●地球は「地獄の星」です。
 そのため、戦争、犯罪、ケンカ、病気や事故、種々の差別、原発、自然災害など、
 さまざまな問題(苦しみ)が満ちあふれています。

●日本航空123便墜落事件、米国の日本支配、安倍政権の戦争法案強行採決など、
 いずれも、地球が「地獄の星」だから生じます。

●やがて、これらの問題がまったく存在しない、「天国の星」に生まれ変わります。
●そのためにこそ、「21世紀」が存在します。
●「宇宙文明時代」とは、「天国の星」の時代を指します。

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「オスプレイ事故」に関する、「ある著名科学者」の批判文に「重大な誤り」があります(4)2017年09月21日

[カテゴリ: 航空全般>その他]

第3回目の記事から続きます。
http://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2017/09/16/8677937

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前回(第3回目)同様に、著者「池内 了(いけうち・さとる)」氏の文章を引用します。

<5.正論であるが、正論とは言えない>

(引用G)
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空中給油の場合、通常では給油機と航空機が長い給油ホースでつながっていて、給油中ずっと同じ高度を同じ速度で飛行し続けるという離れ業を敢行しなければなりません。

オスプレイだと大きなプロペラが回転して空気の流れが速く、かつ大きく変化していますから、少しでも二機の方向が狂えば給油ホースがプロペラや翼に引っかかって墜落してしまうということになりかねません。
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(引用G、以上)

※ 「引用G」の第1行目は、前回(第3回目の記事)での、「引用F」そのものです。
http://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2017/09/16/8677937


この「引用G」で、第2行目は、「正論」です。

ただし、「少しでも二機の方向が狂えば 給油ホースがプロペラや翼に引っかかって 墜落してしまうということになりかねません」と、断言するのは、いささか「言い過ぎ」です。

2機の方向が狂えば、必ず、「給油ホースが、プロペラや翼に引っかかる」と、断言までは出来ません。

「給油ホースが、プロペラや翼に引っかかる」ほど、両機の位置が、「大きく狂った場合」は、確かに「引っかかり」ます。

一方、それほど大きく狂わなければ、結果的に、「給油ホースが、プロペラや翼に引っかかる」ことは、ありません。

要するに、「『少しでも』二機の方向が狂えば」の表現が、言い過ぎと言えます。

「給油ホースが、プロペラや翼に引っかかる」ほど、「両者の位置が狂えば」、そうなる、という論旨が、的確に伝わる表現をするべきと、言えます。


さらには、「給油ホースが、プロペラや翼に引っかかれば」、必ず墜落すると、決まっているわけではありません。

「給油ホース」の方が、ちぎれたり、はじき飛ばされたりして、損傷しても、「機体」の方は、さほど損傷を受けず、無事に「緊急着陸」出来る可能性も、あり得ます。

どうなるかは、その時の状況次第、結果次第と言えます。


細かいことを、あえて言えば、プロペラよりも、翼の方が、少しだけ機体の後方にあるので、給油ホースが、翼にぶつかる前に、プロペラにぶつかる可能性の方が、はるかに大きいと言えます。

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「引用G」の第1行目にある「離れ業」は、前回(第3回目の記事)で述べたように、「現実離れした表現」と言えます。
http://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2017/09/16/8677937

著者「池内 了」氏は、それに基づいて、「引用G」の第2行目へと、論理展開しています。

したがって、もし、「引用G」の第2行目が、100パーセント正論であったとしても、「引用G」全体としては、正論とは言えなくなります。

まして、上述のように、「引用G」の第2行目自体も、いささか不十分なところがあります。

100パーセント正論とまでは、言えません。

なおさら、「引用G」全体としては、正論のようであって、正論ではないと、言わざるを得ません。


「2機の相互位置が狂えば、給油ホースがプロペラや翼に引っかかって、墜落してしまう可能性がある」のは、確かに、間違いない事実です。

しかし、それを伝えるための表現が、適切とは言いがたいと、言わざるを得ません。


ただし、第3回目の記事で述べたように、空中給油飛行は、難しさがあります。
http://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2017/09/16/8677937

危険性があるとも言えます。

まして、オスプレイ機の場合、著者が指摘するように、大きなプロペラが、2枚も機体の正面を向いています。

なおさら、危険性が高いのは、言うまでもありません。

だからこそ、その危険性を伝えるためには、可能な限り、航空機に関する、特に軍事航空に関する、「筋の通った論理展開」が、ぜひとも必要と言えます。


<6.戦闘機ではなく、輸送機>

(引用H)
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…… 通常の航空機のように高速度で飛翔できる戦闘機に「オスプレイ」という名をつけたのだろうと考えられます。
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(引用H、以上)

「引用H」を見ると、オスプレイ機のことを、「戦闘機」と表現しています。

これは、明らかに誤りです。

オスプレイ機は、「戦闘機」ではなく、「輸送機」です。

今の時代、ジェット戦闘機が、世界中に普及・定着しています。

小さな国々でも、ジェット戦闘機を、当たり前に用いています。

オスプレイ機は、ヘリコプタよりは高速ですが、プロペラ機であり、とてもジェット戦闘機には太刀打ち出来ません。

戦闘機としての能力は、初めから、ありません。

著者が、なぜ、「戦闘機」と誤解したのか、とても不思議です。

(引用I)
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海兵隊では敵地を急襲して兵員や資材を送り込む作戦に使い、空軍では戦闘・捜索・救難・兵站支援・特殊作戦などのために配備しています。
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(引用I、以上)

※ 「兵站 《へいたん》」は、厳密には、かなり広い意味を持つようです。
ここでは、武器弾薬、軍事物資や、兵員などの輸送を指しているものと思います。


「引用I」でも、「空軍では戦闘」と表現しています。

米空軍が、「戦闘用として」、オスプレイ機を使うとは、とても思えません。

米空軍では、「特殊部隊を、敵地に送り込むための輸送機」として、用いているようです。


なお、オスプレイ機も、機内に機関銃を搭載している場合もあります。

これは、「戦闘機として、搭載している」のではありません。

例えば、敵地や戦闘地域で、離着陸する場合、地上の敵部隊から、攻撃を受けた時に、それを撃退するためなどに装備しています。

いわば、「自衛用の武器」と言えます。

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<以下、長文のため、第5回目に続きます>

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