.go.jp/asdf/equipment/shienki_tenkenki/U-125/
したがって、この機体で、人工地震を引き起こすための「核爆弾(?)」を輸送するのは、このような見地からすれば、非常に現実離れしていると、解釈せざるを得ません。
要するに、「U-125飛行点検機」は、あくまでも「飛行点検用」の航空機であって、「輸送用」の航空機ではない、と言えます。
輸送用に使うならば、例えば、「U-4多用途支援機」を用いる方が、まだ自然とも言えます。
『航空自衛隊 主要装備 U-4』
http://www.mod.go.jp/asdf/equipment/shienki_tenkenki/U-4/
ただし、このホームページで「小型軽量貨物などの空輸」とあるように、いくら小型化してあるといえども、「核爆弾(?)」を輸送可能かどうか、何とも言えません。
この機体の写真から想像すると、「小型軽量貨物」は、兵器や弾薬類などではなく、いわば「事務的な荷物」を、主に指しているのではないかと、思えてなりません。
自衛隊は「軍隊」ですが、兵器や弾薬類ばかりを取扱っているわけではなく、通常の官庁や企業と同じように、「事務的な物品」も多数扱っているのは、当然と言えます。
「事務的な物品」とは、例えば、ボールペン、鉛筆、消しゴム、コピー紙、書類ファイル、その他いろいろです。
(※ 「等々」を、「その他いろいろ」に変更しました。 2016-5-3)
ただし、ボールペン類をこの機体で、常に輸送している、という意味ではありません。
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もし本当に、「核爆弾(?)」を輸送するのであれば、「C-1輸送機」、あるいは「C-130H輸送機」などを用いるのではないかと、思います。
これらは、「戦闘用の」輸送機なので、武器弾薬類を輸送するのは「本業」と言えます。
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一方、例えば、「C-1輸送機」などを使おうとしたところ、あいにく全機出払っていたため、使えず、やむなく苦しまぎれに、「U-125飛行点検機」を使わざるを得なかった、という可能性も、ないとは言い切れません。
それにしても、「核爆弾(?)」を輸送するのに、よりによって、「U-125飛行点検機」を用いるのは、とても納得できません。
上手な例え話ではありませんが、子どもが生まれそうになった妊婦を、急いで病院に連れて行こうとしたところ、車がすべて出払っていたので、やむなく「自転車」に載せて運ぶようなものです。
いくら急いでいるとは言え、大昔ではなく、今の時代では「むちゃくちゃ」です。
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冒頭で紹介した、次のブログ記事を引用します。
『熊本地震被災地で高放射線量3.31μSVを検出~自衛隊機墜落救出作業で放射能防護服!?』 2016-05-02 09:04:59
http://ameblo.jp/64152966/entry-12156035258.html
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もし仮に、自衛隊機に何等かの大量の放射性物質が荷物として
積まれていたと仮定したら・・・
一番に考えられるのは、放射線による航空機操縦装置の基盤の
誤作動や故障によるトラブルです。
そのトラブルによって、自衛隊機が墜落した可能性が疑われます。
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(引用、以上)
これも、事実無根と断言は出来ませんが、どうも納得がいきません。
もし仮に、「荷物として搭載している、大量の放射性物質」から、大量の放射線が出ており、それが輸送中の機体に重大な悪影響をおよぼし、墜落したのが、もし事実ならば、「こんな危険物」を輸送するのが、そもそも不可能になります。
輸送できない荷物では、結果的に、「使い物になりません」。
どんな物でも、製造した場所、あるいは、保管してある場所から、使用する場所まで、輸送しなければ、その場所で使えません。
機体どころか、この荷物を取扱った人間自体が、「被曝(ひばく)」してしまいます。
なおさら、「危なくて」使い物になりません。
「放射性物質」であれば、あるほど、輸送に限らず、それを取扱うための「容器」の外側には、放射線がなるべく出ないように、配慮してあるのは当然です。
一つの荷物からは、微量の放射線しか出ていないにもかかわらず、荷物が「大量」であったために、放射線の総量が「大量になった」可能性も、成立しないはずです。
それは、前述のように、「U-125飛行点検機」は、小さな機体であり、内部には「飛行点検用」の装備がいろいろあり、空きスペースがあっても、それほど大きくないのは、明らかです。
機内に「大量の荷物」が置けるとは、とても思えません。
ただし、引用した上記の説が、絶対に間違っているとは、素人なので、そこまでは断言できません。
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一方では、墜落機の乗員を収容する際に「防護服」を着用している映像があるなど、「奇妙な点」も少なからずあり、「人工地震」と何らかの関係がある可能性もあります。
JAL123-急減圧流は存在しないと「事故調は認識している」(14) ― 2016年05月07日
(修正) 「当記事の要点」を全部削除しました。<R5/2023-8-4>
「なくても良い」と判断しました。
同時に、「見出し」としての<当記事の要点><記事本文>も削除しました。
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https://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2016/04/29/8080307
日本航空123便墜落の「航空事故調査報告書で、第1冊目、106ページ」を引用します。
(読みやすくするため、原文にない改行を、それぞれに加えています)。
(引用K)
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3.2.3.2 APU防火壁を含む尾部胴体の損壊(注1)
(中略)
(1) プレッシャ・リリーフ・ドア
このドアは墜落現場付近で発見された。
事故初期においてこのドアが開いたかどうかを知るための分解調査、試験等を行ったが、これを明らかにすることはできなかった(2.15.5参照)(注2)。
しかし、このドアは差圧 1.0~1.5 psi で開口するように設計されており、
またドアの損壊状態からも開口した可能性が高いと推定される。
(後略)
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(引用、以上)
(注1)「APU(補助動力装置)」については、下記、第2回目の記事で、図6を参照して下さい。
「APU防火壁」は、第2回目の記事で、図5に示す、金属製の板です。
「APU」が発火した場合に、火災が胴体前方に燃え広がるのを防ぎます。
さらには、「APU」を固定するための、「取付板」も兼ねているのではないかと思います。
『JAL123-急減圧流は存在しないと「事故調は認識している」(2)』
https://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2016/01/26/8001429
(注2)「2.15.5参照」は、「2.16.5参照」の誤りです。「2.15.5」の項番は存在しません。
※ 「psi」は、圧力の単位です。(ポンド・パー・スクエア・インチ)。
※ 前回の記事では、「事故調査報告書」を引用していないので、順番を合わせるために、「引用J」は使用せず、当記事では「引用K」を用いています。
(分析K)(トリック9)
「第6回目の記事」で述べたように、「プレッシャ・リリーフ・ドア」は、外気圧に比べて、ドア内側の圧力が、1.0~1.5psi 以上に高くなった時、このドアが開くようになっています。
その限りでは、「引用K」で、下から2行目は、
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このドアは差圧 1.0~1.5 psi で開口するように設計されており、
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この通りです。
ところが、ここに、トリックがあります。
◎ 1.0~1.5 psi で開口するように設計されている。
◎ だから、必ず開く。
この二つは、決して、イコールではありません。
ドアの内側が、1.0~1.5 psi 以上に加圧されて、初めてドアが開きます。
加圧されなければ、「差圧1.0~1.5 psi で開口するように設計されて」いても、ドアは開きません。
これは、言うまでもなく、当然のことです。
「加圧されたか」、それとも「加圧されていないか」、そのどちらであるか? が問題なのです。
本来ならば、「ドアの内側に ○○ psi の圧力が加わったので、その結果、ドアが開いた」と述べるのが当然です。
今までの記事で述べてきたように、「加圧されていない」からこそ、ここでも、何とかそれを隠すために、ことさら、「設計されており」と言わざるを得なくなったのです。
「開口するように設計されており」は、意図的な「すり替え表現」です。
しかしながら、多くの人々(あるいは、少なからぬ人々)が、「そのように設計されているならば、開くのは当然だ」と、無意識のうちに思い込むはずです。
そこを狙って、この「すり替え表現」を行ったのは目に見えています。
「加圧されていない」のは、「急減圧流が存在しない」ためだと、すでに今までの記事で述べました。
(分析K、に対する結論)(トリック9、に対する結論)
(1)「プレッシャ・リリーフ・ドア」が、加圧されていないことを隠すために、ことさら、「設計されており」と、すり替え表現を行った。
(2)事故調は、急減圧流が存在していないと、認識している。
(分析L)(トリック10)
「引用K」で、最下行は、
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またドアの損壊状態からも開口した可能性が高いと推定される。
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とあります。
これも、今までの記事で述べてきたように、「開口した可能性が高いと推定」するべき筋合いではありません。
「開口している」と、言い切るべき筋合いのものです。
ドアが、実際には閉じていたからこそ、それを隠すために、「開口した可能性が高いと推定される」と、すり替え表現で、ごまかす必要が生じたのは明らかです。
(分析L、に対する結論)(トリック10、に対する結論)
(1)「プレッシャ・リリーフ・ドア」が閉じていたのを隠すため、開口していたと言明せず、「開口した可能性が高いと推定される」という表現で、ごまかした。
(2)事故調は、急減圧流が存在していないと、認識している。
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<長文のため、第15回目に続きます>
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https://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2016/03/22/8054981
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https://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2016/04/02/8063585
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https://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2016/04/06/8066361
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https://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2016/04/10/8068839
<< 第13回目に戻る
https://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2016/04/29/8080307
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https://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2016/08/18/8154635
第18回目に進む >>
https://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2016/08/24/8161851
第19回目に進む >>
https://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2016/08/26/8163387
自衛隊「U-125飛行点検機」墜落は、「熊本・大分人工地震」問題より根が深いかもしれません ― 2016年05月10日
このたび、次の既存記事で、「熊本・大分大地震」は、「人工地震の可能性」があると述べました。
『熊本の「放射線量」が急増したとのこと。「人工地震の可能性」が濃厚です』 2016年05月03日
http://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2016/05/03/8082766
この中で、航空自衛隊の「U-125飛行点検機」墜落にも言及しました。
これに関して、新たなブログ記事を見かけました。
ブログ名:『(新) 日本の黒い霧』
http://blog.goo.ne.jp/adoi
『JAL123便墜落事故-真相を追う-123便事件と川内原発(5)』 2016-04-26 08:23:49
http://blog.goo.ne.jp/adoi/e/a29796892955b17ab0044be62aa19ee1
この記事を引用します。
(読みやすくするため、原文にない改行を多数加えています)。
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■放射性物質を搭載する理由
点検機というと、数ある軍用機の中で何かのんびりしたイメージを与えますが、そこは軍用ですから、有事に備え多目的性を持たせていることは十分考えられます。
本来の電波点検機能に加えて、地上の金属探査や赤外線探査など衛星観測を補完する機能を持たせていると考えるのがむしろ普通だろうと私は思います。
例えば、金属探査ならX線やγ線を使用した観測器の搭載が考えられます。
代表的な線源ならコバルト60や、イリジウム192などの同位体元素を使用するでしょう。
ただし、上空からどれ位の強度の放射線を地上に照射すれば目的が達成できるのか、上記の代表的な線源が果たして目的に適うのかどうかは、今の私の知識では分かりません(*1)。
もう一つの可能性としては、検波機器や機内搭載の測定装置の精度を向上させるための校正用線源として他の核種の同位体元素が使用されていることも考えられます。
(中略)
(*1)国際軍事評論家B氏によると軍事用観測装置の線源にゲルマニウム同位体などの放射性物質が使われているのは当たり前だとか。
その仕様については軍事機密に属するそうです。
このような軍事物資を生産するためにも原発や粒子加速器は必要なのでしょう、彼らにとっては。
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(引用、以上)
冒頭に掲げた、私の既存記事で、「U-125飛行点検機」は、文字どおり、「飛行点検機」としての機能しかないと、事実上言明しました。
ところが、引用した、この記事によれば、逆に「本来の電波点検機能に加えて、地上の金属探査や赤外線探査など衛星観測を補完する機能を持たせていると考えるのがむしろ普通だろう」とのことです。
もしこれが事実ならば、話が大きく異なってきます。
「U-125飛行点検機」は、単なる「飛行点検機ではない」ということになります。
軍用であれ、民間用であれ、「純粋な飛行点検機」ならば、「地上の金属探査や赤外線探査など」の機能は、まったく不要のはずです。
なぜならば、冒頭の既存記事で述べたように、「飛行点検機」本来の目的は、軍民を問わず、「地上に設置してある、さまざまな『航空保安無線施設』を、上空から飛行しながら点検(計測)する」ことです。
「航空保安無線施設」は、しいて一言で言えば、航空機に向けて、必要とする種類の「電波を発射するだけ」の施設です。
地上に存在する「金属」であるとか、「赤外線」であるとか、そのような物は、「航空保安無線施設」とは、何の関係もありません。
したがって、「U-125飛行点検機」が、「地上の金属探査や赤外線探査など」も行う機能があるならば、「ただの飛行点検機」ではありません。
この観点からすれば、機体の名称として、「U-125飛行点検機」ではなく、例えば、「U-125飛行点検・多用途探査機」、あるいは「U-125飛行点検・多目的観測機」などにする必要があります。
にもかかわらず、「U-125飛行点検機」と言い切っているということは、「多用途探査機」としての機能を、日本国民に対して「意識的に隠している」と言えます。
(ただし、軍用の「航空保安無線施設」では、「金属」や「赤外線」なども関係するのかもしれませんが、おそらく、そのようなことはないと思っています)。
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上記の、ブログ『(新) 日本の黒い霧』で、別の記事を引用します。
『JAL123便墜落事故-真相を追う-123便事件と川内原発(3)』 2016-04-13 00:05:26
http://blog.goo.ne.jp/adoi/e/0192f3b6fba92ba46741d0e487fe5e9a
(読みやすくするため、原文にない改行を加えています)。
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■U-125は撃墜されたのだろう
このニュースを初めて聞いた時、正直なところ、私はこの点検機は撃墜されたのだと思いました。
(1) 最後に飛び立った飛行場が海上自衛隊の鹿屋航空隊基地であったこと
(2) U-125が飛んでいたのは鹿屋基地の直近、北方の山地奥部であったこと
(3) 鹿屋基地は戦前の旧海軍航空隊の流れを組む基地であること
このブログの古い記事を読んでお記憶の方ならすぐ分かると思いますが、旧帝国海軍と旧帝国陸軍は全く別の軍事組織と言ってよく、戦後解体され自衛隊となった現在でもその深い溝が埋まった訳ではありません。
旧陸軍系の陸上・航空、旧海軍系の海上・海保とその人脈と資金は継承され続けています。
公式には飛行点検業務は航空自衛隊の管轄とされ、全国の自衛隊飛行場を点検することになっていますが、実際には海上自衛隊も飛行点検機を(多目的機として)所有しており、わざわざ関東の入間基地からよそ様の最新鋭点検機を飛ばしてもらってまで同基地周辺の点検業務を行う必要がないのです。
それでも、U-125が旧軍閥のテリトリーを侵害してまで飛行点検を強行したのは、「海上自衛隊の動きを探る」という明確な目的があったからであり、その観測ターゲットとなったのが(2)の基地北部の山中、高隅山(たかくまやま)、御岳(みたけ)付近だったことが状況から伺えます。
これもまた戦時の常識なのですが、大戦中の陸海主要基地は本土決戦に備えて大規模な地下サイト造営を行っており、上記(2)(3)の事実を見るだけでも、鹿屋の山中に旧海軍による古い軍事壕が建設されていることが想起されるのです。
戦後忘れ去られて陥没・崩落するものもあるようですが、実は現在でも密かにメンテナンス・拡張され、非公認の軍事施設として秘密裏に運用されているものが多いと考えられます。
要するにU-125はその使用状況を調べに来ていたのです。
■国際軍事評論家B氏の見解
以上の記述だけでは私の思い込みでしかありませんので、これについてB氏の見解をお伺いしたところ、
「航空自衛隊の点検機がわざわざ鹿屋に行きますか?明らかに海上自衛隊の動きを探っていますよ」
と冒頭でおっしゃられ、概ね私の推測で正しいだろうと返答を頂きました。
そして、海上自衛隊の事実上の空母導入=航空戦力増大は航空自衛隊には戦力だけでなく予算獲得においても脅威であることなど、政治現実的な部分の示唆も頂きました。
自衛隊の幹部クラスならこの程度の背景についてはとっくに気が付いているとも。
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(引用、以上)
この引用文で、特に大事なのは、言うまでもなく、以下の部分です。
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実際には 海上自衛隊も飛行点検機を(多目的機として)所有しており
わざわざ関東の入間基地から よそ様の最新鋭点検機を飛ばしてもらってまで 同基地周辺の点検業務を行う必要がない
U-125が 旧軍閥のテリトリーを侵害してまで飛行点検を強行したのは、「海上自衛隊の動きを探る」という明確な目的があった
要するに U-125はその使用状況を調べに来ていた
「航空自衛隊の点検機がわざわざ鹿屋に行きますか?
明らかに海上自衛隊の動きを探っていますよ」
---------------------------------------------------------------------------------
(引用、以上)
もし、これらが事実であるならば、マスコミが報道している、「U-125飛行点検機が、鹿屋基地のタカン(「航空保安無線施設」の一つ)を点検飛行していた」という話は、「まったくのウソ」ということになります。
そうなると、今回の「熊本・大分大地震」で、「人工地震」を引き起こしたのと、「U-125飛行点検機」が、何らかの関係がある可能性が濃厚とも言えます。
あるいは、逆に、「人工地震」ではなく、それ以上の「別の何か」を行っていた可能性も、十分あり得ると言えます。
いずれにせよ、「U-125飛行点検機」墜落は、単なる点検飛行中の「事故」ではなく、「事件の可能性が濃厚」と言えます。
この「事件」は、真相が何であるかにかかわらず、「非常に根が深い」のではないかと、思えてなりません。
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なお、冒頭の既存記事で紹介したように、他者ブログでは、「U-125飛行点検機が、人工地震を起こすための『核爆弾(?)』を輸送していた」という説もありますが、今回紹介したブログ『(新) 日本の黒い霧』を見ると、その説は、結果的に否定されていると、解釈できます。
その理由の一つとして、やはり「U-125飛行点検機」は、軍用機であっても、「輸送目的の飛行機ではない」からだと言えます。
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