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(新・新版) 21世紀は宇宙文明時代
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「FS」ならば、「飛行機の操縦」が素人でも自由に出来ます(12)2017年07月27日

[カテゴリ: 航空全般>その他]

第11回目の記事から続きます。
http://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2017/07/22/8625526

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前回(第11回目)の記事で紹介した、日本航空の「旧乗員訓練センター」にあったシミュレータは、「FFS」と言います。

「FFS」とは、「フル・フライト・シミュレータ」のことです。

「フル」とは何か?

「完全なシミュレータ」という意味です。

「何が完全」なのか?

パイロットの操縦にともなって、機体が実機同様に「動き回る」のです。

もちろん実機ではないので、あくまでも「擬似的」な動きです。

操縦している人間の側から見て、例えば、上昇している、下降している、といった「感じを与えるような動き」をします。

つまり、上昇中だからといって、人間の乗っている「機体部分」が、単純に上昇する動きをするとは、限りません。

シミュレータ装置を、外側から見た限りでは、上昇とは思えない動きをしている場合もあり得ます。

あくまでも、装置の中にいる人間から見て、「あたかも上昇しているかのような、感覚を与えるように」、動くのです。

人間が乗っている「機体部分」を動かすのが、油圧装置です。

単純に一言で表現すれば、前後、左右、上下の6方向に動くので、「6軸モーション装置」と言います。

日本航空「旧乗員訓練センター」にあったシミュレータとは、まったく異なりますが、「FFSの操縦体験記事(他者サイト)」を、以下に掲げます。

この記事中に、「油圧装置の動き」に関する説明があります。

『ジャルパックが販売する「JTAフライトシミュレーター操縦体験」でパイロット気分を堪能』
(日本トランスオーシャン航空が訓練に使っている“ホンモノ”を体験できる)
(2016/1/29 00:00)
<トラベル Watch>
http://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/tabirepo/740626.html

「JTA(日本トランスオーシャン航空)」の、沖縄にあるシミュレータの操縦体験記事です。

同社で、毎年か、不定期か、良く分かりませんが、3月ごろに、一般人向けに、シミュレータ操縦体験を実施しています。

ただし、値段が高いので、私には、とても手が出ません(笑)。
(さらに、車の運転免許証など、顔写真付の身分証明書が必要です)。

予算や、時間があるならば、一度ぐらいは、ぜひお勧めします。

「すごい体験」が出来ると、思います。


フル・フライト・シミュレータの構成図

(図1) フル・フライト・シミュレータの構成図
(出典: 航空用語研究会・編『絵でみる 航空用語集』(産業図書)を引用、追記)

※※ 図を参照しながら、本文をご覧になる場合、当記事を「二つのタブ」で同時に開き、一方のタブを「図の表示専用」にすると、非常に便利です。


前述の「JTAフライトシミュレーター操縦体験」の記事では、シミュレータ装置を、大体は「下から見上げた画像」を掲げています。

この「図1」では、逆に、上から「見下ろした図」になっています。

図で、「右端中央部」に、以下の説明があります。

(引用)
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ビジュアル表示ユニット(風防に機外の光景が映し出される)
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(引用、以上)

この文中で、「風防」とは、シミュレータではなく実機で、操縦室の周囲を取り囲んでいる、機外を見るための「窓全体」を指します。

「風防ガラス」という表現もあります。

「図1」で、右側にある「フライト・コンパートメント」に、人間が出入りするための通路が、「引込式昇降橋」です。

「空調ユニット」は、人間が乗っている「フライト・コンパートメント」の冷暖房用です。
(酸欠にならないように、換気も行っているはずと思います)。

『B767フルフライトシミュレーター 体験ツアー』(動画)
2008/04/08 に公開
<CanTourCM>
https://www.youtube.com/watch?v=G68dyvWjSj4

画質が、かなり悪いですが、それなりに「迫力がある(おもしろい)」ので、一応、掲げておきました。

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今回の記事も、やはり、次回に、持ち越しで続きます。

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<以下、長文のため、第13回目に続きます>

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