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「コロナ騒ぎ」で時間を持てあましているなら「アマチュア無線を楽しむ」方法もあり。「緊急時の救援要請」にも大活躍します(3)2021年02月06日

[カテゴリ: 便利な情報]

「第2回目の記事」 から続きます。
https://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2021/01/30/9342528

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「前回 (第2回目) の記事」 で、以下の通り述べました。

>外国語を覚え、短波を使って、地球の裏側との、海外交信に挑戦して楽しむ。


遠い外国との交信は、してみたい。

しかし、外国語を覚えるのは、やっかいだ(笑)。
(今の時代、外国語を覚える人は少なくないようですが)。

そこまで、やっていられない。

あるいは、かなりの人が、そう思うかもしれません。

ところが、「裏技」 があります(笑)。

相手は、地球の裏側です。

しかも、日本語が、完全に通じます。

「日本人だらけ」 です。

それは、「南極の昭和基地」 です(笑)。

昔から、「アマチュア無線局」 があります。

「南極 ・ 昭和基地」 のアマチュア無線局 (アンテナ工事中)

(図8) 「南極 ・ 昭和基地」 のアマチュア無線局 (アンテナ工事中)
(出典2: 『CQ ham radio 2021年 (令和3年) 1月号』 (CQ出版社))

※※ 当記事の図は 「拡大図付き」 です。マウスの左クリックで、「拡大図、元の図」 に切り替えられます。

※※ 図を参照しながら、本文をご覧になる場合、当記事を「二つのタブ」で同時に開き、一方のタブを「図の表示専用」にすると、非常に便利です。


「図8」 は、ご覧の通り、「アンテナ工事」 の情景です。

あいにく、一番肝心の 「無線設備の紹介写真」 が、載っていません。

仕方なく、この写真を、掲げておきました。

「新しいアンテナ」 に交換する、工事中のようです。

「出典2」 の解説記事によれば、「第61次観測隊は、全世界を相手に1万局以上と、交信した」 そうです。

ただし、極地である南極からでは、距離が遠くて電波が弱く、コンディション (電波の状況) によっては、なかなか相手に気付いてもらえない時があるなど、いろいろ苦労もしているようです。

「出典2」 を、一部引用します。

(A: 引用)
※ 「原文にはない改行」 を加えています。
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 今年度はコロナウイルスの影響で

「こどもの日の特別運用」 を実施できませんでしたが、

日本の子どもたちと安定した信号で交信することは、

将来を担う彼らに夢を与える活動であり

必要なことだと思います。
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(A: 引用。以上)


なお、蛇足ながら、私自身は、外国語が分からないためもあり、海外交信は、興味がありません。

日本語で成り立つ、この 「昭和基地」 との交信はもとより、受信さえも、当時まったく行っていません。

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ここから、「当記事の本題」 です。

2種類の 「免許」 について、具体的に述べます。

(A) 無線従事者免許証

第1級アマチュア無線技士 (最上級)
第2級アマチュア無線技士
第3級アマチュア無線技士 (下から二番目の初級)
第4級アマチュア無線技士 (一番の初級)

この通り、「無線従事者免許証」 で、アマチュア無線の場合、「初級から最上級まで、4種類」 あります。

この免許を取得するためには、「国家試験」 を受けるか、「講習会を受けて修了試験に合格する」 必要があります。

試験科目は、いずれも 「無線工学と、(無線に関する) 法規」 の2科目です。

なお、「第1級アマチュア無線技士」 から、「第3級アマチュア無線技士」 までは、「モールス符号 (無線電信)」 の試験もあります。

ただし、実際に送信や受信を行う 「実技試験」 はありません。
(「モールス符号」 を正しく理解していることを、法規試験の中で調べる 「ペーパーテスト」 だけです)。

(注) 「モールス符号」 の試験に関して、私は、すでに述べた通り 「浦島太郎」 なので、正確なことは、必要ならばご自身で調べて下さい。


一方、「第4級アマチュア無線技士」 は、「一番の初級」 なので、「モールス符号 (無線電信)」 を知る必要はなく、この試験はありません。

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「第1級アマチュア無線技士 (最上級)」 で、操作できる範囲。

◎ アマチュア無線局の無線設備の操作。

これは、どう言う意味か?

「アマチュア無線局」 ならば、「どんな種類の無線設備でも、自由に操作できる」、という意味です。

「アマチュア無線局」 の範囲ならば、「無制限」 です。
(電波法上の規定としては)。

ただし、通常は、送信出力が、「1キロワット (1000ワット) まで」、のようです。
(周波数によっては、もっと小さくなります)。
(送信出力は、正しくは 「空中線電力」 と言います)。
(空中線 = アンテナ)。

その一方、「第2回目記事」 で述べた、「月面反射通信 (EME)」 では、1キロワット以上の大電力が必要らしく、特別に認められるようです。

これ以外でも、電波当局が、特別に認めれば、1キロワット以上の大電力が出せることになります。
(ただし、そのような実例があるかどうか、あいにく分かりませんが)。


「第2級アマチュア無線技士」 で、操作できる範囲。

◎ アマチュア無線局で、送信出力200ワット以下の無線設備の操作。

「送信出力が、200ワット以下」 であれば、「第1級」 と同様に、どんな種類の無線設備でも、自由に操作できます。


「第3級アマチュア無線技士 (下から二番目の初級)」 で、操作できる範囲。

◎ アマチュア無線局で、送信出力50ワット以下の無線設備の操作。
(ただし、使用できる周波数は、18MHz以上、または、8MHz以下に限る)。
(MHz = メガヘルツ)。

「送信出力が、50ワット以下」 の、大きな制限があります。

さらに、使用できる周波数の範囲も、「18MHz以上、または、8MHz以下」 の制限があります。
(これは、アマチュア無線で、遠距離海外通信に主に使う 「10MHz帯および、14MHz帯」 を、除外するための規定です)。

これらの制約を別にすれば、「第1級。第2級」 と同様に、どんな種類の無線設備でも、自由に操作できます。


「第4級アマチュア無線技士 (一番の初級)」 で、操作できる範囲。
(ただし、「モールス通信 (無線電信)」 を除く)。

◎ アマチュア無線局で、送信出力10ワット以下の無線設備の操作。
(ただし、使用できる周波数は、21MHzから、30MHzまで。または、8MHz以下に限る)。
(MHz = メガヘルツ)。

◎ アマチュア無線局で、送信出力20ワット以下の無線設備の操作。
(ただし、使用できる周波数は、30MHzより上に限る)。

ご覧の通り、「第4級」 は、少し複雑です。

送信出力の制限が、「10ワット以下」 および、「20ワット以下」 の2種類あるので、このように複雑化しています。

◎ 「送信出力10ワット以下」 の場合。

使用できる周波数は、21MHzから、30MHzまで。または、8MHz以下に限る。
(MHz = メガヘルツ)。

これも、「第3級」 と同様に、アマチュア無線で、遠距離海外通信に主に使う 「10MHz帯、14MHz帯および、18MHz帯」 を、除外するための規定です。

◎ 「送信出力20ワット以下」 の場合。

一方、「周波数が30MHzより上」 ならば、「20ワット以下」 まで、送信出力を 「大きくしても差し支えありません」、という意味です。

仕事ではなく、「アマチュア (趣味)」 なので、可能な範囲で 「便宜 《べんぎ》 を図ってあげよう」 という、善意から来ているのではないかと、勝手に思っています。
( 「浦島太郎」 なので、経緯 《いきさつ》 が分からず、断言はできませんが)。

これらの制約を別にすれば、「モールス通信 (無線電信)」 を除いて、「第1級。第2級。第3級」 と同様に、どんな種類の無線設備でも、自由に操作できます。

なお、前述の通り、「第4級」 は、「モールス符号」 を知る必要がないので、「モールス通信 (無線電信)」 を使えないのは、「制約」 ではありません。

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昔の、「旧免許証」 について。

かつて、私がアマチュア無線を行っていた当時と、現在とでは、「無線従事者免許証」 に関する制度が、大きく変わりました。

例えば、「船舶通信」 の分野では、「モールス通信 (無線電信)」 が、ほとんど姿を消したようです。

これに限らず、デジタル化など、さまざまな大幅な技術革新が行われて、無線通信の世界が、大きく変わったためです。

言うまでもなく、昔は、携帯電話も、インターネット回線なども、まったくありませんでした。
(インターネットも、無線LANなどは、電波法が直接関わってきます)。

そのため、「各免許証」 の名称自体も、大きく変わりました。

「免許の内容」 も、いろいろ変わったようです。

その中で、「アマチュア無線に関する部分」 だけを述べます。

第1級アマチュア無線技士
第2級アマチュア無線技士
第3級アマチュア無線技士
第4級アマチュア無線技士

これらが、すでに述べた通り、「現在の名称」 です。

かつては、以下の名称でした。

第1級アマチュア無線技士
第2級アマチュア無線技士
電信級アマチュア無線技士 (今の第3級に相当)
電話級アマチュア無線技士 (今の第4級に相当)

ご覧の通り、「第1級と、第2級」 は、名称は同じです。

一方、「電信級と、電話級」 は、がらっと変わりました。

同時に、内容も大きく変わりました。

当時の 「電信級」 は、「無線電信」 しか使えませんでした。

さらに、送信出力は、10ワット以下でした。

また、「電話級」 は、「無線電信」 以外は何でも使えましたが、送信出力は、一律10ワット以下でした。

なお、「電信級と、電話級」 いずれも、前述の通り、アマチュア無線で、遠距離海外通信に主に使う 「14MHz帯」 を除外する規定は、この当時からありました
(ただし、前述の 「10MHz帯および、18MHz帯」 は、この当時、アマチュア無線には、割り当てられていませんでした (対象外でした))。


このような 「昔話」 を持ちだしたのは、理由があります。

昔の 「旧免許証」 を持っている人 (現代の 「無線従事者免許証」 は持っていない人) も、「旧免許証」 が、そのまま使えるからです。

「旧免許証」 を、現代の 「新免許証」 制度に変更する際、「旧免許証」 の名称を、「新免許証」 に対応する、それぞれの名称に 「読み替える」 という、「救済規定」 を、電波法に盛り込みました。

そのため、「旧免許証」 が、無効にならず、あたかも 「新免許証」 を所持しているのと、同じ状況になりました。

例えば、「電話級アマチュア無線技士 (今の第4級に相当)」 の免許を持っていれば、自動的に 「第4級アマチュア無線技士」 の免許を持っているものと、電波法上では、見なします。

元々、「無線従事者免許証」 は、「終身免許」 です。
(アマチュア無線に限らず、すべての免許証です)。

「自動車の運転免許」 と異なり、「有効期限」 がありません。
(そのため、「無線従事者免許証」 には、有効期限は記載していません)。
(ただし、かなり昔は、有効期限がありましたが、現代では、考慮する必要はありません)。

一生涯、有効です。

そのため、免許制度が、大きく変わっても、「旧免許証を無効にするわけに行かない」、これが、「救済規定」 を設けた、一番の理由だと思います。

したがって、「昔、アマチュア無線の免許証を取ったが、今は使えないだろう」、と思う必要はありません。

堂々と、現代の 「新免許証」 を持っていると、思って差し支えありません。


なお、「昔の、第2級アマチュア無線技士」 は、送信出力の制限が、100ワット以下でした。

一方、現在は、すでに述べた通り、200ワット以下と、2倍になっています。

これ以外は、内容に関して、「新 ・ 旧免許証」 の違いはありません。

「第1級アマチュア無線技士」 に関しては、「新 ・ 旧免許証」 の違いは、まったくありません。

ただし、「旧免許証」 の時代では、送信出力は、実際には、最大500ワットまで、でしたが。

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ご参考までに、「以下のサイト」 を、掲げておきました。

「内容の説明」 などは、余裕がないので、今回は省略します。

ご了承願います。

『 1.何年も前に資格を取ったのですが、いまでも使えますか』
<総務省 電波利用ホームページ>
https://www.tele.soumu.go.jp/j/sys/operator/qanda/index.htm


『【講習で取れる資格】今はモールス電信の実技試験なしでOK! 『第三級アマチュア無線技士』の資格を取得してみた』
2016/08/06 08:00
<ガジェット通信>
https://getnews.jp/archives/1502208


『ハムはハムでも食べられないハムってなーんだ?『ハムフェア2015』取材レポート』
2015/08/24 22:00
<ガジェット通信>
https://getnews.jp/archives/1102327?kanren=true


『日本アマチュア無線連盟』
https://www.jarl.org/


『日本無線協会』
http://www.nichimu.or.jp/


『日本アマチュア無線振興協会JARD』
http://www.jard.or.jp/

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<以下、長文のため、第4回目に続きます>

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