(続編) JAL123便-このたび頂いた「コメント投稿」へのお返事を差し上げます(19) ― 2021年08月06日
「 (続編) 第18回目の記事」 から続きます。
https://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2021/07/24/9401245
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「前回 (第18回目) の記事」 に引き続き、(R-6: 他者ブログの記事) の問題点に関して述べます。
(R-6: 他者ブログの記事)
『JAL123便墜落事故-真相を追う-そしてミサイルは発射された(4)』
2009-11-10 07:44:51 / JAL123便墜落事故
https://blog.goo.ne.jp/adoi/e/25ff2d4b2e8dd8aa893cf13d919dd906
この一部を引用します。
ただし、ご覧の通り、長文です。
改行を加えず、そのまま引用しています。
(R-6-1: 他者ブログの記事を引用)
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■半分不発は当たり前の空対空ミサイル
「ミサイルが激突すれば爆発するはずだ」とどなたかがコメントしていたようですが、衝撃を受けるたびに爆発していたのでは、戦闘機が事故や不時着を起こすたび大爆発、下手したら基地内や、空母の甲板上で核爆発が起きていたでしょうね。
ミサイルの爆発は簡単に言えば起爆装置が制御しています。この感応精度を上げれば理論上は当然爆発しやすくなりますが、アニメの世界と違って、基地をスクランブル発進した戦闘機が必ずミサイルを発射して帰ってくるわけではありません。戦時中でなければ、多くの場合にミサイルを搭載したまま帰還するでしょうし、発射されなかったミサイルは地上で再び整備を受けなければなりません。
ミサイルは戦地を飛ぶことよりも、自軍の管轄内に存在していることの方がはるかに多いですし、爆発物としてのミサイルを整備するのは自軍の整備兵です。現実の軍事では、武器の取り扱い事故を減らさなければならないという、極めて泥臭い問題も抱えています。ですから、起爆装置の感応精度が有る程度の範囲に制限されるのは当然のことです。「ぶつかりゃ大爆発」なんていうミサイルは、危なっかしくて、おそらくどこの軍隊でも採用されないでしょう。
感応精度に制限がかかる以上、起爆に至らない不発弾の問題も当然発生してきます。
「不発率(ふはつりつ)」という言葉があります。打ち出したミサイルや魚雷の内、どれくらいの割合で不発になるのかを表す数字です。相手戦力を測定する上で重要な情報となりますから、公表されることはまずありません。第2次世界大戦中の魚雷の不発率については、米軍が公表したデータを見た記憶がありますが、確か、9割以上不発だったはずです。まさしく「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」のレベルです。
B氏が入手した軍事情報によると、米国の巡航ミサイル「トマホーク」の不発率も湾岸戦争当初は9~8割のレベルだったが、戦争末期になってやっと5割以下のレベルになったとのこと。2発打ち込めば1発が起爆。B氏によると、それでもかなり性能がいい方だそうです。
1980年代のミサイル技術の集大成である巡航ミサイルですらそのレベルですから、当時の一般の戦闘機が搭載している空対空ミサイルの不発率も、最も良くて5割程度とみなすべきでしょう。
■そして123便の場合
以上の点から、大型民間航空機である123便を戦闘機が狙ったとしたなら、撃ち落すためには装備しているミサイルを全弾を打ち尽くすくらい発射するでしょうし(4発以上)、また、その内の半分は不発弾として残っている確率が高いと予想されるのです。
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(R-6-1: 他者ブログの記事を引用。以上)
この (R-6-1: 他者ブログの記事を引用) は、文章全体で、意識的に 「論理のすり替え」 を行っています。
そのため、長いですが、やむなく文章全体を、あえて引用しました。
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以下、(R-6-1: 他者ブログの記事を引用) を、細かく見て行きます。
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■半分不発は当たり前の空対空ミサイル
「ミサイルが激突すれば爆発するはずだ」とどなたかがコメントしていたようですが、衝撃を受けるたびに爆発していたのでは、戦闘機が事故や不時着を起こすたび大爆発、下手したら基地内や、空母の甲板上で核爆発が起きていたでしょうね。
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(R-6-1A: 他者ブログの記事を引用。以上)
ここで、いきなり 「論理のすり替え」 を行っています(笑)。
笑うしか、ありません(笑)。
>「ミサイルが激突すれば爆発するはずだ」とどなたかがコメントしていた
この 「コメント投稿者」 は、ミサイルが、目標に命中した時に 「>激突すれば爆発するはず」 と発言しているのは、明らかです。
ところが、それに対して、
>衝撃を受けるたびに爆発していたのでは、戦闘機が事故や不時着を起こすたび大爆発、下手したら基地内や、空母の甲板上で核爆発が起きていたでしょうね。
「>戦闘機が事故や不時着を起こす」 話に、「すり替え」 ています。
同じ 「>激突 (>衝撃)」 でも、両者は、「まったく別次元の話」 です。
これについては、後述します。
なお、この 「コメント投稿者」 が、実在するかどうか、疑問を感じます。
>どなたかがコメントしていたようですが、
「どなたかが、コメントしていた」 と、言明していません。
「>コメントしていたようですが、」 と、非常に 「あいまいな表現」 をしています。
したがって、この 「コメント投稿者」 が、実在しない可能性も、あると思わないではいられません。
「いかにも、このコメント投稿が、あったかのような振り」 をして、自分に都合のいいように、「すり替え論理を作り上げた」 可能性もあると、言えます。
(ただし、断言は、できませんが)。
(R-6-1B: 他者ブログの記事を引用)
※ 「原文にはない改行」 を加えています。
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ミサイルの爆発は簡単に言えば起爆装置が制御しています。
この感応精度を上げれば理論上は当然爆発しやすくなりますが、アニメの世界と違って、基地をスクランブル発進した戦闘機が必ずミサイルを発射して帰ってくるわけではありません。
戦時中でなければ、多くの場合にミサイルを搭載したまま帰還するでしょうし、発射されなかったミサイルは地上で再び整備を受けなければなりません。
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(R-6-1B: 他者ブログの記事を引用。以上)
ここでも、(R-6-1A: 他者ブログの記事を引用) と同じ 「論理のすり替え」 を行っています。
ミサイルを搭載したまま基地に帰投した戦闘機が、「事故などを起せば、大変なことになる」 という話に、誘導しています。
これについても、後述します。
(R-6-1C: 他者ブログの記事を引用)
※ 「原文にはない改行」 を加えています。
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ミサイルは戦地を飛ぶことよりも、自軍の管轄内に存在していることの方がはるかに多いですし、爆発物としてのミサイルを整備するのは自軍の整備兵です。
現実の軍事では、武器の取り扱い事故を減らさなければならないという、極めて泥臭い問題も抱えています。
ですから、起爆装置の感応精度が有る程度の範囲に制限されるのは当然のことです。
「ぶつかりゃ大爆発」なんていうミサイルは、危なっかしくて、おそらくどこの軍隊でも採用されないでしょう。
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(R-6-1C: 他者ブログの記事を引用。以上)
ここでも、(R-6-1A: 他者ブログの記事を引用) と同じ 「論理のすり替え」 を行っています。
ミサイルを搭載した戦闘機ではなく、「基地に保管してあるミサイルが、衝撃によって暴発したら、大変なことになる。したがって、「>起爆装置の感応精度」 を、意識的に抑えるのは当然だ」、という話に誘導しています。
これについても、後述します。
(R-6-1D: 他者ブログの記事を引用)
※ 「原文にはない改行」 を加えています。
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感応精度に制限がかかる以上、起爆に至らない不発弾の問題も当然発生してきます。
「不発率(ふはつりつ)」という言葉があります。
打ち出したミサイルや魚雷の内、どれくらいの割合で不発になるのかを表す数字です。
相手戦力を測定する上で重要な情報となりますから、公表されることはまずありません。
第2次世界大戦中の魚雷の不発率については、米軍が公表したデータを見た記憶がありますが、確か、9割以上不発だったはずです。
まさしく「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」のレベルです。
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(R-6-1D: 他者ブログの記事を引用。以上)
ここでも、(R-6-1A: 他者ブログの記事を引用) と同じ 「論理のすり替え」 を行っています。
「>起爆装置の感応精度」 を、意識的に抑えた結果として、「>不発」 が生じるのではありません。
これについても、後述します。
(R-6-1E: 他者ブログの記事を引用)
※ 「原文にはない改行」 を加えています。
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B氏が入手した軍事情報によると、米国の巡航ミサイル「トマホーク」の不発率も湾岸戦争当初は9~8割のレベルだったが、戦争末期になってやっと5割以下のレベルになったとのこと。2発打ち込めば1発が起爆。B氏によると、それでもかなり性能がいい方だそうです。
1980年代のミサイル技術の集大成である巡航ミサイルですらそのレベルですから、当時の一般の戦闘機が搭載している空対空ミサイルの不発率も、最も良くて5割程度とみなすべきでしょう。
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(R-6-1E: 他者ブログの記事を引用。以上)
ここでも、(R-6-1A: 他者ブログの記事を引用) と同じ 「論理のすり替え」 を行っています。
「>巡航ミサイル「トマホーク」」 の場合も、「>起爆装置の感応精度」 を、意識的に抑えた結果として、「>不発」 が生じるのではありません。
これについても、後述します。
(R-6-1F: 他者ブログの記事を引用)
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■そして123便の場合
以上の点から、大型民間航空機である123便を戦闘機が狙ったとしたなら、撃ち落すためには装備しているミサイルを全弾を打ち尽くすくらい発射するでしょうし(4発以上)、また、その内の半分は不発弾として残っている確率が高いと予想されるのです。
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(R-6-1F: 他者ブログの記事を引用。以上)
ここでは、以上述べた、(R-6-1A: ~ R-6-1E: 他者ブログの記事を引用) とは別の、「論理のすり替え」 を行っています。
これについても、後述します。
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このように、「論理のすり替え」 をしつこく行っているのは、「123便を、戦闘機の空対空ミサイルで撃墜するのは困難」 という結論に、誘導するのが目的なのは明らかです。
しかし、「123便」 が、いわゆる 「御巣鷹山」 で墜落したのは、事実のはずです。
そこから逆算すれば、「戦闘機の空対空ミサイルで、撃墜は困難」 と、いくら力説しても、無意味のはずです。
(墜落原因が、「撃墜による」 場合ですが)。
これに関しても、後述します。
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「次回の記事」 に、これらを 「引き継ぎ」 ます。
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<以下、長文のため、第20回目に続きます>
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(注) 「以下」 は、新しいブログ 『(新・新版)21世紀は宇宙文明時代』 に存在しています。
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