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(続編) JAL123便-このたび頂いた「コメント投稿」へのお返事を差し上げます(5)2021年04月17日

[カテゴリ: JAL123便>その他]

「 (続編) 第4回目の記事」 から続きます。
https://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2021/03/27/9361120

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「前回 (第4回目)」 の記事で、「米海兵隊のRC-130型機」 について述べました。

これについて、「飛行速度の問題」 に関して述べます。

やはり、「前回 (第4回目)」 の記事で、「以下の通り」 述べました。

>やむなく、ここでは、「123便事件」 当時に、「米国海兵隊のRC-130型機」 が存在していた、という 「仮定」 で、以下、述べることにします。

前述の通り、インターネットで、ざっと探した限りでは、「米国海兵隊の偵察機RC-130」 が見当たりませんでした。

やむなく、一番の基本となる、輸送機としての 「C-130型機」 で、飛行速度を調べてみました。

(M-1: 他者サイト記事)
『C-130 (航空機)』
最終更新 2021年4月8日 (木) 21:54
<フリー百科事典 『ウィキペディア(Wikipedia)』>
https://ja.wikipedia.org/wiki/C-130_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)

当ブログ (アサブロ) は、日本語を含むURLに (事実上) 対応していないので、お手数ですが、手作業でアクセスして下さい。


この 「M-1: 他者サイト記事」 を、一部引用します。

(M-1-1: 引用)
※ 「原文にはない改行」 を加えています。
==================================
性能・諸元 (C-130H)

(中略)

性能

・ 最大速度: 602 km/h (325ノット) 標準MTOW時

・ 巡航速度: 556 km/h (300ノット)
==================================
(M-1-1: 引用。以上)


この 「M-1-1: 引用」 では、輸送機 「C-130型機」 の飛行速度です。

しかも、「性能」 の項目では、機体の形式名が 「C-130H」 です。

最新型が、「C-130J」 です。

そのすぐ 「一世代前」 の、かなり新しい機種です。

これは、搭載しているエンジンが、現代式の 「ターボプロップ ・ エンジン」 です。

プロペラ機用のエンジンには、「ピストン ・ エンジン」 と、「ターボプロップ ・ エンジン」 の、2種類あります。

「ライト兄弟」 の時代からあるのが、「ピストン ・ エンジン」 です。

一方、「ターボプロップ ・ エンジン」 は、ジェット ・ エンジンなどの、「タービン ・ エンジン」 の一種です。

「ピストン ・ エンジン」 に比べれば、はるかに新しいエンジンと言えます。

123便当時に、「米国海兵隊の偵察機RC-130」 が、あったとすれば、エンジンは、「ターボプロップ ・ エンジン」 ではなく、おそらく 「ピストン ・ エンジン」 だと思います。

したがって、この 「海兵隊の偵察機RC-130」 は、上記 「M-1: 他者サイト記事」 で示している飛行速度よりも、「おそらく遅い」 のではないかと、思います。

しかし、あいにく、これしかデーターがないので、ここでは、「海兵隊の偵察機RC-130型機」 の飛行速度も、「これと同じ」 としておきます。

最大速度ではなく、「巡航速度が、毎時556キロメートル」 の方を見て下さい。

約 「毎時560キロメートル」 としておきます。

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一方、123便 「ボーイング747SR-100型機」 の飛行速度は、おおよそ以下の通りです。

(Q: 他者サイト記事)
『ボーイング747』
最終更新 2021年4月13日 (火) 09:57
<フリー百科事典 『ウィキペディア(Wikipedia)』>
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0747

当ブログ (アサブロ) は、日本語を含むURLに (事実上) 対応していないので、お手数ですが、手作業でアクセスして下さい。


この 「Q: 他者サイト記事」 を、一部引用します。

(Q-1: 引用)
※ 「原文にはない改行」 を加えています。
==================================
仕様

項目\機種

747-100 (初期型)

巡航速度   M0.84


747-400ER

巡航速度   M0.855 (913 km/h)
==================================
(Q-1: 引用。以上)


この 「Q-1: 引用」 は、少し分かりづらいかと思います。

「747SR-100型機」 自体の、飛行速度は、何も掲示していません。

そこで、やむなく、掲示してある 「747-100 (初期型)」 と、「同じ」 と見なすことにします。

「M0.84」 とは、「マッハ 0.84」 のことです。

「マッハ」 とは、「音速に対して、早いか、遅いかを表わす、相対的な数字」 のことです。

「速度そのもの」 を表わす、絶対的な数字ではありません。

そのため、「単位」 がありません。

「マッハ 1」 の時が、ちょうど音速に等しい速度になります。

したがって、「マッハ 0.84」 は、音速よりも少し遅い、「音速の84パーセント分」 の速度となります。

その下に引用した、「747-400ER型機 では、巡航速度   M0.855 (913 km/h)」 となっています。

「マッハ 0.855」 なので、時速に換算すると 「毎時913キロメートル」 ということです。

したがって、「マッハ 0.84」 は、それ (毎時913キロメートル) よりも、少し遅い速度となります。

ここでは、単純に、約 「時速900キロメートル」 としておきます。

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「飛行機の速度」 は、飛行高度や気温などによっても、いろいろ微妙に変わります。

そのため、ここでは、細かい数字には 「こだわらない」 ようにしています。

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両者の 「飛行速度」 を比較します。

◎ 「米国海兵隊のRC-130型機」 …… 約 「毎時560キロメートル」

◎ 123便 「ボーイング747SR-100型機」 …… 約 「時速900キロメートル」


どちらも、前述の通り、おおざっぱな数字ですが、「約300キロメートル以上」 もの速度差があります。

両者が、もし仮に、「同一の場所 (地上ではなく空中) から、同じ方向に、一緒にスタート」 したならば、123便の機体が、「RC-130型機」 に対して、「時速、約300キロメートル以上」 の速度で、どんどん遠ざかって行く、ということです。

「123便」 は、4発のジェット機です。

一方、「RC-130型機」 は、同じ4発ですが、プロペラ機です。

プロペラ機が、ジェット機と 「競争」 して、対等に 「勝負」 できるはずがありません(笑)。

たちまち 「引き離されてしまう」 のは、当然です。

さらに、時間の経過とともに、「123便」 の方が、どんどん先に行ってしまう度合いが、大きくなります。

プロペラ機の「RC-130」 が、はるかに速度の速いジェット機の 「123便」 と、ぴったり並んで一緒に飛行し、墜落地点の、いわゆる 「御巣鷹山」 に、同時に到達することは、「物理的に不可能」 です。

123便 「ボーイング747型機」 が墜落地点に到達してから、大きな時間が経過した後に、「海兵隊の偵察機RC-130」 が、やっと到着することになります。

(注) あくまでも、両者が、「同一のコース」 を飛行した場合です。
(もし仮に、両者の 「飛行コース」 自体が、大きく異なれば、話が変わってきますが)。

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場合によっては、「123便」 が墜落した後に、やっと、「RC-130」 が、到着する可能性も、あり得ます。

もし仮に、この場合、「123便」 が墜落した後 (墜落させられた後) に、わざわざ 「RC-130」 が、自分も一緒に 「墜落しに行く」 はずは、あり得ません(笑)。

米国海兵隊の 「RC-130」 は、偵察機です。

先行する 「123便」 の飛行状態を、常時把握しているはずです。

「123便」 が墜落したならば、それを察知する可能性が、十分あり得ます。

さらには、「黒く塗装した、米空軍のF-106」 「NSAの偵察機」、あげくの果てには 「ソ連のスホーイ」 まで、次々と撃墜された状況も、偵察機として把握している可能性が、十分あり得ます。
(「C-1: 引用」 および、「D-1: 引用」)。
(当時は、ロシアではなく、ソ連のはず?)。

これらの機体は、いずれもジェット機です。

プロペラ機の 「RC-130」 と異なり、「123便」 と一緒に、ぴったり付いて行くのは目に見えています。

したがって、「RC-130」 が、到着するより、はるか前に、これらが墜落したと、把握できた可能性があります。

もし仮に、そうであれば、なおさら、これらの墜落場所に、はるか遅れて、わざわざ 「自分からノコノコ出向く」 はずがありません。

このように 「飛行速度」 の面で考えても、同じ場所に、「123便」 や、その他の機体と、「仲良く、一緒に墜落している」 のは、非常に不自然としか、言いようがありません。

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なお、前述の 「M-1: 他者サイト記事」 には、「派生型」 の一種として、「RC-130A」 を掲示しています。

それを、簡単に引用します。

>RC-130A
> 偵察機型。写真測量に用いられた。


一方、「O: 他者サイト記事」 を見ると、すでに述べた通り、海兵隊に 「RC-130A」 は、存在しません。

ただし、百歩譲って、123便当時、海兵隊に 「RC-130A」 が、存在していたとしても、「写真測量の偵察機」 では、使い物になりません。

「偵察対象」 は、123便、ボーイング747型機、ジェット旅客機です。

前述の通り、プロペラ機では、飛行速度が遅すぎて、まともな写真撮影など、できるはずがありません。

もし仮に、海兵隊が、123便を写真偵察するならば、「ジェット機の偵察機」 を飛ばすのが、当たり前です。

「写真撮影」 が目的であっても、飛行速度が遅い、プロペラ機を飛ばすことは、あり得ません。

そのため、「前回 (第4回目)」 の記事で、「M: 他者サイト記事」 に関して、以下の通り述べました。

>この 「M: 他者サイト記事」 では、「RC-130A型機」 があります。

>ただし、ここでは、「当てはまらない」 のではないかと思います (この件、後述します)。

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「C-130型機」 の製造メーカーは、米国の 「ロッキード社」 です。

派生型も、同社の製造です。

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<以下、長文のため、第6回目に続きます>

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