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JAL123-スコーク77に関する、大きな「虚論」(8/8)2015年12月17日

[カテゴリ: JAL123便>スコーク77]

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(修正) 「当記事の要点」を全部削除しました。<R5/2023-8-4>

「なくても良い」と判断しました。

同時に、「見出し」としての<当記事の要点><記事本文>も削除しました。
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「 (7/8) の記事」 から続きます。
https://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2015/12/16/7950869

今回が、最終回です。

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前回(7/8)に引き続き、池田著書の具体的な問題点の分析を行います。

池田昌昭著『御巣鷹山ファイル2-JAL123便は自衛隊が撃墜した』(文芸社)

同書P.63~64 『3 要撃軍用機』を引用します。

(引用G)
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前述のICAO(国際民間航空機関)の民間機要撃についての付属文書によれば、要撃された民間機が使用する用語として「了解、指示に従う」「指示に従うことができない」「指示を繰り返してください」「自機の現在位置が分からない AM LOST」「○○に着陸したい」「降下したい」等が記載されている。

JAL123便機長は、誘導指示した要撃軍用機の存在を何らかの形で知らせようとしたと考えられる。

つまりJAL123便は午後六時二四分過ぎに、相模湾上空で「ドーン」と「謎の飛行物体」に要撃を受け、そのあと五分以内くらいから二機の要撃軍用機が「ずうっと」JAL123便を誘導指示したことを知らせたかったのではないのだろうか。

それとも、JAL123便機長と誘導指示した要撃軍用機との交信が、はからずも公開されたということなのであろうか。
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(分析G)

上記、著者の主張は、前回(7/8)で述べた、123便の「リクエスト・ポジション」に関して、著者の見解を述べたものです。

すでに指摘した、著者が「要撃と攻撃を混同している」、さらに「自衛隊が123便を要撃するのはあり得ない」などの、諸問題を別にすれば、著者が、このように主張するのは、著者の自由とも言えます。

ただし、この場合であっても、著者の「新たな誤解」について、言及する必要があります。

著者は、ここでもICAOの規定を「曲解」しています。

ICAOの「国際民間航空条約・第2附属書 航空規則」に「添付A 民間航空機の邀撃(ようげき)」の規定があります。

この中の「A-1表」で、「被邀撃機が使用する用語」を引用します。
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<用語>       <意味>
CALL  SIGN    貴方の呼出符号は?(注)
WILCO        了解
            従う
CAN  NOT     従えない
REPEAT       貴方の指示を反復
AM  LOST     位置不明
MAYDAY      当方遭難中
HIJACK        ハイジャックされている
LAND          (……に)着陸を要求する
DESCEND       降下を要求する

(注) 「貴方の呼出符号は?」の表現は、日本語訳版の誤りです。
要撃機から「貴方の呼出符号は?」と質問された時、その答えとして使用する用語なので、「こちらの呼出符号は……です」が、正しい表現です。

※「呼出符号(コールサイン)」とは、無線通信を行う時に使う、自機を表すための「名前」です。
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著者は、ここでも「被要撃機は、この規定以外の用語は使えない(使ってはいけない)」と思い込んでいるのは明らかです。

(5/8回目)分析Dで、要撃機は、ICAOの規定する「4語」以外にも、自由にどんな用語でも使えると述べました。
それと同じで、被要撃機も、どんな用語でも、どんな言語でも、自由に使えます。
上記の用語以外は使えないということは、「絶対に」あり得ません。

--------------------------------------------------------------------------
AM  LOST     位置不明
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この用語に基づいて、123便が、管制機関に「現在位置を知らせてほしい(リクエスト・ポジション)」との要求を、わざわざ行ったに違いない、と著者は思い込んでいます。

つまり、これによって、「123便が自衛隊に要撃されている」と、管制側に伝えようとした、と著者は主張しています。

確かに、その可能性が「絶対にない」とは言いきれません。

しかし、現実としては、著者の思い込みによる、考え過ぎと言えます。

その理由は、123便の側から見れば、「著者の言うような、変則的方法を用いる必要性がまったくない」からです。

もし、自衛隊の戦闘機が123便に対して「不当な圧力を加えているならば」、あるいは、明らかに「攻撃を加えているならば」、それを正直に、明確に「言葉に出して」管制機関に通報して、一向に差し支えありません。

「リクエスト・ポジション」という、持って回った手段を用いる必要性は、どこにもありません。

上述のように、被要撃機は、ICAOが規定する用語以外、使えないわけではありません。
相手に通じるならば、どんな用語でも、どんな言語でも、自由に使えます。
まして、同じ日本人同士です。言語に関して、何の制約もありません。

また、管制官の側から見れば、「リクエスト・ポジション」と言われたら、すなおに「位置を教えてくれと要求している」と、頭から受け止めます。
「自衛隊機の要撃を受けている」とは、とても解釈できません。

日本の民間航空管制は、著者の思っているような、そんな動きの上に成り立っているわけではないからです。

別の視点から見れば、著者が、どうしても「123便のリクエスト・ポジション発言が、自衛隊機の存在を管制機関に知らせるため」と主張したいならば、もっと筋の通った正当な根拠に基づいて、行うべきです。

著者の誤解に基づく「無意味な根拠」による主張では、社会をいたずらに混乱させるだけです。


[引用Gで、最後の行]
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それとも、JAL123便機長と誘導指示した要撃軍用機との交信が、はからずも公開されたということなのであろうか。
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少なくとも、「事故調査報告書のボイスレコーダー記録」を見る限りでは、123便のリクエスト・ポジションの交信相手は、自衛隊機ではなく、地上の管制機関としか解釈できません。

その限りにおいて、「JAL123便機長と誘導指示した要撃軍用機との交信が、はからずも公開された」という論理は、成り立ちません。

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今回(8/8)が、最終回です。


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JAL123-スコーク77に関する、大きな「虚論」(7/8)2015年12月16日

[カテゴリ: JAL123便>スコーク77]

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(修正) 「当記事の要点」を全部削除しました。<R5/2023-8-4>

「なくても良い」と判断しました。

同時に、「見出し」としての<当記事の要点><記事本文>も削除しました。
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「 (6/8) の記事」 から続きます。
https://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2015/12/15/7949873

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前回(6/8)に引き続き、池田著書の具体的な問題点の分析を行います。

池田昌昭著『御巣鷹山ファイル2-JAL123便は自衛隊が撃墜した』(文芸社)

同書P.63 『3 要撃軍用機』を引用します。

(引用F)
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JAL123便は、優秀なレーダーを備えていて自機の位置が分からなくなっていたとは考えにくい。

もし仮に分からなくなっていても、最終段階近くで自機の位置をリクエストするのは不自然な気もします。
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(分析F)

[引用Fで、1行目について]

日本航空123便に限らず、ジェット旅客機はレーダーを搭載しています。
しかし、優秀であるないに関わらず、気象用のレーダーです。
現在位置を知るためのものではありません。

ただし、「グランド・マッピング・モード」に切り替えると、レーダー画面に地形が映るので、現在位置を知ることが出来ます。

しかし、おおざっぱな位置しか分りません。
必要とする基準点からの距離など、細かい精密な数値までは、分りません。


747操縦席-レーダー表示器の場所

図1    ボーイング747型機、操縦室のレーダー表示器の大きさ
(出典: 『ザ・コクピット』2003年1月1日 イカロス出版)

※※ 図を参照しながら、本文をご覧になる場合、当記事を 「二つのタブ」 で同時に開き、一方のタブを 「図の表示専用」 にすると、非常に便利です。


操縦席の大きさ(人間の大きさ)から、レーダー表示器の大きさを想像して下さい。

以下に、拡大図を示します。

747クラッシック-レーダー表示器

図2 図1の拡大図
(出典: 『ザ・コクピット』2003年1月1日 イカロス出版)


レーダー表示器-旧タイプ

図3 123便当時のレーダー表示器
(出典: 『航空工学講座10 航空電子・電気装備』 日本航空技術協会)

当時は、このような、古めかしい丸形ブラウン管型式の表示器です。
機体の大きさは変わらないので、表示器の大きさも似たようなものです。

下北半島-レーダー画像

図4 下北半島のレーダー表示画像
(出典: 『航空電子装置』 岡田実編 日刊工業新聞社)

前述の「グランド・マッピング・モード」で、下北半島を映した時のレーダー画像です。

図のように、特徴のある海岸線が映れば、現在位置を、かなり正確に判断出来るかと思います。

しかし、図2、図3のように、画面のサイズが、さほど大きなものではないので、あまり細かい状況は把握しきれません。

さらに、内陸部で、海岸線が映らなければ、より一層判断が難しくなります。
現在位置を把握しきれなくても、不思議ではありません。

まして、123便は、「操縦不能」の状態で、必死に飛行をしていたはずです。
レーダーで「じっくり」映像を見ている余裕はないはずです。


777-NDレーダー画像

図4 現代のレーダー表示器画面
(出典: 『ザ・コクピット』2003年1月1日 イカロス出版)

現代使用されている、ボーイング777型機のレーダー画像です。

後述する、「航法」用のデーターと同時に、表示しています。

緑色、黄色などの背景画像のような映像が、レーダーが受信した信号を、機上のコンピュータで処理した映像です。

白い直線や、さまざまな色の文字、記号などは、「航法」用のデーターです。
白色の同心円は、機首から見た距離を表しています。

747-400-操縦室-レーダーND画像

図5 ボーイング747型機のレーダー映像表示位置
(出典: 『ザ・コクピット』2003年1月1日 イカロス出版)

図4とは機種が異なりますが、図4と同様に、「航法」用のデーターと同時に、表示するようになっています。


[航法について]

航空機が、現在位置を知る手法、さらには、現在位置に基づいて、飛行方向(飛行コース)を知るための手法を「航法」と言います。

航法には、いろいろな種類があります。

・地文航法
・推測航法
・天測航法
・無線航法
・双曲線航法
・オメガ航法
・ドップラー航法
・グリッド航法
・慣性航法
・GPS航法(R-NAV航法)

いずれの航法も、気象用レーダーの「グランド・マッピング・モード」とは、無関係です。

しいて言えば、「地文航法」は関係があるとも言えますが、そもそも、レーダーを搭載している高性能な機体ならば、「原始的」とも言える「地文航法」と「グランド・マッピング・モード」を併用するのは、現実的ではないはずです。

航空機の現在位置を知る手法として、気象用レーダーの「グランド・マッピング・モード」は、あくまでも「補助的手段」に過ぎません。

「グランド・マッピング・モード」では、前述のとおり、正確な位置は、把握が困難です。

正確な位置とは、緯度・経度で言えば、「何度、何分、何秒」です。
「秒」の単位まで分らなければ、意味がありません。

方位で言えば、「何百、何十、何度」です。
「度」の単位まで分らなければ、意味がありません。

距離で言えば、「何百、何十、何マイル」です。
「マイル」の単位まで分らなければ、意味がありません。

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JAL123便は、優秀なレーダーを備えていて自機の位置が分からなくなっていたとは考えにくい。
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これは、著者の無意味な誤解です。


[引用Fで、2行目について]
--------------------------------------------------------------------------
…… 最終段階近くで自機の位置をリクエストするのは不自然な気もします。
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いわゆる「迷走飛行」をしている最中には、123便の乗員はもとより、誰にも、「いつが最終段階か」分るはずがありません。

墜落した後に、初めて「あの時が最終段階だった」と知ったのは、言うまでもありません。

したがって、著者の主張は、航空技術の問題ではなく、それ以前の、「日本語として」まったく筋が通りません。


さらには、123便に限らず、運航乗員が、管制機関に対して、現在位置をリクエストするのは、いつでも自由に行えます。
「初期段階」であろうが、「中間」であろうが、「最終」であろうが、いつでも自由です。

著者の主張は、まったく現実離れした無意味な論理です。

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JAL123-スコーク77に関する、大きな「虚論」(6/8)2015年12月15日

[カテゴリ: JAL123便>スコーク77]

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(修正) 「当記事の要点」を全部削除しました。<R5/2023-8-4>

「なくても良い」と判断しました。

同時に、「見出し」としての<当記事の要点><記事本文>も削除しました。
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「 (5/8) の記事」 から続きます。
https://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2015/12/14/7949060

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前回(5/8)に引き続き、池田著書の具体的な問題点の分析を行います。

池田昌昭著『御巣鷹山ファイル2-JAL123便は自衛隊が撃墜した』(文芸社)

同書P.61 『2 被要撃信号「スコーク77」』を引用します。

(引用E)
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「ドーン」という衝撃音だけなら何も被要撃信号「スコーク77」を発することは必ずしもないと思える。
管制所に「アンコントロール(操縦不能)」を連絡するのが普通と思える。
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(分析E)

冗談ではありません。

日本航空123便に限らず、飛行中の航空機が「アンコントロール(操縦不能)」に陥ったら、それは極めて重大な、命に関わる「緊急事態」です。
操縦ができなければ、やがて「墜落する」しかありません。
「遭難」そのものです。

ただちに、「遭難信号」である、スコーク7700を送信するのが当然です。

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…… 何も被要撃信号「スコーク77」を発することは必ずしもないと思える。
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これは、とんでもない「暴論」です。

著者は、スコーク7700を「被要撃信号」と思い込んでいるから、このような暴論を平然と吹聴するのです。

別の視点から見れば、航空機側が管制機関に「アンコントロール(操縦不能)」を通報したら、管制官は、間違いなく「この機が遭難した」と判定します。

それは、とりもなおさず、スコーク7700を「送信した」のと、同じ意味を持つのです。

--------------------------------------------------------------------------
……「スコーク77」を発することは必ずしもないと思える。
管制所に「アンコントロール(操縦不能)」を連絡するのが普通と思える。
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むちゃくちゃな「暴論」です。

例え話で表現すれば、火事が発生し、119番に電話した時、「○○が燃えてます」と通報するのが普通であり、「火事だ、助けてくれ!!」と電話口で叫ぶ人など、いるはずがない、と平然と冷酷に主張するようなものです。

著者の、この主張は、「セクハラ」や「ヘイト・スピーチ」と同じ、「言葉の暴力」と言っても過言ではありません。
著者が、それをまったく認識していないだけです。

上記の引用部を読んだ時、子どものころから飛行機が好きだった私は、「身の毛がよだつ」思いがしました。
冗談ではなく、本当に「寒気」がしました。

本来ならば、このような発言は、決して行ってはなりませんが、「ふざけるな、この野郎。乗員乗客、全員を殺す気かっ。テメエ!!!!!」と、怒鳴りつけてやりたい心境です。

著者は、自分が「何を言っているのか」まったく分っていません。
分ろうとも、していません。
ただ、自分の言いたいことを、言いたいだけ言えば、それで良いと思っています。
その結果、社会に対して、多大な「虚論」をまき散らしているのです。


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「ドーン」という衝撃音だけなら何も被要撃信号「スコーク77」を発することは必ずしもないと思える。
管制所に「アンコントロール(操縦不能)」を連絡するのが普通と思える。
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著者は、「普通」という言葉の意味が分っていません。

123便に限らず、飛行中の航空機で、「ドーン」という大きな異常音がしたら、一大事です。
決して、「普通の出来事」ではあり得ません。
完全に、「異常な出来事」です。

「アンコントロール(操縦不能)」を連絡するのも、決して「普通の出来事」ではありません。
本来なら、起こり得ない、完全に「異常な出来事」です。

「……普通と思える」とは、決して言える状況ではあり得ません。

著者は、航空技術以前に、「日本語」が分っていないと、言わざるを得ません。

上記の引用部は、たった二つの文でありながら、このように、いくつもの「虚論」が重なり合っています。


[留意点]
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「ドーン」という衝撃音だけなら何も被要撃信号「スコーク77」を発することは必ずしもないと思える。
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「被要撃信号」の部分を別にすれば、著者の指摘は、ある程度正論と言えます。

それどころか、「ドーン」という衝撃音が聞こえただけで、ただちにスコーク7700を送信したのは、明らかに早過ぎます。

本来ならば、衝撃音の原因を探し、それに基づき、対応策を取るのが先です。

いきなり、スコーク7700を送信したのは、123便の運航乗員たちが「衝撃音の原因をすでに知っていた」可能性を強く示唆しています。

だからこそ、海上自衛隊の無人標的機が、誤って123便に衝突したとの説が、根強く言われているのです。

私自身は、何がぶつかったかは別として、「誤射に見せかけた、意図的な攻撃」と受け止めています。


既存の記事: 
『JAL123便墜落は「事故」に見せかけた「大量殺人事件」』
2015年12月07日
https://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2015/12/07/7940407


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<長文のため、8分割しています>

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