新幹線『のぞみ34号』の「台車破損事故」は、「脱線・転覆を企むテロ攻撃事件(未遂)」と思えてならない(8) ― 2018年08月23日
「第7回目の記事」 から続きます。
http://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2018/08/16/8943666
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新大阪駅での 「乗務員の交代」 でも、非常に不自然な行動 (矛盾した行動) があります。
「東京新聞の記事」 を部分引用します。
※ 読みやすくするため、「原文にはない改行」 を加えています。
(引用E)(東京新聞・平成29年(2017年)12月20日・夕刊7ページ)
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博多発東京行き新幹線のぞみの台車に亀裂が見つかった問題で、JR西日本の乗務員が新大阪駅でJR東海の乗務員に引き継ぐ際、「異臭はあったが異常はない」 と口頭で報告していたことが二十日、JR東海への取材で分かった。
両社が具体的なやりとりを調べている。
JR西は十九日の記者会見で、新大阪駅でJR東海に運転状況と車両状況が引き継がれたと説明し、「内容については調査中」 としていた。
異常音や異臭を感知していたが結果的に運行は続いており、指令所と車掌のやりとりの中では走行を止めるという判断はされなかったという。
JR東海などによると、のぞみは十一日午後四時ごろ新大阪駅に到着。
福山(広島県福山市)-岡山(岡山市)間で乗客から車内にもやがかかっていると申告があったが、JR西の乗務員は交代時に 「岡山駅から検査班が乗り込み、異常がないかどうか確認した」 として、「異常はない」 と告げていた。
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(引用E、以上)
※ 「引用E」 では、単に 「乗務員」 と表現しています。
■ 発言14
「乗務員の言動」 は、まったく矛盾していると言えます。
「今までの記事」 で述べた通り、岡山から乗り込んできた、「3名の検査担当員 (車両保守担当者)」 が、東京の指令員と連絡を取り、「新大阪駅で、床下点検をするつもり」 になっていたわけです。
その結果、この 「検査担当員 (車両保守担当者)」 が、車掌 (や運転士) に対して、「新大阪駅で、床下点検を行う」 と、自信たっぷりに説明したはずなのは、明らかです。
「第4回目の記事」 で、その旨、述べています。
>「行動A」 について。
>「指令員が、新大阪駅での床下点検に同意した」 ならば、当然ながら、新大阪駅で 「点検のため、それ相応の時間停車し続ける必要」 があります。
>乗客が乗り終わったからといって、新大阪駅で、ダイヤ通り、そのまま出発するわけに行きません。
>この点を 「車掌にはっきり伝え」、車掌がそれを明確に認識したことを、「車両保守担当者」 自身が把握しておく必要があります。
>さらには、「車掌自身」 が、この件を 「運転士」 にも、きちんと伝える必要があるのは、言うまでもありません。
(第4回目の記事)
『新幹線『のぞみ34号』の「台車破損事故」は、「脱線・転覆を企むテロ攻撃事件(未遂)」と思えてならない(4)』
2018年07月08日
http://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2018/07/08/8911511
このように 「車掌や運転士」 が、「新大阪駅で、床下点検を行う」 と、明確に理解しているならば、新大阪駅に到着し、「JR東海の乗務員と交代」 する時に、「異常なし」 と言明するはずがありません。
「 『床下点検を行う』 ので、それが完了し問題ないと判明するまで、出発を保留して下さい」 と言明するのは明らかです。
にもかかわらず、この新聞報道では、「JR西日本の乗務員(たち)が、『異常なし (床下点検は行わない)』 と言明している」 ことになります。
明らかに不自然です。
明らかに矛盾します。
新大阪駅で、床下点検を行わず、「名古屋まで走行してしまった事実に対する真相」 を隠すために、JR西日本側が、このような 「ウソ発言」 をしていると、思えてなりません。
「JR西日本側の乗務員」 が、交代時に、「異常があるので、床下点検を行う」 と言明したら、それを行わず、名古屋まで走行を続けることができません。
名古屋まで走行を続けるためには、何としてでも、「新大阪駅では、床下点検を行わない」 ように仕向ける必要があります。
一方、「■ 発言14の冒頭」 で述べたように、「検査担当員 (車両保守担当者)」 は、東京の指令員と連絡を取り、「新大阪駅で、床下点検をする」 と明確に認識しています。
したがって、「それを消し去る」 ためには、乗務員の交代時には 「異常なしと伝えた」 ということにしておく必要があります。
そのための 「ウソ発言」 です。
乗務員自身が、「異常なし」 とウソをついたのか?
それとも、乗務員は「床下点検を行う」 と正直に発言したにも関わらず、JR西日本の会見で会社側が、「乗務員は異常なしと引き継いだ」 とウソ発言しているのか?
この 「どちら」 であるか、新聞記事を見る限りでは分かりません (報じるはずがありません)。
(東京新聞に限らず、マスコミ報道は、いずれも同じはずです)。
(注)「名古屋まで走行を続ける」 の問題に関しては、いずれ後述します。
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以下、長文のため、第9回目に続きます。
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