日航123便墜落事件 - 航空管制通信での「周波数変更の指示」に関して「他者ブログ」宛にコメント投稿しました(2) ― 2020年03月14日
「第1回目の記事」 から続きます。
https://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2020/03/04/9220645
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「前回 (第1回目)」 で述べた、「管制官の発言」 は、以下の通りです。
All station all station except JAPAN AIR 123
and contact TOKYO CONTROL
contact TOKYO CONTROL 134.0
change frequency 134.0
and keep silent until further advised.
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上記は、「航空事故調査報告書のボイス・レコーダ記録」 で、「18時41分55秒 ~ 18時42分10秒」 までの記録です。
念のため、出典を、改めてきちんと掲示しておきます。
以下は、「事故調査報告書」 (1冊目) の表紙部分です。
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62-2
航空事故調査報告書
日本航空株式会社 所属
ボーイング式 747SR-100型 JA8119
群馬県 多野郡 上野村 山中
昭和60年8月12日
昭和62年6月19日
運輸省 航空事故調査委員会
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(注) 「62-2」 は、この報告書の番号です。
「昭和62年6月19日」 は、この報告書の日付です。
(D: 他者ホームページ)
『航空事故調査報告書(一部報告書 分割掲載ページ)』
<運輸安全委員会>
https://jtsb.mlit.go.jp/jtsb/aircraft/download/bunkatsu.html#5
このページ中で、「5番目」が、「123便の事故報告書」 を表示しています。
下は、2冊一組の、1冊目です。
『5. 62-2-JA8119
日本航空(株)所属 ボーイング 747SR-100型 JA8119 群馬県多野郡上野村』
さらに、「以下のPDFファイル」が、「CVR記録」 です。
『11. (5.1MB) 310頁~386頁
別添5(残り)~別添6』
http://www.mlit.go.jp/jtsb/aircraft/download/62-2-JA8119-11.pdf
上述した、「C: 管制官の発言 ・ 全文」 は、その中で、「328 ~ 329ページ」 にあります。
いささか 「ややこしい」 ですが、「運輸安全委員会 ホームページ」 での、「ファイル構造」 が、このようになっています。
(すでに、ご存じかと思いますが)。
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以下は、「航空の素人」 の私なりに行なった、日本語訳です。
(C-1: 管制官の発言 ・ 全文 ・ 日本語訳)
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■ All station all station except JAPAN AIR 123
(素訳) 各局 各局 除く ジャパンエア123。
(直訳) 各機。ジャパンエア123を除く各機。
(意訳A) 全機。ジャパンエア123を除く全機。
(意訳B) ジャパンエア123を除く全機。ジャパンエア123を除く全機。
■ and contact TOKYO CONTROL
※「and」 は、翻訳省略。
(素訳) 交信する 東京コントロール。
(直訳) 東京コントロールと交信する。
(意訳) 東京コントロールと交信せよ。
■ contact TOKYO CONTROL 134.0
(素訳) 交信する 東京コントロール 134.0。
(直訳) 134.0で、東京コントロールと交信する。
(意訳) 東京コントロールと、134.0で交信せよ。
(趣旨) 東京コントロールと、周波数134.0メガヘルツ (MHz) で交信せよ。
※(MHz)は、説明のため補足。
■ change frequency 134.0
(素訳) 変更する 周波数 134.0。
(直訳) 周波数134.0に変更する。
(意訳) 周波数を134.0に変更せよ。
(趣旨) 周波数を134.0メガヘルツ (MHz) に変更せよ。
※(MHz)は、説明のため補足。
■ and keep silent until further advised.
※「and」 は、翻訳省略。
(素訳) 保つ 黙っている ~ の時まで 後続の 勧告する。
(一次直訳) 黙っている 保つ 後続の 勧告する ~ の時まで。
(二次直訳) 後に、勧告するまで、沈黙を保つ。
(一次意訳) 後に、指示するまで、(この周波数の)沈黙を保つ。
(最終意訳) 今後、指示するまで、この周波数の使用を禁止する。
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(C-1: 管制官の発言 ・ 全文 ・ 日本語訳。以上)
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上記の、「具体的な説明」 は、次回以降に行ないます。
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「第1回目の記事」 で述べた、「A: 他者ブログ」 宛に、再度コメント投稿を行ないました。
取りあえず、それを掲げます。
(E: 掲載されたコメント投稿文 ・ 2回目)
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「前回のコメント投稿」で、私自身が、「入力ミス」をしてしまいました。
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(注)恐れ入りますが、上記3行目に「入力ミス」があります。
>All station all atation except JAPAN AIR 123
先頭から3番目の、atationは、「station」です。
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(誤)先頭から3番目
(正)先頭から4番目
ご迷惑をおかけして、大変申し訳ありません。
お詫び申し上げます。
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『ブースカ明日香』様ではなく、引用元が、入力ミスをしていたと分かりました。
『日本航空123便墜落事故を検証する』
ボイスレコーダー書き起こし(
http://www.link-21.com/JAL123/012.html
なお、このホームページで、以下の記事は、多数の事実無根の記述があります。
『スコーク77と自衛隊機の誘導』
http://www.link-21.com/JAL123/024.html
ひょっとすると「軍用機の場合」は、あるいは正しいのかもしれませんが、「民間航空」では、大幅な誤りがあります。
>スコーク77は、民間機が何かに要撃の対象とされた場合の緊急コールで
これは、まったくの事実誤認です。
今は、細かく述べている余裕がないので、ここまでにしておきます。
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123便墜落の「航空事故調査報告書」は、2冊で一組です。
これ以外の「航空事故調査報告書」は、いずれも1冊だけの構成です。
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東京の新橋に、「航空図書館」があります。
123便に限らず、「航空事故調査報告書」がそろっています。
専門家向けの航空雑誌、外国の航空雑誌なども、いろいろあります。
誰でも、自由に、無料で入館できます。
JR新橋駅から、徒歩5分ぐらい。
(所要時間を測ったことはないので、あまり正確ではありません)。
『一般財団法人 日本航空協会』
http://www.aero.or.jp/koku_tosyokan/koku_toshokan.html
『新しい航空図書館WEBサイトはこちらから!』
http://www.aero.or.jp/koku_tosyokan_2020/koku_tosyokan.html
ただし、現在は、以下の通り「臨時休館」とのことです。
新着情報
2020/2/28
新型コロナウィルスの感染拡大に対応するため、
以下の期間を臨時休館させていただきます。
3月2日(月)~3月15日(日)
再開館日は3月16日(月)の予定ですが状況によっては変更の可能性もございます。
随時ホームページをご確認ください。
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(E: 掲載されたコメント投稿文 ・ 2回目。以上)
この、「E: 掲載されたコメント投稿文 ・ 2回目」 では、末尾に 「<当コメント投稿日: R2/2020-3-4>」 と、記すのを忘れてしまいました(笑)。
都合があり、時間に追われて、急いでいたためです。
急ぐと、ろくなことありません(笑)。
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長文のため、「第3回目」 に続きます。
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(パソコンの場合、「リンクを新しいタブで開く」 の方法を用いると好都合です)。
(スマホの場合は、あいにく方法が分かりません)。
『★連載記事 連動URL一覧表★ タイトル『日航123便墜落事件 - 航空管制通信での「周波数変更の指示」に関して「他者ブログ」宛にコメント投稿しました(1) ~ (24最終回)』』
2020年11月05日
https://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2020/11/05/9313516
「サイトマップ」 もご利用頂けます。
『ホームページにあるのと同じ目的の「サイトマップ」』
2015年12月18日
https://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2015/12/18/7953004
お手数をかけて大変申し訳ありませんが、どうかご了承願います。
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